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【ヤマザキナビスコカップ C大阪 vs F東京】プレビュー:予選リーグ未勝利のままでは終われないC大阪。決勝トーナメント進出を目指すF東京に、ホームでクラブの誇りにかけて勝ちに行く(10.06.09)

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6月9日(水)ヤマザキナビスコカップ C大阪 vs F東京(19:00KICK OFF/長居チケット販売はこちら
--試合速報--
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「(起用した)若手のパフォーマンス如何にかかわらず、結果はもっと出して欲しかった。J1で結果を残していくのならば、彼ら、選手たちには結果が必要なはずであり、そこには満足していない」。C大阪のレヴィークルピ監督は、2010ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第6節までの戦いを振り返って、1勝もできていない悔しさを露わにした。

ここまでC大阪は1分4敗で勝点はわずか1。4年ぶりに挑んだJ1の特権であるこのリーグカップ戦では、Aグループ最下位という屈辱を味わっている。「チームの選手を入れ替えたり、ケガなどで主力が抜けているなど、そういうところも大きいと思うが、J1中断前の数試合では存分にメンタルの強さを出していた。そのメンタルが続かないようでは話にならない」と指揮官。5月序盤のリーグ戦2勝1分という好成績、好内容を取り戻したいという思いは強い。そして、悪い流れを引きずったまま、W杯中断期間を迎えるわけにはいかない。「これまで勝てていないけれど、最後にしっかり勝ってリーグ戦につなげていきたい」とMF乾貴士も言うように、最終節となるホームでのF東京戦は、C大阪が絶対に勝たなければいけない試合となる。

予選敗退がすでに決まっていた前節の大宮戦では、粘り強く戦ったものの、終了間際の90+4分、相手CKから失点し、勝点獲得を逃してしまったC大阪。「攻めきる。〜最後の笛が鳴るまで〜」を今季のスローガンとしているチームなだけに、課題の残る結果となった。ただし、一方では、一筋の光明も得られた。プロ2年目のMF丸橋祐介が公式戦初得点を挙げたのだ。試合を振り出しに戻す貴重な同点弾だったこともあって、「うれしかったですね」と素直に語った19歳は、その活躍と、「W杯後に必要となってくるときのためにも、しっかり準備させていきたい」という監督の方針もあって、今節のF東京戦で初めて先発という大役を任されることになりそうだ。「(先発は)初めてなので緊張するが、焦らずしっかりやっていきたい」と意気込む背番号28。パワーと精度が自慢の彼の左足には一見の価値が十分にあるだけに、ぜひとも注目してほしい。

左足といえば、相手の前年覇者・F東京にもキムヨングンという素晴らしいキックの持ち主がいる。この20歳の韓国人DFがFKを直接決めたことで、現在暫定首位の京都を下し、4年連続決勝トーナメント進出への道に望みをつないだF東京。暫定2位には立っているものの、混戦のAグループを抜け出すには勝点3が必要だ。引き分けの場合は、他チームの結果に委ねられるところもあるため、敵地でもまずは勝利が欲しいところ。前節で右サイドバックを務めていた松下年宏が出場停止になるが、C大阪の選手たちが口を揃えて警戒するMF石川直宏を中心に、点を取りに攻勢に出てくることが予想される。

「こっちがディフェンスする時間が長くなる展開ができるのはある程度予測できるし、外からたぶんクロスが上がってくるのも分かっている。そういう押し込まれるゲームが多いなかで、しっかり守り抜くディフェンス力、組織力というのを示したい」と述べるのは、C大阪DF茂庭照幸。前回のJ1第3節のときと同様に、相手に得点を許さないという思いは人一倍強い。「相手が東京だし、俺にも意地がある。セレッソのためにも、成長していくためにも、決して無駄にはできない大事な一戦だと思っているので、私情は捨てて、しっかりセレッソのために結果と内容の伴うゲームにしたい」と、古巣にも容赦するつもりはない。

そして、C大阪としては、2005年シーズン最終節でF東京に土壇場で同点にされ、優勝を逃したという悔しい過去があるだけに、この相手だけには絶対に負けられない。消化試合とはいえ、C大阪のチームにも、サポーターにも、強い思いのあるこのF東京戦は、闘志むき出しで、クラブの誇りにかけて勝ちに行くことが至上命題。そして、F東京にとっても予選突破がかかっている大事な試合のため、ミッドウィークの9日のナイトゲームが、白熱したものになることは容易に想像できる。

C大阪には乾、家長昭博ら卓越した個人技を持つ選手が、F東京には大竹洋平、重松健太郎ら若きタレントが揃っているだけに、攻撃的なプレーが随所に発揮される面白い展開になることは間違いない。そして、本日8日までは、指定席・アウェイサポーター席を除く全席種の前売価格が大人1,000円、小中500円で“水曜Yaすいよう!”チケットも販売されていることもあり、お得感も高いこの試合。見ないと必ず損をする。

以上

2010.06.08 Reported by 前田敏勝
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