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【川崎F:代表選手帰国報告会見】出席者のコメント(10.07.02)

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会見後、4選手でフォトセッションを行った。

本日、川崎市麻生グラウンドにて川崎フロンターレのワールドカップ代表選手帰国報告会見が行われれました。川島永嗣選手、鄭大世選手<北朝鮮代表>、中村憲剛選手、稲本潤一選手)の4選手が会見に臨みました。
会見でのコメントは下記の通りです。
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■再開後の川崎F試合スケジュール
7月14日(水)J1 第11節 川崎F vs 大宮(19:00KICK OFF/等々力チケット販売はこちら
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●武田信平代表取締役社長:
「皆さんおはようございます。朝早くから多くの報道の方が集まっていただきありがとうございます。4選手が無事に帰国しました。大変疲れていると思いますが、元気な顔を見せてくれて大変うれしく思っております。また日本代表ですが、残念ながらベスト8にはいけませんでしたが、予選リーグでしっかり2勝して突破したと。素晴らしい成績だったと思います。そのことによって日本全体が湧きあがり、また一体感が生まれたんだと思います。日本代表のチームとして一丸となって戦ってくれた選手達に心からお礼を言いたいと思います。
ワールドカップ前の記者会見でもお話させていただきましたが、成績・勝敗は別にして、持てる力を100%出して、日本のファン・国民に感動を与えるような試合をしてほしいと送り出しました。これは4選手だけでなくて、本当に代表選手は持てる力を100%出して戦ってくれたと思います。4選手もそれに恥じないプレーをしてくれて、フロンターレ代表として誇りに思うところです。北朝鮮については、結果として予選突破できませんでしたが、鄭大世は特にブラジル戦でいいチャンスもありましたし、1点を取ったあの折り返しのパス、いいパスを出して、ブラジルに対し一矢を報いてくれて、素晴らしいプレーをしてくれたと思います。
これから帰ってきて、自分のチームに合流するわけですが、しばらく完全休養を取って(チームに)合流した上で、7/14の再開に向けて頑張ってもらいたいと思います。
トーナメントの試合の後で、長谷部選手もお話されていましたが、私も国内リーグということで、多くの人に応援をいただきたいなと。また我々としても、それにお答えできるような成績を残して、念願であるタイトルを勝ち取りたいと思います」

●川島永嗣選手:
「皆さんおはようございます。昨日帰国して自宅に着いてから12時間も経っていないのですが、無事日本に帰って来ることができました。今回日本代表として掲げていたベスト4という目標には届いませんでしたが、本当にチーム一丸となって戦って得たベスト16という結果は、本当に今後にも役立っていくものだと思いますし、試合に出ることができてかけがえのない経験ができたと思います。選手としてこの経験を活かすことはもちろんですが、また今後日本のサッカーにとっても良い財産となるように、自信をもちながらも過信することなく前に進んでいければと思います。
今回、応援してくれた川崎のサポーター、そして日本の全てのサポーターに感謝したいと思います。ありがとうございました」

●鄭大世選手:
「おはようございます。今回、僕らは3戦全敗という結果に終えてしまいましたが、ワールドカップ前には強豪国を相手に意気揚々と勝つ心構えをしていました。終わってから感じるのは、相手に恵まれなかったということを実感しています。そういう強豪国相手にして、自分自身、3戦全敗でしたが、全く後悔はしていません。自分の実力で通じる部分、通じない部分ももちろんあったのですが、自分の良いところも悪いところも全て露呈しされたと思っています。こういう大舞台で結果を出せない自分を嘆いたし、だからこそそれを糧につなげていこうと思いました。ワールドカップは終わってしまいましたが、自分のサッカー人生は、これからまた新しいスタートをすると思っています。本当に今回結果は出ませんでしたが、沢山のメディアの方、フロンターレサポーター、沢山の国民の方からの応援から力をもらいました。ありがとうございました」

●中村憲剛選手:
「日本代表として行く前に『自分の全てを出したい』という話しをして行きましたが、出場は4試合中1試合で、それほど出場することはできませんでしたが、本当にベスト16に進出した日本代表のチームの一員として参加できたことを光栄に、誇りに思います。本当にいいチームだったと思うので、そこに参加できたことは、自分のサッカー人生の中で大きな経験になったと思います。この経験というのを、僕は今年30歳になるんですけど、次もリーグ戦も日本代表の活動もありますし、本当に一人のサッカー選手として、このワールドカップでの経験は大きなものがあったので、伝えていく義務があると思います。自分のプレーを続けて、もっともっと向上させて、日本のために頑張っていきたい。本当にいいチームだったので、正直、上に行きたかったなというのはあります。そういう意味では、自分がパラグアイ戦に出て得点に絡めなかったというのは悔いが残っていますし、逆にこの悔いというかその悔しさがある分、次につながったかなと思います。本当にこのチャンスをくれた皆さんに感謝していますし、これだけ日本が盛り上がっているということは、正直南アフリカではわからなくて、帰ってきた時にはすごいびっくりしました。それだけJリーグにも関心が集まると思いますし、本当に今度は川崎でしっかりプレーして、Jリーグでプレーして盛り上げて、日本サッカーを盛り上げていきたいと思います。川崎のサポーター、日本のサポーター、そして応援してくれた全ての皆さんに感謝したいと思います。ありがとうございました」

