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【J1:第8節 G大阪 vs F東京】レポート:決定力の差が明暗を分けた一戦。G大阪が今季J1リーグ戦でのホーム戦、初勝利!(10.04.25)

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4月24日(土) 2010 J1リーグ戦 第8節
G大阪 2 - 0 F東京 (17:03/万博/17,590人)
得点者:66' ルーカス(G大阪)、75' 宇佐美貴史(G大阪)
スカパー!再放送 Ch308 4/26(月)10:00〜(解説:水沼貴史、実況:西岡明彦)
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『チャンスをゴールに結びつけられるかどうか』。
つまりは、決定力の差が、この一戦でも大きく明暗を分けたと言えるだろう。
互いにシュート数もさほど多くはなく、動きの少なかった前半を0−0で終えた後半。G大阪は、立ち上がりからケガから復帰したばかりのMF遠藤保仁、FWルーカスの二人を同時に投入し勝負に出る。これにより、前線に“ため”が生まれ、見違えるように攻撃にリズムを見出したG大阪だったが、先に『ビッグチャンス』を掴んだのはF東京だった。
51分。F東京は右サイドを突破したMF石川直宏が、絶妙のクロスをゴール前中央に送り込む。だが、詰めたFWリカルジーニョは、その、足に当てさえすれば簡単にゴールを奪えたであろう好機をとらえきれず、先制のチャンスをふいにしてしまう。試合後、城福浩監督は「中には考えられないシュートミスもあったがそれも含めて、実力だと受け止めたい」と振り返ったが、察するにこれはそのゴールを指しての言葉だろう。

対するG大阪は先にも書いた通り、MF遠藤、MFルーカスの投入により攻撃が活性化。「前半はミスも多く、ゴールをとっても前線に人がいないことが多かった。また、攻撃に出て行く回数も少なかったので、しっかりキープしながら相手のエリアに押し込んでいけたら、と思っていた」との言葉通り、フィニッシュまで持ち込むシーンも増える。
先制点は、約1ヶ月ぶりの戦列復帰となったFWルーカス。右サイドから、MF二川からのパスを受けると、FWルーカスの外側、左サイドを攻め上がっていたDF安田理大を見ながら、自らそのまま中へ切れ込みミドルレンジからシュート。前日練習でジェルソンGKコーチらと練習していた“ぶれ球”は、相手GKの手をかすめてゴールネットに突き刺さる。これで勢いを増したG大阪は守備にも安定を示しつつ、攻勢に試合を運ぶと、75分にはそのFWルーカスとのワンツーから、FW宇佐美貴史がシュート。一度は相手GKが弾いたものの、そのこぼれ球を右ゴール前で拾ったMF遠藤が相手を相手DFを惹き付けながら再びFW宇佐美へとパスを送り、それをFW宇佐美がきっちりとゴールにおさめて、追加点を奪う。このFW宇佐美によるJリーグ初ゴールで完全にF東京の息の根を止めたG大阪は、その後も危なげなく試合を進め、今季J1リーグでは初の完封勝利をものに。

対するFC東京は、シュート精度の低さに泣き、またしても白星を挙げられず。『たら、れば』は通用しないとはいえ、先に書いたFWリカルジーニョのゴールが決まっていれば、結果も違っていたかも知れないと思うからこそ、悔やまれる敗戦。途中から投入された、6試合ぶりのJ1リーグ出場となるMF梶山陽平や連続ゴールで勢いに乗るルーキーFW重松健太郎もチームの流れを変えることが出来ず、4月のJ1リーグ戦では一度も白星を挙げられなかった。

以上

2010.04.25 Reported by 高村美砂
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