![チケット販売はこちら チケット販売はこちら](/jsgoal_archive/images/icon_news_ticket.gif)
![リアルタイムスコアボード リアルタイムスコアボード](/jsgoal_archive/images/icon_news_score.gif)
スカパー!生中継 Ch186 後05:50〜
☆ついに1等的中サポ登場!クラブ対抗totoリーグ投票受付中
----------
★どっちが勝つ?Voter[8日16時現在、岐阜103700票 vs 熊本158755票!]
前節、富山に逆転負けを喫した岐阜。アウェーでのこの敗戦は、勢いに乗りかけていたチームにとって非常に痛い敗戦であった。
今節の岐阜はCB田中秀人が出場停止となっており、CB吉本一謙のパートナーを誰にするかに注目が集まる。前半戦の戦いを見ると、左サイドバックの秋田英義が入る可能性があるが、右サイドバックの野垣内俊もCBが出来、出番から遠ざかっていた川島眞也もいるし、新しく加入した新井涼平もこなすことが出来る。果たしてどの組み合わせで挑んで来るのか、ここが注目だ。
前節において、岐阜にとって大きかったのが、ついに悩めるストライカーにゴールが生まれ、新戦力がアシストを決めたことだ。1-1で迎えた36分、33分にFW西川優大に代わって投入されたばかりのFW佐藤洸一が、MF池上礼一のパスを受け、豪快にゴールネットを揺らした。
佐藤は昨年、チームの得点王として躍動し、チームを牽引してきたエースストライカーだったが、今年は一転してゴールから遠ざかり、試合をこなすごとにプレーの精彩を欠いていく悪循環に陥っていた。後半戦に入ってからも、嶋田正吾と西川にレギュラーポジションを明け渡し、彼にとっても我慢の時間が続いていた。そんな中で、交代出場した途端に、岐阜関係者誰もが待ち望んでいた洸一ゴールが生まれた。しかもアシストを決めたのが、前々節の愛媛戦でデビューしたばかりの池上。これがチームにもたらす影響は大きい。結果は逆転負けで、冒頭で述べたとおり、痛い敗戦であることには変わりは無いが、光は十分に差し込んでいる。
あとは、どの組み合わせをチョイスするか、そしてどういう戦い方をしてくるのかだ。熊本はFWカレン・ロバートが新加入したことで、前線でのスピードは増した。カレンのほかにも、松橋章太という韋駄天もいるし、ラインを高くして臨めば、裏を突かれる危険性があるし、引きすぎても藤田俊哉などのベテランプレーヤーがペースメーカーとして機能してしまう。前節の草津戦では、相手の徹底したブロックディフェンスに手を焼き、裏のスペースへの展開が出来ず、後手に回った。パスの出所の前に壁を築き、DFラインはリトリートしながら、FWのスピードを消す。徹底した守備が熊本を苦しめていた。
岐阜も同様のことをするのか、それともチームコンセプトのゾーンディフェンスでそれぞれがケアをしながら、奪ってからの複数人がかかわるカウンターで勝利への道筋を切り開いていくのか。注目点はここにあるだろう。
真夏の岐阜は暑い。この暑さを吹き飛ばす勝利をサポーターは願っている。これまでホームで2連勝した後引分けと徐々に、長良川球技メドウでの『勝ち癖』も付いてきているだけに、ここできっちりと勝って、メドウの不敗記録を伸ばしたいところだ。
以上
2010.08.07 Reported by 安藤隆人