●稲本潤一選手:
「今回掲げていたベスト4にはいけなかったんですが、皆さんの心に残るような試合ができたことは、すごく自信を持っていいことだと思います。あまり試合には出れなかったですけど、今回の代表チームで南アフリカで戦えたことを光栄に思います。それと、今これだけサッカー熱を冷まさず、よりサッカーに目を向けてもらえるように、帰ってきた僕たちがする事というのは、プレーで見せること、後はサッカーを好きになってもらう子供たちを増やすことだと思うので、よりサッカーが日本の文化となれるよう、これからやっていきたいと思います」

質疑応答

Q:中村選手へ。現地に行かれたフロンターレサポーターが横断幕を掲げていたそうですが気付かれましたか?
中村選手:
「はい、気付きました。ちょうど稲さんと見つけて話しをしていました。(二人で)うれしいねって。ここまで来てくれたんだなと。いつもJリーグで見慣れているので、ほっとしました。嬉しかったです。感謝しています」

Q:4選手へ。昨日帰国されましたが、一晩経ってみてどうですか?
川島選手:
「本当に、日本に帰ってきた時に、関空であれだけのサポーターの方が待ってくれていたことにまずびっくりしましたけど、日本に帰ってきたという意味で、本当に家に帰ってきたという感じでほっとしました」

鄭選手:
「日本代表と同じ帰国便にも関わらず、沢山のメディアの方に来てもらってありがたかったです。自宅に着いた時に、お母さんとお姉さんと(お姉さんの)旦那さんがいて、ほっとして、ああワールドカップが終わったんだな、という寂しさと実感というのがありました。改めて次に向けて心を新たにしました」

中村選手:
「あまり寝ることができていないんですが、家に帰って、帰った時には子供は寝ていて、(子供の)寝顔を見て、すごく、ああやっと家に帰ってきたんだなと。朝起きて、子供も起きていつもの日常に帰ってきた感じです」

稲本選手:
「これだけの前の人の前で話すということも、向こうでは想像していなかったことですし。これだけ大騒ぎになっているというところはそんなに南アフリカでは伝わっていなかっていなかったので、皆さんが逃げないように(会場笑)おもしろいサッカーをしたいなというのが正直な感想です」

Q:4選手へ。Jリーグが再開しますが、ワールドカップの経験を活かしてどういうプレーをしたいか?
川島選手:
「今大会を通しての結果は別として、チームとしての戦いだったりとか、プレーを見て感動してくれたという意見を沢山もらいました。もちろん質の高いプレーとか、今まで以上のパフォーマンスというのを出さないといけないと思いますけど、それ以上に、人の心に残るようなサッカーを目指して、そういう姿勢を見せられたらいいなと思います」

鄭選手:
「ワールドカップでの大舞台での決定力、ああいう大舞台だからこそゴール前での落ち着きというのが、本当に足りないなと。去年、ナビスコカップ決勝の舞台でも、ゴール前での落ち着きという部分が足りなかったと思うので、やはり自分の職業柄、ポジション柄、自分が点を取ったら勝てるし、取れなかったら勝てないし、そういうシビアなところだと思っているので。ゴール前での落ち着きをどうするのか、答えを見つけていかなくてはいけないし、結果にこだわってやっていきたいと思います」

中村選手:
「本当に時間自体はすごい短かったんですけど、ワールドカップのピッチに立って、今はまだ整理はついていないんですが、たぶん得るものは大きかったと思います。それは自分の体にしみ込んでいると思います。何が変わったかというのはわかりませんが、帰ってきてフロンターレの試合があるので、本当に自分のこの1ヵ月で得たものというのは、大きかった。そういう意味では、とにかく自分のプレーにより磨きをかけて、チームの勝利に貢献して頑張りたいと思います。とにかく今はフロンターレでの試合がしたいです」

稲本選手:
「やはり、結果を出すというところが一番のところだと思います。もしこれで初戦負けていたら皆さん(報道陣)と会うことはなかったと思うので。結果を出していくことが、今掴んでいるファンを逃がさないために、より結果を求めてやっていきたいと思います」

Q:鄭選手から見た日本代表3選手の戦いぶり、日本代表3選手から見た北朝鮮代表での鄭選手の戦いぶりについて、それぞれ教えてください。
鄭選手:
「初戦カメルーン戦は、練習時間とかぶっていたので、ラスト10分だけ見たんですけど。チームメイトと役員の人と喧嘩しながらチャンネル争いを子供のようにしていたんですが、本当に熱かったし、日本代表やったなと思って。その次の日が試合だったので、ここで俺たちも(やってやろう)といういい刺激になりました。3戦目を前に、僕は1試合目、2試合目と結果を出していないところで、真のストライカー、真のスーパープレーヤーは、こういう大舞台で結果を出すものが本当のスターなんだなと思っていました。
その3戦目に、デンマーク戦をTVで安英学さん(大宮)と見ていました。本田選手のゴール前でのFKを見た時は絶句で、本当にそのプレー、結果というのは、大きな大きなプレッシャーとなって。次の試合では、絶対に、自分の中では『本田選手に出来て、自分は出来ない、そうなってはいけない』と思ってすごいプレッシャーになりました。そういう、いい意味でも悪い意味でも、すごい刺激になりました。広い意味でも、同じアジア勢として、韓国もベスト16に入って、オーストラリアは残念でしたが、日本代表を本当に応援していて、ベスト4には届かなかったですけれどベスト16に入って、本当におめでとうと言いたいです」

