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【J1:第4節 磐田 vs 京都】プレビュー:勝負強さの出てきた京都をホームに迎える未勝利の磐田。看板2トップが点を取って、チームを勢いづかせられるか(10.03.26)

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3月27日(土)J1 第4節 磐田 vs 京都(16:00KICK OFF/ヤマハチケット販売はこちら
スカパー!生中継 Ch181 15:50〜(解説:桑原隆、実況:岡村久則、リポーター:荒木麻里子)
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 アウェイ2連戦を終え、1分2敗という成績でホームに戻ってくる磐田。ここまでは、開幕5試合勝利がなかった昨年と同じ流れだが、チーム状況に関しては昨年より明るい材料も多い。

 まず守備に関しては、昨年は開幕3試合で11失点だったのに対して、今年は4失点。それも、開幕の仙台戦(ミスから開始20数秒で失点)以外は、それほど悔やまれる失点ではない。また失点した後の戦い方も、「だいぶ落ち着いてプレーできるようになってきた」(柳下正明監督)ことによって、焦りや自滅から失点を重ねてしまうという傾向がなくなってきたのは、地味ながらも昨年に比べれば着実に進歩した部分と言える。

 攻撃に関しては、第2節でエース・前田遼一がケガから復帰し、前節の名古屋戦では前田のポストプレーを活かしてゴールに迫る場面もしばしば作った。結果的には無得点に終わったが、前田もイ・グノも決定機を2度、3度と迎えており、それを決めていれば試合はどうなっていたかわからなかった。

 もちろん、現時点で目指している攻撃が100%できているわけではないが、方向性や手応えとしては、誰もが悪くない感触を持っている。キャプテンの那須大亮も「去年(のこの時期)は先が見えていなかったけど、今年は戦えているという感触があるし、手応えも感じている」と語る。だからこそ、今はゴール―とくに先制点に対する渇望が大きい。「どんな形でも先に点が欲しい。とくに2トップが点を取ってくれればチームにとっても大きい」(柳下監督)という思いは、チーム全体にもサポーターにも共通する思いだ。

 対する京都は、前節ホームで今季初勝利を挙げ、1勝1分1敗の9位。第2節では王者・鹿島に対して、土壇場のディエゴのゴールで追いつくという粘りを見せ、前節では勢いのある仙台に一度は追いつかれながらも、またもディエゴのゴールで突き放して初白星。開幕戦ではアウェイで神戸に完敗したが、そこからホーム2連戦で徐々に自信と勢いをつけてきた。

 最も脅威となるのは、もちろんディエゴ。「攻撃はディエゴが中心になることは間違いないので、フリーにさせないこと」と柳下監督も警戒感を強めている。また京都は、守備から攻撃の切り換えが速く、トップの柳沢敦はつねに裏への飛び出しを狙っているので、もちろんカウンターの恐さも十分にある。

 それだけに磐田としては、ボールを奪われた後すぐにディエゴに良い形でボールが入るという形だけは作らせないようにしたい。それには、やはり今季強く意識している「攻守の切り替えの速さ」が重要になる。ボールを奪われた直後、相手のボールホルダーにどれだけ早く寄せてパスコースを制限できるか、またディエゴや柳沢をどれだけ素早くマークできるか。そのあたりも磐田サポーターにとっては大きな注目点となる。

 京都は、守備に関してもしぶとさを持っているが、磐田としては相手がどうこうよりも、今の攻撃の流れをより良くしていくことが最大のテーマ。2トップにクサビが入る場面は多くなってきたが、それに対するサポートや、そこからサイドへの展開という面に関しては、まだ課題を残している。また、その過程で「まだミスが多いので、そこは減らしていかないと」(駒野友一)という部分もある。その他にも、クサビを入れると見せかけて長いボールを効果的に使うというパターンも織り交ぜたいし、進化させていきたい部分は多い。

 ただ、現時点でも1試合の中で何度か決定機を作ることはできている。1点決まれば、選手たちが自信をつけて、より攻撃に迫力が出てくる可能性も高い。「先に点を取られないように後ろが頑張っていれば、前が点を取ってくれると信じているし、1点取れば続けて取れるようになると思う」(加賀健一)と、守備陣も攻撃陣の能力に厚い信頼を寄せている。

 それだけに磐田サポーターにとっては、前線の選手―とくに2トップが結果を出せるかどうか。そして、それを勝点3に結びつけられるかどうかが、ホーム2連戦の初戦として最大の見どころとなる。

以上
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