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【ヤマザキナビスコカップ 清水 vs 横浜FM】プレビュー:代表選手が抜けても見どころは満載の一戦。清水は自分たちのサッカーを取り戻し、予選の天王山を勝ちきれるか(10.05.21)

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<b>■大前元紀<br>1989/12/10(清水)</b><br><a href="http://www.jsgoal.jp/photo/00062000/00062016.html">≫点取り屋としての本領発揮に期待</a>

<b>■飯倉大樹<br>1986/6/1(横浜FM)</b><br><a href="http://www.jsgoal.jp/photo/00062000/00062014.html">≫苦い経験を糧に燃える『ハマの砦』</a> ---------- ★ヤマザキナビスコカップ特集: <a href="/news/jsgoal/00101599.html" target="_blank">≫14人のニューヒーロー賞候補たち</a>

5月22日(土)ヤマザキナビスコカップ 清水 vs 横浜FM(15:00KICK OFF/アウスタチケット販売はこちら
--試合速報--
ヤマザキナビスコカップ特集ページ | 皆の投稿で作るスタジアム情報
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ホーム&アウェイでない現在のヤマザキナビスコカップ予選リーグでは、「ホームで勝点3を取ることが非常に大事」とつねづね語っている長谷川健太監督。その予選最大の山場と位置づけているのが、今度の横浜FM戦だ。

横浜FMとは、今季すでにリーグ戦で対戦し(第5節/日産スタジアム)、エース岡崎慎司の2ゴールで勝利しているが、内容的にはかなり押されたゲームだった。しかも、中村俊輔が負傷交代で外れた後半でかなり横浜FMにペースを握られたので、代表で中村が不在だからといって、けっして気を緩めることはできない。逆に、清水のほうは岡崎が外れるため、攻撃面のマイナス要素はむしろ清水のほうが多いかもしれない。
ただ、岡崎の控えには、永井雄一郎、原一樹、大前元紀と個性豊かな選手が揃っており、長谷川監督も「岡崎の代役ということではなく、それぞれ自分の武器を生かしてくれればいい」と語っている。彼らがうまく力を発揮できれば、楽しみな部分も多いと言える。

またチームとしては、現在攻守両面で課題が出てきている。まず守備面では、3試合連続で2失点と、失点が増えていること。本田拓也が足首を痛めた影響により、アンカーとして先発する可能性が出てきた伊東輝悦は、「守備の組織が整っていても、ひとつの局面、一歩の寄せとか、個人のところで負けていたら意味がない」と語っており、とくに個としてもチームとしても高いボール保持力を持つ横浜FMに対しては、個人としてもタイトに厳しく対応することが重要だとつけ加えた。
守備の組織に破綻があるわけではないので、あとは球際のところ。相手に回させるところは回させ、タイトに行くべきところはタイトに厳しくというメリハリを、どれだけうまくつけられるか。また、ルーズホールへの出足や1対1の戦いでどれだけ上回れるか。そのあたりが、守備面では大きな見どころとなるだろう。
攻撃面での課題は、ビルドアップの部分。後ろからしっかりとパスをつなぎながらボールを前に運んでいくという点で、このところ流れが悪い時間帯が増えており、とくに前節のF東京戦では、それが顕著に表われた。もちろん、その点に関しては今週の練習できっちりと取り組んでおり、その成果がどれだけ見せられるかが大きな注目点となる。

対する横浜FMは、現在清水と勝点1差(清水=4、横浜FM=3)。中村と守備の要の中澤佑二を日本代表で欠く中で、予選突破を目指す戦いに挑む。アウェイでの清水戦と考えると、勝点1でもそれほど悪くない結果と言えるだろうが、攻撃的なチームとしては、どういう考え方で試合に臨むのか。試合の入り方という部分は、最初の見どころになりそうだ。
また、中澤の穴をどう埋めるかというのも大きなポイント。右膝のケガで長期離脱していた松田直樹の復帰も近づいているが、いきなり先発するかどうかは微妙なところだ。ボランチの小椋祥平がセンターバックに下がる可能性もあるが、木村和司監督の選択がうまく機能するかどうかは、大きな注目点と言える。
ただ、2トップはかなり調子を上げており、とくに渡邉千真はここ3試合で4得点。第11節の浦和戦ではワールドクラスのミドルシュートを決めており、相当乗っていることは間違いない。山瀬功治も動きに切れがあり、得点力はかなり高まっている。したがって、彼らを清水のDF陣がどう抑えるかというのも楽しみなところだ。

どちらも攻撃陣に実力と個性を備えた選手が揃っており、主導権が時間帯によって行き来する展開も予想される。その中で生まれるゴール前の攻防も、迫力十分。テレビでは見られないだけに、スタジアムに足を運ぶ価値がひときわ高い一戦と言えるだろう。

以上

2010.05.21 Reported by 前島芳雄
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