川島選手:
「僕はもうファン目線で見ていました。安くんとも名古屋時代に一緒にやっているんですけど、安くんとテセにボールが回っていくのを待っているような感じで、その時にどうするのかなと見ていて。テセにチャンスになりそうなところも興奮して見ていました。ワールドカップで、こうやってチームメイトが他の国の代表として出ているという機会は本当にないと思います。そういう意味では、自分たちのチームだけじゃない楽しみになったワールドカップでした」

中村選手:
「僕も(川島)エイジと一緒で、ブラジル戦は本当に興奮して見ていました。テセにボールがいった時に、何というかテセが新人だった時からずっと同じチームで見ていましたし、その選手がブラジル相手にどういうプレーをするのか興味深かったです。
だけどボールもった時にミスをしないでくれ、という変な親心みたいなものもあったりして、なんだろうな、ドキドキもしたし、ハラハラもしたし。けど、テセはテセらしくプレーしていたと思います。自信を持ってやっていたと思いましたし、テセ本人はそうは思わなかったかもしれないけど、俺は本当に見ていてうれしかったし、北朝鮮代表は残念な結果でしたけど、本当にみんなファイトしていたし、本当にチームメイトが他の国の代表として出ることはめったにあることではないですし、おもしろく見せてもらいました。本当にテセは頑張っていたと思います」

稲本選手:
「えー、申し訳ないですが、見ていないです。(会場笑。笑顔でテセ選手の方を見る)」

Q:印象に残った試合があれば教えてください。
川島選手:
「この大会の中で一瞬だったり、1試合を選ぶことは正直できないかなと思います。ただ、やはり(パラグアイ戦で)最後PKで負けた試合というのは何も考えられないくらい悔しかったですし、その悔しさもありながらやっぱり、自分たちの力で予選突破を決めたデンマーク戦で我を忘れて喜べたというのも、かけがえのない瞬間だったと思います。自分の今までの人生の中でも、本当にいい面も悪い面も選びきれない一瞬の連続だったと思います」

鄭選手:
「全ての試合が初めての経験で、どの試合も印象深かかったので、どの試合を選ぶかというのは本当に難しいと思いますけども・・・・いいですか、全部言って。
1戦目(ブラジル戦)は世界のブラジル相手にするというシチュエーションで、ああ、レベルが高かったんだなという意味で印象深かったです。
2戦目(ポルトガル戦)はブラジル戦で沢山の人の予想を覆しての善戦ということで、それでもやはりFIFAランキング105位の実力というのを露呈してしまった。そういう悔しさを味わった試合でした。
3戦目(コートジボワール戦)は相手に世界No1FWのドログバ選手、僕が目標としている一番好きなFWと対戦して、彼を間近で見れたことが非常に印象に残っていて、同じ人間とは思えない身体能力に、本当に感動しました」

中村選手:
「自分が出場したパラグアイ戦も印象に残っていますけど、それ以上にカメルーン戦で勝った時の盛り上がりと、デンマーク戦で勝った時の稲さんが真ん中で踊りながら喜んだシーンも僕は鮮明に覚えています。これ以上ないくらいチームで盛り上がれたので、すべての試合が僕には心に刻まれています」

稲本選手:
「大会前からの批判が多かった中、緊張感のある中での初戦で勝てたことが、自分の中では一番(印象に残った)」

Q:4選手へ。大会期間中に緊張感の中でのリラックス方法は?
川島選手:
「自分の時間というか、部屋にいる時間もたくさんありましたが、ジョージのホテルの中にゴルフがあったり、ビリヤードがあったり、卓球があったり、ダーツがあったり、ゲームがあったりと、みんなで楽しめるものがたくさんありました。朝散歩に行った時とかに、稲さんも一緒に行っていたんですけど、みんなでグループを作って対戦したのが楽しかったです」

鄭選手:
「僕らのホテルにはそういったたいそうなものはなかったんですが、リラックス方法は部屋に閉じこもることでした。ネルソン・マンデラについての本を読んだり(会場笑)、DSをずっとやっていました」

中村選手:
「僕は家族との電話です。あとパソコンのTV電話で子供の顔を見るのが一番リラックス法でした」

稲本選手:
「すごく静かなところで泊らせてもらっていて、オンとオフがしっかりできたことが一番のリラックスだったと思います。エイジも先ほど言いましたが、僕が、マリオカートで一番強かったことが一番うれしかったです(会場笑)」

以上
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