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【ヤマザキナビスコカップ 大宮 vs F東京】プレビュー:F東京にリーグ戦の借りを返し、大宮は悪い流れをストップさせたい(10.04.14)

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4月14日(水)ヤマザキナビスコカップ 大宮 vs F東京(19:00KICK OFF/NACKチケット販売はこちら
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どういうわけだか、悪い流れにはまってしまっている。負傷者も続出し、ラファエルのような長期に渡る離脱選手もいれば、藤本主税のような短期間の離脱者もいる。1,2試合のみの離脱者をあわせれば数え切れないほどだ。

その上、これまでNACK5スタジアム大宮で敗れたことのなかったG大阪に、週末のリーグ戦であっけなく敗戦を喫してしまった。ラファエルのように前線でボールを収めるタイプがいないため、攻撃が単調になりがちなことを指摘された張外龍監督は「そういう問題ではなく、今いる選手たちがやるべきことをできていないだけ」と反論を見せた。「今は耐える時」とも、この野戦病院のような状態を指して指揮官は口にしている。耐えつつも、初心を忘れず、少しでも前進していくしかないのだ。

さて、今節はヤマザキナビスコカップF東京戦。ついこの間の3月28日に、ホームで0−2と敗れた相手だ。その試合では、前半のうちに二人が退場。守備の要であるマトと、攻守の切り替えにおいてチームの軸となり鍵となるアン・ヨンハを共に前半のうちに欠いたことで、後半は「0−0はもうムリ。いかに失点を少なくするかという試合」(北野貴之)という、敗戦が前提のような試合となってしまった。つまりだ。どう説明しようとも二度と振り返りたくない試合が、かのF東京戦なのだ。

リベンジのチャンスは思いのほか早くやってきた。リーグ戦ではなくカップ戦ではあるが、相手は同じF東京だ。相手の陣容は違うかもしれないし、こちらも選手の入れ替えはあるだろう。それでも、早いうちにイヤな記憶を払拭するチャンスが来たと捉えるべきだろう。

大宮の見所はいくつかある。昨年まで守護神をつとめていた江角浩司がゴールマウスを守るであろうということ。シーズンが始まる直前まで北野とリーグ戦の先発の座を争っていただけに、パフォーマンス次第では立場がひっくり返ることもある。激しいポジション争いの中での、ハイレベルなプレーに期待したい。DFラインは変わらないだろうと予想されるが、ボランチには青木拓矢が入る可能性が高い。今年始めには日本代表招集も経験し、高いポテンシャルを発揮することを期待されている青木。本人は「今シーズン中にレギュラー奪取」と、ややのんびりした目標を立てているのだが、彼にとってこのカップ戦はチャンスとなるはずだ。アン・ヨンハとコンビを組むことで、得意の攻撃の組み立てに思い切って参加できるはず。ショートパスで攻撃を組み立て、自ら恐れることなくゴール前に加わり機を見てシュートを放つ、そんなプレーに期待したい。また、左サイドには金久保順が先発起用される見込み。
彼らには、今の大宮に風穴を開け、空気を入れ替えてくれることを期待したい。

一方のF東京は、前回対戦時には大宮と同じく不調をささやかれていたが、気づいてみれば現在リーグ戦は8位にまで浮上しており、大宮の状況とはまったく違っている。ただ、先週ミッドウィークに試合をしている代表選手を抱えることもあり、メンバーは大幅に入れ替わりそうだ。代表選手に加え、別メニュー調整となっているGK権田修一らも温存しこの大宮戦に臨んでくる模様。だが、大宮にとってのリベンジ戦であることに間違いはない。「あらゆる意味で我々より上にいるチーム」と張外龍監督は警戒心を解くことはない。

この試合の重要性もさることながら、今週末は磐田との対戦が控える。勝点は磐田がひとつ大宮よりも勝るが、下位争いを早期に脱出するためには制していかねばならない勝負のひとつだ。リベンジを果たし、そして今後へのきっかけをつかむ、そんな試合にこの試合がなれば、と思う。

以上
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