4月11日(日) 2010 J2リーグ戦 第6節
大分 1 - 0 岡山 (13:03/大銀ド/9,884人)
得点者:14' 刀根亮輔(大分)
スカパー!再放送 Ch181 4/12(月)13:00〜(解説:増田忠俊、実況:君崎滋、リポーター:岡村麻衣)
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「前回のホーム(4節栃木戦●1−4)では恥ずかしい試合をしたので、今日は我々の力を見せよう」と選手を送り出した皇甫官監督。序盤からチーム全体につなぐ意識が高く、小気味良くパスが巡回し、大分がリズムをつくった。14分には東慶悟の精度の高いFKに、刀根亮輔が細かいステップでマークを外し、ニアサイドで合わせた。幼稚園の頃から同じボールを蹴り、切磋琢磨してきた東と刀根。「タイミング良く(刀根)亮輔が入ってくれたおかげ」と東が言えば、「ボールが良かったので合わせただけ」と刀根。幼なじみの息の合った競演で先制点をもたらした。このまま大分のワンサイドゲームになるかと思えたが、早い時間帯に得点したことで緊張が緩み失速。幾度か複数の選手間でダイレクトパスが通りシュートまで持ち込みはした。キム・ボギョンが得意の中距離から精度の高いミドルシュートも放ったが、追加点には至らなかった。
「個人の力で突破する選手が多いと分かっていたが、実際に対戦するとイメージより速く、強かった」と影山雅永監督が前半の戦いを振り返ったように、岡山の選手は個の差を感じていた。しかし、「埋められないほどの実力差ではない」と指揮官の言葉に奮い立つ。「恐れることはない。もっと体を寄せて、激しいディフェンスをしよう」とハーフタイムに指示を受けた選手は、自分たちのサッカーを遂行する。前半より一段シフトチェンジした守備は激しく、大分に攻撃の機会を与えなかった。攻撃では、岸田裕樹、中野裕太の2トップが裏を狙い続け、チャンスをつくった。ただ、菊地直哉を中心とした大分DF陣の壁は厚く、ゴールは遠かった。
「いい形のクロスは何度かあった。相手の裏を狙う動きや、それを逆手にとって前でボールをもらうプレーは増えている。悪くはなかった」と影山監督はある程度の評価を与えたが、岡山の攻めは単調さが目立っていた。クロスの精度が低く、個々がさらに攻撃のアイデアを打ち出していくのが、これからの大きな課題となる。
一方、大分は2連勝で3位に浮上するも、低調な試合であった。この日何度も相手のチャンスの芽を摘み取った菊地は「パスを回している位置が低い。今のままではボールを奪われたらゴールに直結してしまう。もっと前でポゼッションできればチャンスもつくれる。全員が半歩でも前に出てパスを受けないといけない」ともどかしさを感じている。
内容と結果。その歯車が噛み合わなければ、大分の反撃は始まらない。
以上
2010.04.12 Reported by 柚野真也
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