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【J2:第13節 岡山 vs 東京V】プレビュー:つまずいても目指す方へと成長してきた両チーム。成長のためのゴール、成長のための勝点3を、自分たちのために奪いたい!(10.05.16)

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5月16日(日)J2 第13節 岡山 vs 東京V(13:00KICK OFF/カンスタチケット販売はこちら
スカパー!生中継 Ch185 12:50〜(解説:野村雅之、実況:川崎祐一、リポーター:守口香織)
--試合速報--
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GW5連戦を終え、前期終了が目前に迫った今、感じていることは、岡山の「成長」なのである。今季成長著しい選手として、まず挙げられるのは、ボランチと左サイドバックをこなす田所諒だ。彼の場合、ゲーム中にポジションを替わることがあるため、与えられた役割をより明確に理解した。「守ることが好き」と言い続けてきた田所は、全体を見渡し、瞬時に状況を判断する力に磨きがかかったことで、ゲームを面白くするプレーヤーへと変貌しつつある。
また、サイドハーフに起用される新中剛史は今、ひたすらシュートに持ち込む動きを突き詰めている。トレーニング中、間瀬秀一コーチから個人レクチャーを乞う時間がもっとも長いのが彼だ。「とにかく結果が欲しい」という彼の言葉は、焦りよりも、チャレンジャーとしての清々しい響きを帯びている。

そしてもう一人。前節・富山戦でJデビューを飾った西原誉志は、開幕戦から控え選手に名を連ねてきた。ずっと気持ちと身体をベストの状態にして「待つ」ことは、彼に素晴らしい試練を与えている。これを支えるモチベーションのひとつが、「監督は見ていてくれる」という実感だ。彼のポジションであるセンターバック、右サイドバックには、不動の近藤徹志、澤口雅彦らがいて、まだ2番手、もしくは3番手ではあるが、4-0で先行されるゲーム終盤に投入された西原は、局面を打開する力を感じさせるプレーヤーに成長した。

今回、ホームに迎えるのは、勝点で並び、順位を岡山の2つ上位につけた東京V。開幕戦から結果が伴わないゲームが続いていたが、それでも川勝良一監督のやり方はブレることなく、強い姿勢で自分たちの戦い方を貫いてきた。GW5連戦を2勝2分1敗と乗り切って、前節・草津戦では待望のホーム初勝利。高い個人技に加えて、パスワークからチャンスを創出するスタイルを取り戻している。前線の河野広貴は今回出場停止だが、飯尾一慶、平本一樹がリズムよくつないで相手DFを崩しにかかり、中盤のキープレーヤーである柴崎晃誠、菊岡拓朗も積極的に攻撃に絡んでくる。前節のゲームでは、先制点を挙げたセンターバック・富澤清太郎に代表される、リスクを恐れない強い気持ちが勝利を呼び込んだと言ってもいいだろう。また、高木俊幸ら、前線の若手選手の守備意識も高く、ゲーム終盤になっても衰えないパスの精度に、好調・東京Vの強さがある。

岡山は今週、2連休をとり、トレーニングマッチも行なった。川原周剛は「いい練習が出来た」と、影山雅永監督も「思い切ってヴェルディに向かえる」と話す。調整中の西野晃平、福本尚純、喜山康平は、身体と頭のゲーム堪を取り戻すには、まだ少し時間がかかりそうだが、影山監督は、「点を取りに行く時や、守備的になる時、誰かが必要になるかもしれない」と、喜山の投入を匂わす。

両チームにとって今節は、ここまでの成果を見出すには最高のタイミングで行なわれるゲームだ。つまずいても目指す方へとブレずに成長してきた証のゴールと勝点3を、自分たちのために奪いたい!

以上

2010.05.14 Reported by 尾原千明
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