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【2010Jリーグプレシーズンマッチ 富山 vs 京都】レポート:柳沢の凱旋に会場は大入り。富山が持ち味を発揮してJ1勢からの初勝利で県民にアピール。(10.06.28)

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6月27日(日) 2010Jリーグプレシーズンマッチ
富山 2 - 1 京都 (16:04/富山/7,257人)
得点者:45'+1 黒部光昭(富山)、53' ディエゴ(京都)、82' 堤健吾(富山)
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J2のホーム開幕戦に次ぐ今季2番目に多い来場者7,257人が集まった。京都で頑張っている地元出身の柳沢敦と西野泰正が富山県民を惹き付けたのは間違いない。富山は思惑通りの注目のもとで、練習試合を含めて初めてJ1チームから勝利した。チームの存在をファンにアピールし、選手は自信を手にした。

富山はほぼベストメンバーが先発。京都の先発も主力級が顔を並べ、その中にMF加藤弘堅とルーキーGK児玉剛が抜擢された。
両チームともリーグ中断中のトレーニング期にあり、少なからず疲れが蓄積していた。特に京都はオフ明けの静岡・御殿場でのキャンプから富山に移動する強行日程。雨上がりで不快指数80を超える暑さと湿気も選手のパフォーマンスに影響した。
京都は前半からパスミスが多く、中盤と前線との連係にもスムーズさを欠いた。FWの柳沢、西野にボールが渡る場面も少なかった。後半は持ち直し、8分には交代したばかりのFWドゥトラがドリブルで右から切り込み、FWディエゴが中央から決めて同点。同28分にはFW鈴木慎吾のFKがGKの手を弾いてゴールポストを叩いた。シュート数は富山の12本を下回る9本だった。加藤久監督は「ひどいサッカーを見せてしまったことをお詫びしたい。疲れていても、意志の力で体を動かし、反応していく、自分へのチャレンジをみせてほしかった」と話した。

富山のリーグ戦再開向けたキーワードは「戦う姿勢」。その点について楚輪博監督は選手たちのプレーに及第点を与えた。失点リーグワーストの守備を再整備するために見直しを図っている「ファーストアプローチから連動がしっかりできていた」。J1の強豪相手に、しつこさ、粘り強さを発揮できたことを評価していた。
攻撃では、攻守の切り替えの速さでチャンスを数多く作った。先制点は前半ロスタイム、ショートカウンターからFW苔口卓也が右サイドから強烈なシュートを放ち、GKの弾いた球にFW黒部光昭が詰めた。後半37分の勝ち越し点はゴール左FKのクリアボールを拾い直して苔口が縦パスでFW石田英之へ、センタリングをDF堤健吾が押し込んだ。持ち味を発揮しての勝利といえる。

京都のサポーターに健在ぶりを示した黒部は「J2のチームにとってJ1(チーム)からの勝利は素晴らしいこと。僕自身も幸せな気持ち。大きな自信になる」と話した。楚輪監督は「リーグ再開に向けて、まだ修正している途中。パスワークや大きな展開を使った攻めにも取り組んでいきたい」。あと3週でさらに上積みを目指していく。

以上

■カターレ富山再開後最初のホームゲーム情報
7月24日(土)J2 第19節 富山 vs 熊本(18:00KICK OFF/富山チケット販売はこちら

2010.06.28 Reported by 赤壁逸朗
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