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【スポーツとアートの融合・HIBINO CUP 2010 FUKUOKA フォトレポート】(10.06.01)

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5月30日(日)、『HIBINO CUP 2010 FUKUOK』が福岡市役所前広場にて開催された。HIBINO CUPとは、日比野克彦氏が監修する、アートとサッカーを融合させたサッカーの大会で、参加者は段ボールでゴールを、エアパッキンでボールを作り、Tシャツに自分たちの思い思いの図柄を描いた手作りユニフォームを着て対戦する。

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全国各地で行われていて今回は16回目。大会最多の25チームが集まった。写真は開会式であいさつする日比野克彦氏。

HIBINO CUPは木製でチャンピオンチームの持ち回り。側面には歴代優勝チームの名前が記されている。

午前中は参加者全員でユニフォーム、ゴール、ボールを作るワークショップ。テーマは、W杯開催を記念してアフリカを感じさせるもの。自分の思いがこもったオリジナルユニフォーム作りに、ついつい熱が入る。

FCBESCOLAの子どもたちとコーチ陣。その後ろには、手作りのキリン型ゴールが立つ。FCバルサから派遣されたコーチは、「素晴らしいW杯になること、そしてFCバルサ出身の選手たちが活躍することを願っている」とコメント

こちらは会社の同僚とチームを作っての参加。大会参加の抱負は「怪我をしないように。そしてプロから1点取りたい」というものだった。

高校のバトミントン部の仲間と参加した若者たち。「テーマはアフリカだけど、宮崎を救うためにやってきた」とコメント。口蹄疫に苦しむ宮崎への募金を呼び掛けていた。

チーム・ザキヤマは友人グループ。「絶対に優勝。優勝しかない」と話していたが・・・

九州産業大学の仲間が集まる「はいむるぶし(南十字星)」チーム。参加しようと言いだしたのが南さんだったことからチーム名を付けた。ゴールにはアフリカの動物や植物が描かれている。

西日本新聞社チーム。さすがは新聞社。ダンボールに新聞紙を張り巡らせて象型のゴールを作成。スローガンは「予選突破。明るく、楽しく、元気よく」

RKBラジオは、ラジオカーでレポーターを務めるスナッピーと、人生崖っぷちタレント「ピンチーズ」の合同チームで参加。その名もスナッピンチーズ。果たして勝負の行方は?

最も完成度の高いゴールを作ったのはチーム4410。ライオンキングのヌーの盾をモチーフにしている。実力も十分。準決勝まで勝ち上がった。

今年から、なでしこリーグで戦う福岡J・アンクラス。試合に先だって行われたエキジビションマッチでは、アビスパ福岡U-18とアビスパ福岡ホームタウンコーチの混合チームを破ったが、惜しくも準々決勝で敗退した。残念。

大人から子どもまで、実に様々な年齢層が参加。手作りのボールとゴールで、1日中サッカーを楽しんだ。

珍プレーあり、好プレーあり。しかし、どんな時でも参加者全員が真剣そのもの。やはり、勝負は真剣でなければつまらない。

参加チームの中でも、突き抜けた真剣さを見せたのがアビスパ福岡ホームタウンコーチ・チーム。相手が誰であろうと常に100%でファイト。その見事な戦いぶりに参加者の多くが見惚れていた。でも、大人げないという意見があったとか、なかったとか・・・汗

優勝は、ぶっちぎりでアビスパ福岡ホームタウンコーチ・チーム。表彰式では壇上でトロフィーを掲げるお約束のポーズをとった。


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以上(All Photo by J's GOAL)
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