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【ヤマザキナビスコカップ 仙台 vs 京都】プレビュー:メンバー変更も予想されるこの一戦で、さらなる浮上のキッカケをつかみたい両チーム。決定力不足の解消にも期待。(10.04.14)

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4月14日(水)ヤマザキナビスコカップ 仙台 vs 京都(19:00KICK OFF/ユアスタチケット販売はこちら
★ヤマザキナビスコカップ特集ページ
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ヤマザキナビスコカップに出場するのは、現在のところ、J1所属クラブのみの特権だ。
いくつかのクラブが歓喜の中、この大会でクラブとしての初タイトルを獲得していく姿や、決勝戦の国立競技場左右ゴール裏で展開されるコレオグラフィーなどを、これまでの仙台はいささか羨望のまなざしで見ていたのだが、降格から6年が経ち、ようやく仙台もこの舞台に帰ってくることができた。

その「復帰戦」となった第1節は、アウェイ、東北電力ビッグスワンスタジアムで新潟と対戦し、0−0のスコアレスドロー。リーグ戦で長時間の起用に踏み切れずにいた新戦力を多く試し、また彼らも期待に応えた動きを見せたことで有意義な一戦となっている。
こうした流れを踏まえ、6年ぶりにホーム、ユアテックスタジアム仙台に戻ってきたヤマザキナビスコカップを祝いたい…というところだったのだが、直近のリーグ戦でもたらされた結果により、今節の京都戦は、チームにとって若干違った意味合いも含まれた試合になった。

清水5−1仙台(J1第6節)。上位対決ということで注目していた、他クラブサポーターの決して少なくない人々はこの数字に大いに驚いただろうが、最も衝撃を受けたのが当事者である仙台自身だということは間違いない。戦前に、清水の3トップに対する対策を綿密に取っていたはずだが、それにもかかわらずのこの結果。得失点差も一気にマイナスへとたたき落とされた。
ただ、前節試合後会見での手倉森誠監督の言葉を借りれば「我々は切り替えが早いので、次に切り替えていく。これも何かの経験ではあるが、ただ二度と経験したくない結果。あとは切り替えるしかない」。
立ち直りへの機会を欲していた仙台にとって、大会こそ違うが、前節清水戦から中2日でカップ戦、さらにそこから中2日でリーグ戦と、ホームでの試合が矢継ぎ早に続くスケジュールは、千葉直樹も「ここでホーム連戦が続くのはありがたい」と語るように、大敗のショックを払拭する上で願ってもないタイミングともいえる。

清水戦に出場した仙台の選手に奮起を促したところ、中には「そもそも試合(京都戦)に出られるかもわからないけど…」と弱気なそぶりを見せる選手もいたのだが、きっとユアスタの雰囲気に触れれば、気持ちも少しは晴れるに違いない。
とはいえここはヤマザキナビスコカップ。前節同様、若干のメンバー変更は行われるだろうし、これは手倉森監督も清水戦後の会見で言及している。ヤマザキナビスコカップの第1節で長時間起用された新加入選手の太田吉彰が、リーグでの清水戦で仙台の選手としてリーグ戦初アシストを記録したように、勝利を狙うのはもちろん、今後W杯での中断期間まで続くリーグ戦での新たな戦力として名乗りを上げるような、新たな顔の台頭に期待したい。

対する京都は、ヤマザキナビスコカップ第1節をホームで戦い、大宮相手に引き分け(1−1)。大会初勝利が欲しいところだし、なにより直近のリーグ戦では2連敗中ということから、悪い流れを断ち切りたいという思いは仙台同様強いはず。だが大宮戦のメンバーを見る限り、こちらも若干のメンバー変更はあり得る。大宮戦でスタメン出場を果たしている弱冠17歳の新鋭FW宮吉拓実は、直後のリーグ戦第5節C大阪戦でリーグ戦初ゴールを記録しているだけに、リーグ戦よりも多くの出場時間が与えられそうなこの仙台戦でさらなる爆発を狙っているはずだ。

この2チームは、すでにリーグ戦で一度矛を交えている。その際は京都がホームで2−1と勝利しているが、敗れた仙台としては決定力不足に泣いた形。ただ現状では京都が、その悩みに陥っているところ。
試合前日の13日にも、桜の開花発表が行われるかという段階の仙台。この地でゴールの開花を終え、ヤマザキナビスコカップ初勝利、そして今後の戦いへの勢いを手にするのはどちらか。

以上
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