5月22日(土)J2 第14節 富山 vs 柏(13:00KICK OFF/富山)
スカパー!生中継 Ch183 12:50〜(解説:安井孝志、実況:牧内直哉、リポーター:豊田麻衣)
--試合速報--
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J2過去最長の開幕12戦無敗を続けて首位を快走する柏。どこが止めるかが焦点となってきた。Jリーグ2年目の富山にとって、その名をあげる絶好のチャンスだ
富山はリーグ戦の3分の1を終えて3勝1分8敗の17位と出遅れた。2連勝を狙った前節の栃木戦でも、思いもよらぬ前半での退場があって0−1で惜敗。前進と後退を繰り返すようなじれったい状態が続き、勝点が伸び悩んでいる。しかし、第10節の水戸戦以降は開幕からの課題だった守りが安定している。主将のDF濱野勇気は「もう負けられないという気持ちで、責任感が強まり、一人ひとりの運動量が上がっている」と感じている。
第11節は堅守速攻で千葉を追い詰め、第12節の岡山戦では多彩な攻撃パターンでチーム過去最多タイの4得点を挙げた。10人で戦った前節の後半も、長い距離のアプローチを厭わずに繰り返して互角にボールを保持して果敢にゴールに向かった。強敵を迎え撃つ態勢はできている。楚輪博監督は「自分たちの戦い方が見えてきた。攻撃やポゼッションの面で成長している部分もある。首位に対して、自分たちの力が通用するかどうか試したい」と話した。
柏は9勝3分で2連勝中。前節は6−0で徳島を圧倒した。左から、右から、中央からと縦横無尽に相手を切り崩し、18歳のルーキーMF茨田陽生と2年目のFW工藤壮人がともに2得点した。若手が次々と台頭し、昨季チーム1、2位の得点を挙げたFWフランサ、MF大津祐樹の不在を感じさせない。
12戦で4失点はリーグ最少。ボランチの大谷秀和、栗澤僚一が中心になって中盤を支配し、最近2戦は岐阜をシュート2本、徳島を同5本に抑え込んだ。攻撃面でもクロスやシュートの精度が高く、相手のミスを確実に得点に結びつけている。
「柏はチームとしての完成度が高く、90分でみても攻め守りとも穴がない。運動量と1対1で負けないという戦う気持ちが大事になる」と富山のMF渡辺誠。DF金明輝は敗れた甲府戦を教訓に「うまい相手に下がって守ろうとしても、やりたい放題にプレーされるだけ。強いチームに対しても、やるべきことは変わらない。ひと泡ふかせるつもりでやりたい」と話した。
富山はチーム最多4得点のFW黒部光昭が警告の累積で出場停止。代わって先発の可能性があるFWの永冨裕也や桜井正人、石田英之に勝負強さを期待したい。昨季はJ1昇格候補から数多くの勝点を奪取した。FW苔口卓也、MF朝日大輔が軸となるカウンター攻撃は鋭さを増しており、失点を抑えることで勝機はみえてくる。苔口は「柏は前線から全員がハードワークしていて守りが固い。その点はうちの持ち味でもあるから負けないようにしたい。決定機を作るには動き出しの質が問われる。相手にとって危ない場所でのプレーを多くしていきたい」と話した。チームのモチベーションは高く、多くの選手から「試合が楽しみ」という言葉が聞かれた。富山のチャレンジに注目したい。
以上
2010.05.21 Reported by 赤壁逸朗
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