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【J2:第6節 札幌 vs 柏】プレビュー:強固なディフェンスをベースとし首位に立つ柏に、札幌がホームで挑む。双方の特徴が出れば、テクニカルな好ゲームが見られるはず。(10.04.11)

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4月11日(日)J2 第6節 札幌 vs 柏(13:00KICK OFF/札幌ドチケット販売はこちら
スカパー!生中継 Ch184 12:50〜(解説:野々村芳和、実況:永井公彦、リポーター:藤井孝太郎、ピッチ解説:大森健作)
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少しずつ春の訪れが感じられるようになってきた札幌市内。札幌ドームでは勝点7で10位の札幌と、勝点13で首位に立つ柏が対戦する。

前節、札幌は痛い敗戦を喫してしまった。その前の2戦はともに完封勝利を収めており、前節の岐阜戦も勝利して3連勝でこの柏戦に挑みたかったのだが、結果的には0−3のスコアで岐阜に完敗。首位との大事な試合を前に勢いを弱めてしまった印象だ。加えて、その岐阜戦では守備の要である石川直樹が左足を痛めてしまい、担架で運ばれるというアクシデント。この試合の出場は微妙な状況となっている。
そうしたなかで迎える首位・柏とのホームゲームだが、石崎信弘監督は「いるメンバーで戦うしかない。それがチーム力というもの」とキッパリ。若い堀田秀平や開幕後に加入したパク・ジンスなどを様々な位置で試し可能性を模索している。相手の柏は石崎監督が札幌の前に率いていた愛着のあるチーム。センターバックに負傷者が重なっている苦しい状況ではあるが、いいゲームをして勝ちたいところだろう。「柏は守備がしっかりしている。特にGKのスゲ(菅野孝憲)は本当にいいパフォーマンスを見せている」と、かつての愛弟子のプレーぶりもしっかりとチェックしている様子だ。

一方、対する柏は前節、0−0での引き分けが濃厚かと思われた試合終了間際に大津祐樹が劇的な決勝弾。1人少なくなった相手に圧力をかけ続けながらも崩しきれず、手痛いドローに終わるかと思われただけに、ただ勝っただけでなく、チームに勢いも与えたと言っていい。そして、なかなか得点を決めきれない嫌な流れになりつつも、それに飲み込まれずに最終的にはしっかりと勝点3を奪っている部分を見ると、やはりチームとしての強さがあるということなのだろう。5試合を終えて無敗という好成績だ。そして、現在首位に立っている柏の最大のストロングポイントはやはりディフェンス。ここまでの失点が僅かに1という数字を見るだけでも、守備の堅さがうかがえる。GK菅野、センターバック近藤直也、パク・ドンヒョクが組むゴール前の砦はそう簡単には崩されないようだ。
また、自分たちでしっかりとボールをキープし、ゲームをコントロールする力を持っていることも失点の少なさにつながっているはず。GK菅野は時間の使い方がうまく、パク・ドンヒョクもパス展開力が武器のひとつ。中盤の底を見ても栗澤僚一、大谷秀和はキープ力がありながらもバランス感覚に長けており、アタッカー陣を的確にコントロールしている印象だ。群を抜いた実力を持つフランサを欠きながらも、チームとしてしっかりとゲームを支配して勝点を重ねることができている。今後も安定した戦いを見せそうな気配だ。

さて、試合の焦点だが、やはり注目すべきは柏のゲームコントロール力と、札幌の積極的なプレッシングとのバトルだろう。札幌は近藤祐介やキリノ、藤田征也などスピードのあるアタッカーが複数いるため、高い位置から素早くプレスを仕掛け、ショートカウンターに転じることができる。そこをどういう形で柏が回避するのか。パク・ドンヒョクを中心に素早くボールを回して札幌のプレスをかいくぐるのか、それともロングボールで頭を越してしまうのか。その辺りの攻防は勝敗を分けるポイントとなるはず。札幌も勢いに乗ればスピーディなパス回しができるチームなので、双方の長所がうまく引き出されれば、かなりテクニカルなゲームを見ることができるだろう。

以上

2010.04.09 Reported by 斉藤宏則
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