3月28日（日） 2010 J2リーグ戦 第4節
千葉 2 - 1 草津　（16:03／フクアリ／10,068人）
得点者：63' 戸田和幸（草津）、82' 青木孝太（千葉）、90'+2 アレックス（千葉）
スカパー！再放送 Ch181 3/29（月）15:00〜（解説：菅野将晃、実況：加藤暁、リポーター：飯田留美）
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●副島博志監督（草津）：

「今日、残念ながら結果が出なかったんすが、ウチの狙った形というのは出せたゲームだったんじゃないかと。選手も代わりながらでも組織的なディフェンス、それとそこからの攻撃、セットプレー、狙っている形というのはできたんじゃないかな。ただ、勝負となった時のやはりラスト１５分ですか、そういったあとのプレーをやはりもっともっとしたたかな部分も必要かなと。それと、ラストの同点以後、ウチがどうするのかというところも、こちら側の指示の出し方もあったと思うんですが、選手の中に統一感がもう一つ欠けた部分があった。自分のいたらない部分でもある。ただ、全体的には今までで一番いい攻守が出せたんじゃないかと思います」

Ｑ：最後は終盤、山田晃平選手とラフィーニャ選手を出したが、その段階では（スコアが）１−１だった。勝点３を取りにいったのか？
「そうですね。まずは、疲れの見えた選手、あとは（足に）けいれんを起こした選手、そういうところの手当てをしているところに同点弾だったものですから。１−０から守備をもう少し強化していこうという矢先に、同点ゴールが生まれたものですから、勝点３を狙いにいった。でもやはり、相手の前の圧力が非常に強かったので、なかなか思った形にできなかったなと。まあ、だからこそ、あそこの交代のシーン、それとあそこからの指示というのが、まあちょっといたらない部分じゃなかったかなというふうに思っています」

Ｑ：結果こそ出なかったが、今回の戦いというのは次に向けてチームとして
かなり手応えがあったのではないかと思うが、いかがか？
「それはもう本当におっしゃる通りで、やはり全員がピッチ上で非常にハードワークしましたし、守備のコンパクトさであったり、連動性、攻撃の狙い、あとセットプレー、全てが本当に全員がよくやってくれていました。これはもう本当に次につながるゲームができたと思います」

Ｑ：千葉が１点取られてから、やり方をかなり変えてきたが、その前のやり方はある程度予想通りだったと思う。今、対応の部分をおっしゃられたあたり、そのところが問題だったのだろうが、千葉の変化はやはり予想できなかったということなのか。
「いや、予想はできていたんですが、（システムを）４−３−３から４−４−２に変えて、ほとんど４−２−４の形になって、ターゲットマンを２人センターに置いてくる。そこの攻め、あとはシフトチェンジっていうのもわかっていました。ポジションチェンジしながらボールを縦にどんどん入れてきますから、そこのバイタルエリアのところを防ぐ必要があると。それから、（前に）入ったあとの２番目、３番目で入ってきますから、そういった選手たちのケアとは伝えてはいても、やはりより以上にパワーを持って入られてくる。あとは、後方からのプレーにおいても、体を預けられてしまうとなかなかファウルをするつもりはないと思うんですが、どうしてもサンドの遅れた部分で、倒してしまったりとかするシーンが垣間見えた。そういった部分というのは今までにないタイプの選手だったし、ある意味、急増に近い形のセンターバックだったので、これは十分修正可能。千葉対策としては今週１週間やってきたことというのは、ほぼ狙い通りできた。ただ、さらに相手は１枚も上の部分がありますから、それをどうやっていくのかというのは今後のまた課題でもあります」

以上