本文へ移動

今日の試合速報

国立競技場に10,000名様無料ご招待 9/14 19:00KO 国立競技場 FC東京vs名古屋
国立競技場に10,000名様無料ご招待 9/14 19:00KO 国立競技場 FC東京vs名古屋

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第6節 大分 vs 岡山】プレビュー:岡山のファイティング・プレスに、大分はショート・カウンターで迎え撃つ。(10.04.11)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
4月11日(日)J2 第6節 大分 vs 岡山(13:00KICK OFF/大銀ドチケット販売はこちら
スカパー!生中継 Ch183 12:50〜(解説:増田忠俊、実況:君崎滋、リポーター:岡村麻衣)
顔写真クイズ | 皆の投稿で作るスタジアム情報
----------

 第2節の岐阜戦以降、初顔合わせの相手と対戦が続く大分。今節ホームに迎える岡山とは公式戦では初対面となるが、シーズン前のトレーニングマッチで対戦している。監督、選手は多少なりともイメージを持って戦えそうだ。ちなみに、トレーニングマッチ(30分×2セット、45分×1セット)では4−1と勝利を収めているだけに、ポジティブなイメージで試合に臨めるだろう。

 ただ、このポジティブというのは厄介で、時として油断へと変わる。4節のホーム栃木戦では、2連勝して気が緩んだのか、全くいいところなく惨敗。応援に駆けつけた1万人を越えるサポーターは、やり場のない悔しさ、悲しみを消化できずに悶々と1週間を過ごした。前節、全勝で首位を走る徳島に完勝したものの、やはりホームで試合内容が伴った勝利を望む声は多い。「前回のホームでの失敗がいい薬になった。あの経験を生かすために、同じ過ちをしてはいけない。ボールに対するアグレッシブさを今週の練習では意識させた。誰もが満足するような試合をしたい」。サポーターの声が届いたのか、皇甫官監督は「戦う姿勢を前面に出す」と約束した。

 戦う姿勢と言えば、岡山の代名詞である。90分間走りきるタフなサッカーは賞賛に値する。相手が疲れた終盤になるほどに活気づき、最後まで走り続ける姿は観ていて好感が持てる。昨季の総得点40点のうち、12点が終盤の75分以降に記録されているように、粘り強い戦いをするチームだ。思い起こせば、エースの西野晃平のプロ初得点はロスタイムであった。05年に大分でキャリアをスタートした西野は、7節の神戸戦で後半41分にピッチに登場。前線からしつこくボールを追い続け、劇的な逆転ゴールでプロデビューを飾った。当時の指揮官は皇甫官監督。場所はビッグアイ(現・大分銀行ドーム)。「もちろん覚えているよ」と懐かしそうに振り返りながらも、「西野は勝負強く、一発がある」と愛弟子に警戒を強めている皇甫官監督。恩師の前で西野は成長のゴールを決めることができるか―。そんな師弟対決を踏まえ、少し違った角度で観戦すると楽しいかもしれない。

 勝負のポイントは、岡山のファイティング・プレスを大分がどう受け止めるかである。岡山の守備の特徴は、前線からのプレスだ。前節は5枚のイエローカードをもらうほど激しさがあった。大分がプレスを恐れ、ロングボールで逃げるようならば岡山に分がある。逆に、パスをつなぎ、サイドに展開してカウンターを繰り出せば大分が優勢に試合を運ぶだろう。「ウチは相手に強く当たられると(パスを)つなげないのが弱点」(チェ・ジョンハン)ではあるが、「意識を変えれば変わる。つなぐサッカーで、自分たちのペースで戦いたい」(東慶悟)ところだ。

以上

2010.04.10 Reported by 柚野真也
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/08/06(火) 19:00 ハイライト:Jリーグ選抜U-15 vs ニューカッスル ユナイテッド U15【Jリーグインターナショナルシリーズ2024 アカデミーマッチ】