8月14日(土)J2 第22節 岡山 vs 徳島(19:00KICK OFF/カンスタ)
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岡山にしてみれば、連敗は決して許されない。岡山は一度負けると、ズルズルと負けが続く傾向がある。今後、健全な戦いをしていくために、ここで集中力を取り戻さなくてはならない。前節の横浜FC戦では、前半のいい流れが、後半に入って途切れた。パスミスからボールを奪われ、踏ん張り続けた堅い守備は、何度か瞬間的に歪(ひず)んで、2失点完封負け。『キング・カズ』にゴールを献上したことで、Jリーグは盛り上がったけれど、岡山にとっては悔しさ以外の何物でもない。一刻も早く力をつけて、別の形でJの盛り上がりに貢献したい。
ただ、「負けはしたけれど、ベースは崩されていない」と、岡山・影山雅永監督は悲観的ではない。今は「さらにいいボールの奪い方をして、その後の展開に持ち込むこと」が課題だ。岡山の再開後4試合の総ゴール数は3。FW三木良太、ボランチのキム・テヨン、田所諒が決めている。三木と李東明はタテになる形で2トップを組み、的を絞らせない動きでロングボールやクロスに対応するが、ここに、サイドの選手のドリブル突破などオプションと、ゴール前にボールを進める回数を増やしていくことが必要だ。MF喜山康平は元々、ゴールへの意識が高い選手だが、最近のMF川原周剛にも変化が見られる。彼の、アグレッシブにゴール前に近づいていく姿勢が、アシスト、ゴールを生み出す可能性は高い。
徳島との前回のゲーム(第9節)では、アウェイの岡山が逆転勝利を収めている。実は2009シーズンも、最初の対戦では1−0で岡山が徳島に勝利した。しかし徳島には、「同じ相手に2度は負けない」(徳島・美濃部直彦監督)チームのプライドがある。昨シーズンでいえば、初戦を取った岡山はその後、0−1、1−4で敗れている。そのプライドは、後半戦に入って続いた上位チームとの対戦での集中した守備、全員のハードワークに表れている。鳥栖戦に2-1で勝利、東京V戦、柏戦ともに1-1のドロー、前節・甲府戦に0-1で敗北という結果だが、ここから実を結び始めるのではないだろうか。
過去4試合からくる攻撃部分での欲求不満と、前回敗れた相手に対して、同じ轍を踏まない強いメンタリティ。これが今節・徳島の特徴だ。今までどちらかというと守備に時間を割くことの多かったサイドバックの平島崇、輪湖直樹、中盤の濱田武が攻撃に転じ、エース・津田知宏、裏への飛び出しの上手い佐藤晃大がどん欲にゴールを狙ってくる。今節の出場停止選手は、岡山が田所諒。徳島がペ・スンジン。田所は今週のトレーニングマッチでも変わらず大きな声で周囲を鼓舞し、練習後もシュート練習を行なっていた。今、彼のようなメンタリティを持つ選手が岡山の主軸をなしている。彼らは、徳島の動き出しのよさとスピードを制することが出来るだろう。両チームの緩まないメンタリティが、この勝負を分ける。
以上
2010.08.13 Reported by 尾原千明
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