4月17日(土) 2010 J1リーグ戦 第7節
G大阪 1 - 1 清水 (14:04/万博/19,914人)
得点者:40' 明神智和(G大阪)、70' 岡崎慎司(清水)
スカパー!再放送 Ch180 4/19(月)09:30〜(解説:山野孝義、実況:高野 純一 、リポーター:田野 和彦)
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前半はホーム側のG大阪が、後半は清水がペースを掴んだ試合。それを如実に示したのが、試合後の両監督の言葉だ。
「前半はガンバの術中にハマり、3−5−2という布陣のG大阪に対して、ボールは持てど全く崩せるような形はつくれず、いいようにあしらわれた」(清水・長谷川健太監督)。
「スコアが正確なスコアかどうか…。後半は非常に押し込まれて、守り切ったという感じのドローになった。リードしていたこともあるが、かなり引かされるというか、(ゴール前に)釘付けになってしまった」(G大阪・西野朗監督)。
実際、前半は直近の水原三星戦と同じ選手によって3-5-2の布陣を敷いたG大阪がうまくラインを保ちながら試合を運んだ。決してポゼッションを獲り続けて、攻勢の流れを作った訳ではなかったが、清水の守備を封じ込めながら、試合巧者にたった戦いをみせる。先制は40分、PKによるもの。MF遠藤保仁やMFルーカスといったキッカーが不在の中で誰が蹴るのかに注目が集まったが、キッカーに立ったのはキャプテンMF明神智和。GK西部洋平の逆をつく、闘将のゴールでG大阪が待望の先制点を引き寄せる。
後半、「守り切ろうとすれば必ずやられる。しっかり攻め抜くこと(西野朗監督)」と送り出されたG大阪イレブンだったが、試合の展開はその真逆になる。ビハインドを負う清水が攻勢に出てきたこともあったが、両サイドハーフを含めた守備陣が引き過ぎたことでラインがチグハグに。最終ラインが下がり過ぎた中では中盤にもスペースが生まれ、そこをMF小野伸二やMF兵働昭弘、MF藤本淳吾らに好きなように使われて、ゴール前へとボールを運ばれてしまう。G大阪は62分にFW大塚翔平に代えてFWチョジェジンを投入してからは、清水のFWチョに対する警戒もあり、攻守にやや盛り返したかに見えたが、それも限られた短い時間帯でのこと。基本的にはG大阪の守護神・GK藤ケ谷陽介の再三にわたる好セーブや、清水のシュートがポストに嫌われたこともあり、耐えに耐えている状態が続いたが、最後まで耐えぬくことは出来ず。70分、清水のMF兵働の右からのクロスに対して、ゴール前中央でFWヨンセンがゴールを背にしながらマイナスに落とし、そのボールにつめた清水のエース、FW岡崎慎司にゴールをこじあけられてしまう。
試合が振り出しに戻ってからも攻勢に試合を進めたのは清水。相変わらず落ちたラインを押し上げられないG大阪に対し、清水は個人技豊かな攻撃陣がG大阪の守備網をかきまわしながらゴールチャンスを伺うが、1失点をしてしまった状況の中で、これ以上こじあけられてはいけないと身体を張ったG大阪の集中も途切れず。4分のロスタイムには、清水は縦に入ったクロスに対してFW岡崎が胸トラップから豪快なシュートを放ったり、G大阪もFWチョにあわせて、執拗にクロスボールを放り込むなど、両者ともに僅かなチャンスを活かして、最後まで『追加点』への意欲を示したが、いずれも精度を欠いて追加点は奪えず。勝点1ずつをわけて試合を終えた。
以上
2010.04.18 Reported by 高村美砂
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