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【J1:第7節 G大阪 vs 清水】プレビュー:昨年の“メモリアルな一日”の再現なるか。公式戦2連勝のG大阪が首位・清水を迎え撃つ! (10.04.16)

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4月17日(土)J1 第7節 G大阪 vs 清水(14:00KICK OFF/万博チケット販売はこちら
スカパー!生中継 Ch184 13:50〜(解説:山野孝義、実況:高野 純一 、リポーター:田野 和彦)
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相変わらずケガ人続出の状況に変わりはないが、J1・大宮戦、AFCチャンピオンズリーグ・水原三星戦と連勝したことで、目に見えない重責からはやや解き放たれた感のあるG大阪。だが、「苦しいながらも勝っている状況を続けていくことが、また新しいエネルギーをチーム、選手個々に生むだけに、これを続けていかなければいけない」とDF加地亮。もちろん、リーグ戦を6試合戦って勝点6という数字は決して満足できる状況ではない。それだけに、加地の言葉通り、『勝ち』を積み上げていくことが大事になる。

今節は開幕以降4勝2分と負けなしで、暫定ながら首位に立った好調・清水を迎えての一戦。当然、厳しい試合が予測されるが、「どんな形であれ、今は『結果』が欲しい。全員で獲りにいきたい」と前出のDF加地は言葉を続ける。直近の水原戦をケガで欠場したメンバーのほとんどは相変わらず離脱となる厳しい台所事情だが、一方で、FWチョ・ジェジンだけは15日の非公開練習にも合流しており、復帰の可能性もある。出場となれば昨年のJ1でも2ゴールを奪った“古巣”を相手に大暴れしてくれることだろう。

気になるのが、システムだ。従来の4バックでいくか、水原戦で敷いた3バックで臨むのか。15日の練習は非公開で行われたため、当然、システム等の詳細はベールに包まれたままだが、現在の清水の勢いを思えばこそ、また4-3-3への対応ということを考えると水原戦同様に、5バック気味に近い布陣からまずは守備を安定させた上での戦いを考える可能性も十分に考えられる。西野朗監督も今年の清水については「堅守は昨年と同じ感じがするが、新たな布陣をとっている中で小野(伸二)がいいアクセントをつけたり、岡崎(慎司)もああいったポジションの中でいいボールの引き出し方をしている。そういう意味では今、攻守において一番充実して、安定しているチームだと思う」と話しており、いずれにせよ、前節で5ゴールを挙げている清水の『攻撃力』を警戒した中で、最終的に先発メンバー、システムを選ぶことになるだろう。

但し、システムに関係なく『いい攻撃はいい守備から』の考えから、チームとして、前線からしっかりプレスをかけた中での『攻撃』の構築を考えることに変わりはない。また清水にあえてボールを持たせた中で、相手の攻撃陣を引き出し、清水のボランチMF本田拓也の両脇のスペースを効果的に突いた攻撃というのも有効かもしれない。
「清水は今、勢いがあるし、小野が中心になっていい攻撃を作り上げている。それだけに、まずはチーム全員でいい守備をして、というところから試合に入らなければいけない。この間は両サイドがまずは守備から、という意識の中で入り、いい形で攻撃に繋げられた。守備が崩されなければ、そうそう全体が崩れることはないだけに、今節も、そこへの意識はしっかり持って入りたいと思う(GK藤ヶ谷陽介」

対する清水は先に書いた通り、好調をみせている。今年から取り組んでいる4-3-3システムも選手の個性を最大限に活かすことが出来ており、試合を重ねるごとに充実感も感じられる。14日に行われたヤマザキナビスコカップ・山形戦(△0-0)は、5-1と大勝した11日のJ1・仙台戦から9名、スターティングメンバーを入れ替えて戦っていることから、中2日のハードな日程で迎える今節への影響はさほどないはず。むしろ、チーム内での競争力が高まっている中で、今節先発を預かるメンバーはいい緊張感を持って試合に入ることだろう。

昨年の両者の対決を振り返ると、G大阪のホーム戦は1-4と清水に敗戦。ホームでの思わぬ大敗に選手たちはサポーターの厳しいブーイングにさらされたが、逆に巻き返しを図った後半戦では、優勝争いの最中、アウェイ戦でG大阪が2-0と完勝。試合の行われた11月21日は奇しくも、元清水のDF高木和道の誕生日。試合前夜には移籍後、なかなか出番がなく苦しんでいたDF高木のためにも明日は絶対に勝とうとチームが団結し、勝利を引き寄せたというメモリアルな1日になった記憶がある。

G大阪にとってはその再現を目指して挑む一戦。あの日、全員の気持ちを一つに結集させて勝ちを引き寄せたように、今節もまた「どれだけ攻められたとしても、全員で守り切るんだ、勝ち切るんだ、という気持ちが最後は勝負を分ける。水原戦はそれが結果に繋がった。今節も、その気持ちをしっかり持って挑みたい」とDF加地。水原戦同様、今節も熱い、万博を期待したい。

以上

2010.04.16 Reported by 高村美砂
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