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【J2:第22節 千葉 vs 熊本】プレビュー:千葉の勝利の鍵は追加点を奪い取る力。前線に選手が飛び出す熊本の攻撃にしっかり対応し、『人』も意識して守りたい。(10.08.14)

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8月14日(土)J2 第22節 千葉 vs 熊本(19:00KICK OFF/フクアリチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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千葉はJ2リーグ戦第20節で大分に5−0と大勝。その勢いを生かすべく、続く第21節、出場停止明けのマーク・ミリガンが復帰した以外、メンバーを変えずに3位の千葉とは勝点差5の5位・鳥栖(第20節終了時)との対戦に臨んだ。前半の千葉はFW深井正樹のシュートを皮切りにMF谷澤達也が連続で得点機を作るが、シュートの精度を欠いてノーゴール。だが43分、CKを谷澤が蹴ると鳥栖のDFがクリアミスをして、オウンゴールという幸運な形で千葉に先制点が入った。追加点が欲しい後半の千葉だったが、序盤のFWネットの決定機はシュートがゴールポストに当たって外れるなど、課題の決定力不足が顔をのぞかせる。それでも1−0で勝てればよかったが、70分、鳥栖のMF藤田直之に同点ゴールを許し、結局、1−1の引き分け。同節、4位の福岡が愛媛に2−0の勝利を収め、千葉との勝点差は5から3に縮まった。

FIFAワールドカップ・南アフリカ大会によるJ2リーグ戦の中断明けの4試合で、千葉は1勝2分1敗と波に乗れていないが、第21節終了時で6位(千葉とは勝点差5)の熊本も千葉と同じく1勝2分1敗。千葉がやや足踏みをしているうちに追い越して3位につけたかったが、千葉にお付き合いしてしまった。新戦力のFWカレン・ロバートは移籍後の初戦、第19節富山戦でいきなりゴールを決め、2−0の勝利に貢献。だが、第20節草津戦は0−1で敗れ、熊本の高木琢也監督は第21節岐阜戦のスタメンを第20節から3人代え、システムを2トップから1トップに変更。岐阜のボランチのMF橋本卓をケアさせるためスタメン起用したMF藤田俊哉を1・5列目に置いた。
前半は岐阜に自由に攻撃させなかったものの、自らも攻撃のビルドアップでミスが出て苦戦し、59分に失点。だが、その直後、カレン・ロバートのマイナスのパスを駆け上がって受けた藤田がダイレクトシュートを決めた。一気に逆転に持ち込みたかった熊本だが、岐阜の猛攻をGK南雄太の好守でしのぐのが精一杯。一発を期待されての交代出場だったFWファビオは2度の警告で退場処分(今節は出場停止)となり、1−1で引き分けた。

今節の千葉は、前節で2度の警告で退場処分となったDFマーク・ミリガンが出場停止。だが、やはりマーク・ミリガンが出場停止だった第20節ではDF福元洋平が奮闘を見せただけに、今節も期待がかかる。また、前節は選手交代の影響でボランチに位置を下げた鳥栖の藤田がペナルティエリアに走りこんできたのをマークしきれず、シュートを打たせて失点してしまった。好調時の熊本はFWを追い越して前線に選手が次々と飛び出してくるだけに、『ボール』だけでなく『人』の動きにもしっかり対応したい。

前節も1−1に追いつかれてしまったが、今季の千葉は1−0の勝利がまだない。試合後の江尻篤彦監督や選手が語っていたように、前節は流れの中からゴールが奪えていれば勝利という結果が得られたかもしれない。熊本との初対戦だった今季のJ2リーグ開幕戦では、60分にMF倉田秋のゴールで先制したものの、後半ロスタイム(90+4分)に熊本のDF市村篤司(現在は負傷欠場中)に得点されて1−1で引き分けた。今節は千葉にとって先制点以上に追加点奪取が重要な一戦。思い切りよく攻めきる試合を見せてほしい。

以上

2010.08.13 Reported by 赤沼圭子
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