6月19日(土)2010FIFAワールドカップ南アフリカ オランダ vs 日本(20:30KICK OFF/ダーバン)
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※この試合はテレビ朝日系列、スカパー!、NHK-BS1にて生中継!
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●岡田武史監督(SAMURAI BLUE/日本代表):
「まず、明日このワールドカップという我々にとって最高の舞台で優勝候補であるオランダという素晴らしいチームと対戦できる事を本当に幸せに思っています。オランダが非常に洗練され、熟成されたチームであることは、我々も理解しています。簡単な試合にならないことも、理解しています。それでも我々にも勝つチャンスがある、可能性があると信じています。我々は明日、その可能性にかけてチーム全体の力でチャレンジしていきたいと思っています。以上です」
●長谷部誠選手(VfLヴォルフスブルク/ドイツ):
「明日は、オランダというホントに強いチームとできるという事で、いまから非常にわくわくしています。オランダは正直強いと思いますが、ボクたちは明日の試合、日本でたくさんの人が応援してくれていると思うので、絶対に勝ちに行きたいと思っています。以上です」
Q:ファンマルバイク監督に対する個人的な思いというのはありますか?
「それはどういう意味で、僕は特に、特別に彼と親しいわけではありませんしライバルでもないというか、戦っているわけでもないので、個人的に自分との戦いとは思っていません。
我々はひとりひとりの力は小さいかもしれないが、1+1を3にするようなチーム。それはその中に私も入っています。私一人の力では何もできないかもしれないですが、スタッフ、選手の力を合わせれば、大きな力になると思っています。そういう意味で、ファンダイク?ごめんなさい、監督さんとそれほど僕は意識は、これは本当に失礼ですが、名前までもあまり気にしていなかったので、それほど意識していません」
Q:09年9月の対戦は、我々にとってはラッキーでした。前半に3点を奪っていてもおかしくはなかった。しかしスコアは3-0で(オランダの勝利で)した。あの試合から何を学びましたか?
「昨年の9月。オランダ代表が試合をしてくれたという事は、我々にとって非常に大きな転換になりました。世界の一流のチームとアウェイで試合をできる機会がほとんどなかったので、そういう意味で我々の何が通用して何が通用しないのか、というのが非常に明確になったと。そういう意味であれからいろんなチャレンジ、変更をしてきて今になっています。ただ、オランダ代表もあれ以来の試合を見ていると、あれからだいぶ熟成されてきてよりいいチームになってきたと感じています。我々はあのオランダの試合から、対オランダ戦ということではなく、世界と戦うためにという大きな教訓をもらったと。そういう意味で非常に感謝しています」
Q:ファンマルバイク監督は日本がアグレッシブに戦ってくれることを望んでいると話していました。明日の試合はどのような戦い方をするのが望ましいと思っていますか?
「戦い方は得点者や相手の出方や、いろんな事で変わってくるので、戦いが終わった時にどうでもいいんですが、勝っていれば、結果さえ出ていればいいかなと。ただ、我々のベースとして、コンセプトのベースが攻守にわたってアグレッシブにハードワークする。全員守備、全員攻撃で攻守にわたってアグレッシブにハードワークすると。これはずっと変わらない事ですし、それを変えるつもりもないです」
Q:カメルーン戦は高地で低温。明日は低地で、高温。日本は低いところで合宿していて、オランダは高いところ。そういうところを含めて、何か戦い方に影響は?
「高地で戦うことに関しての馴化(じゅんか)ということでは、初戦に関してはほぼ完璧に成功していました。馴化指数というもののマーカーがあるんですが、これが非常に高いもので選手もなにも空気の薄さを感じずにできたと言っております。今度低地でやるのは、これは我々低地でやっているので、今までと全く同様で、影響はないと思っています。気温も今日ダーバンで練習しましたが、ジョージと、ジョージよりもちょっと気温は高いですが、その湿気がないのでそれほど苦痛にならないものではないかと思っていますので。標高の高低、それから気温の高低によってあまり影響されることはないと思っています」
Q:東アジアの3チームが頑張っていますが、どんな進化があったのでしょうか。
「大会前にイタリア代表のリッピ監督と色々話したときに、彼がもうこの大会ではどこのチームにも勝つチャンスが有ると。ただ、勝ち続けるかは別だと。今の世界のサッカーの中で、代表チームは常時強化できる訳じゃないので、今のレベルから考えるとどんなことでも起こるうると言っておられた。私もそれを信じていましたし、そういう意味でアジアのチーム、今非常にそれぞれに個性のある戦い方をするようになってきたと。南米にはアルゼンチンのサッカー、ブラジルのサッカー、チリのサッカーそれぞれに違うサッカーが、スタイルがあるように今、アジアのサッカーも韓国のサッカー、日本のサッカーであり、ノースコリア(北朝鮮)のサッカーであり、それぞれの特徴が出だしてきたと。そういう意味では進歩と言えるんじゃないかと。技術とかのレベルが進歩したとまでは言い切れませんが、そういうものができてきたんじゃないかと思います」
Q:本田選手がオランダでプレーしていましたが、彼の知識を利用しますか?
