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【J1:第11節 G大阪 vs 京都】G大阪側レポート:『重さ』を感じた90分。攻撃に迫力を感じられないまま引き分けで終了(10.07.15)

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7月14日(水) 2010 J1リーグ戦 第11節
G大阪 1 - 1 京都 (19:05/万博/9,093人)
スカパー!再放送 7月16日(金)後09:30 Ch.183
得点者:47' 平井将生(G大阪)、62' 角田誠(京都)
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梅雨が明けない関西地方はこの日も雨。試合前には一旦、雨が上がったものの湿度は89%まで跳ね上がり、スタジアム全体がうだるような暑さに見舞われる。しかも一度は止んだと思われた雨も、試合開始後は再び強く降ったり、小雨になったり、といった状況。ピッチコンディションも決して良くない中でJ1リーグ再開を告げる一戦が幕を開ける。

この中断期間にはいろいろなメンバー、システムを試して来たG大阪だが、後半戦最初のスターティングメンバーに選ばれたのはGK藤ヶ谷陽介、DFラインが右からDF加地亮、DF中澤聡太、DF山口智、DF安田理大。中盤は右からMF橋本英郎、MF武井択也、MF明神智和、MF二川孝広。2トップは FWルーカス、FW平井将生が構成する。ワールドカップでチームを離れていたMF遠藤保仁は12日に合流したばかりということで、メンバー入りはせず。また新加入のFWイ・グノも規約上出場できないことから、2人揃ってベンチ外からの観戦となる。
再開直後、またG大阪にとっては巻き返しを図るための大事な一戦ということで、どのような試合の入り方を見せるのか、楽しみにしていたが、残念ながらスタジアム全体を襲った重苦しい暑さと同様に、立ち上がりのG大阪も全体的に運動量が上がらず、重い雰囲気を漂わせて試合を進めていく。しかも、生命線ともいえる『中盤』でのミスも目立ち、なかなか前線にボールを運べない。京都の4バックプラスアンカーに入ったDF安藤淳が固い守備を展開したこともあったが、それ以前にG大阪にミスが目立ち、また個の運動量が少ないこともあって、効果的な攻撃を仕掛けられない時間が続く。

その状況を打開するべく「スピードをあげて、自分たちで狙いのあるボールをゴール前に入れていけ!」という西野朗監督のもとでスタートした後半は、ややテンポアップ。その立ち上がりの時間帯、47分にMF武井択也のスルーパスに合わせて飛び出したFW平井将生が相手DFのミスも誘ってうまく先制点を奪い取る。
だが後が続かない。15分あたりまではペースを引き寄せたまま試合を運んだG大阪だが、運動量の低下は顕著で、逆にメンバーを代えることで徐々にテンポを上げてきた京都に押し込まるシーンが目立つ。そんな中、62分には角田誠にゴールを決められ失点。試合を振り出しに戻されてしまう。

その後も前線でタメのある攻撃ができず、リズムを見出せないG大阪は74分にMF佐々木勇人を、84分にFWチョ ジェジン、FW宇佐美貴史を投入。顔ぶれを変え、前線に厚みを持たせることで攻撃の糸口を見出そうとするが、相変わらずゴールが遠い。FWチョが前線でポストになることによって、そのこぼれ球からの2次攻撃、3次攻撃は多少見られるようにはなったが、相手の守備を切り裂くような決定的なシーンを作り出すことはできない。加えて、試合終盤に手にした再三にわたるセットプレーのチャンスもゴールに結びつけることはできず、攻撃の迫力不足が否めないまま、引き分けで試合終了。
中断明け、最初の試合ということもあり「久しぶりの試合なので、いい試合は成立しないということはわかっていた(西野朗監督)」とはいえ、それにしても、中断明け最初の試合だからこそ、あまりにも選手のコンディションが悪かったことが気になった。

以上

2010.07.15 Reported by 高村美砂
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