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【J2:第4節 千葉 vs 草津】プレビュー:攻守両面でやるべきことを遂行し、中盤の主導権争いを制して勝点3獲得を狙う千葉。草津はまず『1点』を奪って勝利へのきっかけにしたい。(10.03.28)

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3月28日(日)J2 第4節 千葉 vs 草津(16:00KICK OFF/フクアリチケット販売はこちら
スカパー!生中継 Ch184 15:50〜(解説:菅野将晃、実況:加藤暁、リポーター:飯田留美)
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 千葉がJ2リーグ戦を1勝1分として迎えた前節の第3節徳島戦。ミスの連続で自滅したところもあり、連勝で波に乗る相手に翻弄される試合展開となって、1−3で敗れた。その試合を3月24日の練習後に改めて振り返った千葉の江尻篤彦監督は「完敗。うちの選手でプレーがいいヤツは誰もいなかった。J2の戦いの厳しさをまた改めて教えてもらったようなものだが、もう同じ繰り返しはしない」と話した。

 3失点の守備に関してはもちろん状況判断やプレーの選択といった選手個々の問題点もあるが、江尻監督は「1失点目はDFの(マーク・)ミリガンと茶野(隆行)がかぶってぶつかりそうになったように連係の問題もあるし、チームとしてボールに寄せるとかカバーリングをきっちりやるということもできていなかった」と見ていた。徳島には「一瞬の隙や(千葉の)ミスを拾われてやられた」(江尻監督)ことから、今節の草津戦に向けては攻守の切り替えというポイントの部分を再確認しながらトレーニングで修正を図った。
 また、オウンゴールの1点だけで終わった攻撃は、特にアンカーのMF山口慶を狙った徳島のプレスもあり、中盤でのミスの多発が影響した。山口の近くでプレーするMF工藤浩平は3月24日の練習後に「ウチの中盤を狙ってくるチームはいるけど、そうすれば、どこか空いてくる。センターバックの選手がボールの持ち運びをするとか、攻撃陣がセンターバックからのボールを受けやすい体の向きをするとか工夫が必要で、今週はそういう修正をするトレーニングをやってきた。攻守ともに球際で負けないことも重要」と話した。攻撃面で鍵を握りそうなのが、第3節まではベンチスタートだったMF倉田秋だ。3月24日の練習ではFW深井正樹に代わって主力組に入ることもあった。倉田は「シュートを打てば何か起こることもある。シュートを意識してやりたい」と得点への意欲を語った。

 連敗のうえ2試合無得点で第3節横浜FC戦を迎えた草津は、攻撃陣のスタメンを第2節愛媛戦から一部変更。両サイドハーフをMFの廣山望と熊林親吾からMF山田晃平とFWラフィーニャに、2トップの一角をFW後藤涼からFW杉本裕之に代えて、攻撃のテコ入れを図った。しかし、試合開始早々の7分に横浜FCのFW大黒将志にゴールを許したことでゲームプランが崩れ、横浜FCの守備を崩す連係プレーが思うようにできない。守備でも連係を欠いたことで大黒へのマークが外れる場面があり、最終的には大黒にハットトリックをされて0−3の敗戦。無得点が続く3連敗で最下位となってしまった。

 前節終了時の上位3チームは、3連勝の横浜FCと徳島、2勝1分の柏。1年でのJ1復帰を目指し、さらにはJ2優勝を狙う千葉にとって、今節は早くも正念場といえる。前節では後手を踏んだ中盤の主導権争いを制し、草津の守備網を破れるか。また、いまだノーゴールの草津はまず『1点』の思いを強くして、先制点をもぎ取ろうとキックオフ直後から仕掛けてくるだろう。草津の副島博志監督のスタメン選考も気になるが、千葉としては草津がどのようなスタメンだろうと攻守両面でやるべきことを遂行し、勝点3を手にするしかない。ここで足踏みをするようならば、J1復帰の達成は遠のくことになる。

以上

2010.03.27 Reported by 赤沼圭子
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