「それは長谷部に聞いた方がいいかもしれませんが、ボクには何も教えてくれません(笑)。なんか本田から情報得てる?」
「(長谷部):いいえ、聞いてないです(笑)」
「(岡田監督):オランダのサッカーの情報と言っても、例えば我々は対戦相手の選手の顔写真と名前をリラックスルームに貼っています。カメルーンの時はああ、この選手がこうかと言っていましたが、オランダの場合は全員、もともと知っている選手、ということで、それほど新たな情報を必要としないくらい、有名な選手たちだったという事だったと思います」
Q:長谷部選手に質問します。カメルーン戦の勝利で変わったことがあったと思いますが、選手たちで話をして明日の試合に向かう統一性というものを作っていると思いますが、どいう風に試合に臨もうと思っていますか?
「カメルーン戦で結果を出すことができて、チームとしてすごく雰囲気も良くなってきましたし、みんなのやる気というか、そういうものも練習でもそうですし、普段の生活からも感じますので、非常にいい状態で明日の試合に臨めるんじゃないかというのは僕自身も感じてて、そういう勢いというのも、大事にもってプレーしたいと思います。
オランダはもちろん、特に前の方に素晴らしい選手が揃っているので、そういう選手たちに、なんだろうな、名前にビビらないようにというか、そういうのを持って臨みたいと思います」
Q:カメルーン戦前に0-0、0-1でいいとおっしゃられていましたが、今回のオランダ戦に関しては、どのように考えられているんでしょうか。
「その前に言っていると思いますが、勝っていれば一番いいと。でも、最悪でも0-0、0-1でも全然問題ないということで、0-0、0-1を目指しているわけではないという事を理解してもらいたいということで、今回ももちろん前半でリードすることができれば最高だと思っています。でもそれがダメでも前半0-0、オランダという事を考えれば、我々がいろんな形で点を取れるとしても、2点と考えれば0-1であれば、全く問題ないと、言うふうに思っています。ただ、前半に3点とってくれたなら、それは全然問題ないです」
Q:昨年9月の対戦の後に今回は負けたが、次は勝つ可能性があると話されていました。今回の対戦時に新たな何かがあるとお思いでしょうか。
「このサッカーのストーリーというのは試合が終わらないと完成しないストーリーなので、試合前に我々は常にそのストーリーを完成させる事を信じてチャレンジするだけなので、私たちはその可能性があるという事を信じていますし、それに今の我々のできる事を、全力でチャレンジするという事を、それ以外にできないですから、それをやるだけです」
Q:中盤の陣容に関しては変える可能性があるとの事ですが、明日はスナイデル選手にマンマークをつけるという事はあるのでしょうか?
「さっき、僕は知らなかったんですが、今野がテレビの代表インタビューを受けていたんでなんでって聞いたら、長谷部が『新聞に全部出ています』って。誰がしゃべっているんだって言ったんですが、そういうことも選択肢の一つとしてあるかもしれませんね」
Q:カメルーン戦後のチームの変化について、もっとこうしたほうがいいというような変化があったとしたら教えてください。
「(長谷部):これは個人的な意見なんですが、守備としては非常に安定していたと思うので、やっぱり後は個人的にもそうなんですが、チームとしていかにもうちょっと前に出ていけるのかなと。攻撃の部分でいかに出ていけるのか、というのが個人的にももうちょっとやらなければならない所だと思っていますし、チームとしてももう少しやらなければならないとカメルーン戦で思いました」
以上
【SAMURAI BLUE(日本代表)試合予定】
■2010FIFAワールドカップ南アフリカ グループE
2010年6月19日(土)20:30(日本時間)/ダーバン
SAMURAI BLUE(日本代表) vs オランダ代表
※この試合はテレビ朝日系列、スカパー!、NHK-BS1にて生中継!
2010年6月24日(木)27:30(日本時間)/ルステンブルグ
SAMURAI BLUE(日本代表) vs デンマーク代表
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