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【J2:第6節 富山 vs 北九州】レポート:石田が殊勲!富山がJ2年目の意地みせて連勝を飾る。北九州は耐えて勝機をうかがうも3試合連続無得点。(10.04.12)

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4月11日(日) 2010 J2リーグ戦 第6節
富山 1 - 0 北九州 (16:04/富山/2,542人)
得点者:84' 石田英之(富山)
スカパー!再放送 Ch182 4/12(月)23:30〜(解説:安井孝志、実況:牧内直哉、リポーター:豊田麻衣)
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敗れた北九州の与那城ジョージ監督が「よい流れだったので結果にこだわりたかったが残念」と振り返る。富山は優勢に進めながら攻め切れず、粘る北九州にも勝機があった。それでも富山は残り6分で均衡を破り、今季初の連勝を飾った。しぶとく勝利をもぎとった勝負強さを2年目の成長と捉えたい。

後半残り10分から登場したFW石田英之が同39分に決勝点を挙げ、ラッキーボーイとなった。石田はFW黒部光昭からのスルーパスに反応して相手DF川鍋良祐の裏を突きファールを誘った。これが得点機会の阻止と判定されて川鍋は退場。富山はゴール正面の絶好位でFKを得た。そして左利きのDF谷田悠介が壁の外をまく低いライナーで直接狙い、GKが弾いたボールを石田が押し込んだ。小雨が降り続いてスリッピーなピッチ状態、石田も谷田も「何か起こるかも」と思い描いていた通りのゴールシーンだった。

富山は前半から優位にボールを保持しながらも、ラストパスのタイミングがずれたり、クロスの精度が低かったりして得点が奪えなかった。ハーフタイムで楚輪博監督は「ボールを奪ってプレスをかけられた瞬間の判断や動き出しを早くし、下げずにもっと前に行こう」と指示した。後半15分にFW苔口卓也から受けて縦に抜けたMF朝日大輔が、同16分にはゴール前で黒部からもらった上園和明が決定機を迎えたがシュートはGKに止められた。
すると形勢は互角になる。北九州も同19分に中盤から縦に素早く展開して左からのクロスに3人が飛び込む。同26分にはカウンターから右サイドに走ったMF関光博がセンタリングし、FW中嶋雄大が頭で合わせたがGKに阻まれた。

富山は、耐えて好機をうかがう北九州のペースにはまりつつあった。MF舩津徹也は「余裕をもって回せたが、相手にとって怖いパスをもう少し出していくべきだった」、朝日は「守られる展開はあまりなかったので戸惑いがあったのかも。FWへのくさびをもっと入れた方がよかった」と振り返る。スコアレスドローに終わっても不思議ではない展開だった。昨季は引き分けがリーグ最多タイの16試合あり、うち9試合が0−0。だが今回は勝点3を奪い取った。

楚輪監督は「開幕3連敗してチームを修正するうえで選手30人全員がモチベーションをしっかりもってほしかった」と振り返る。前節は石田の出場停止で先発をつかんだ苔口が得点し、今節は石田が途中出場で今季初ゴールを決めた。石田は「レギュラーに戻れるように今後もバリバリ練習したい」と話す。守りでも前節が初先発だったDF金明輝らが踏ん張り、今季初めて無失点。選手同士の切磋琢磨が成果に結びつき、チームに好循環が生まれつつある。次節にさらに期待が膨らんだ。

以上

2010.04.12 Reported by 赤壁逸朗
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