米山篤志選手に第一子が誕生した昨年。佐藤悠介選手に第二子が誕生した今年。新たな生命が誕生した後の試合では必ずゴールが生まれています。そして、先日のカターレ富山戦でもゴールが生まれました。

ゴール後に祝福されたのは試合の３日前、５月１３日の午前中に第二子が誕生した赤井秀行選手。木曜日は練習があったため出産には立ち会えず。練習後に奥様の実家へ猛ダッシュで戻り、我が子を抱きながらデレデレしたそうです。

ゴールが決まった時に「揺りかごダンス」のパフォーマンスをリクエストしていた赤井選手ですが、残念ながら富山戦は累積警告で出場停止。リカルド・ロボ選手のゴール後にチームメイトと一緒にピッチで踊ることは叶いませんでしたが、約束した通りメインスタンドから「揺りかごダンス」を披露（この様子をスカパー！の映像がとらえているので要チェック！）。

次女誕生を自ら祝うはずだった特別な試合に出場できなかったことで、「こういう時の運、俺、持ってないっす」と少々凹み気味でしたが、チームメイトからのお祝いには破顔一笑。若干、統一感に欠けた「揺りかごダンス」になってしまいましたが、「やってくれただけでありがたいですね。嫁はまだ映像を見てないので、録画したＤＶＤでチェックします」と笑顔で話してくれました。

赤ちゃんが産まれるとゴールが生まれ、戦績は２勝１分と負け知らず。そんな素敵なジンクスが栃木には存在します。生命の誕生が持つパワーは偉大ですね。

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2010.05.18 Reported by 大塚秀毅