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【J1:第3節 京都 vs 仙台】プレビュー:あれから3年、西京極での激闘再び。今季初勝利の欲しい京都と勢いを確信に変えたい仙台が激突!(10.03.19)

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3月20日(土)J1 第3節 京都 vs 仙台(13:00KICK OFF/西京極チケット販売はこちら
スカパー!生中継 Ch181 12:50〜(解説:山野孝義、実況:高野勝正 、リポーター:和田りつ子)
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07年。J2第51節西京極、仙台との激闘を制した京都はその後3位で入替え戦を制し昇格へ。そして仙台、勝点差3で4位。次年、3位に入るものの入替え戦で涙を飲み、昨年、その涙を喜びに変えた。
あれから3年、今度はJ1第3節。今季初勝利を是が非でも手中にしたい京都と、勢いを確信として植え付けたい仙台がまたも激突。プライドとこれからをかけて、あの時と同じ西京極で、激闘再び!

7年ぶりにJ1に戻ってきた仙台。J2での堅い守備はそのまま、FKという飛び道具でこの2節まで周囲の予想を覆す躍動を見せる。セットプレーが大きな武器だが、自信を覗かせるのは運動量。まずこれで上回るものを見せなければ京都は勝利にありつけないだろう。
仙台の中心は梁勇基。ここまでの2試合の4得点の中心は彼だ。「しっかりしたプランを与えて、スペースを与えないようにしたい」と加藤久監督も警戒感を隠さない。増嶋竜也、中盤の底のチエゴとのマッチアップとなる。今節のポイントの一つだろう。

アタッキングゾーン。これが今節の見どころとなる。仙台ゴール前、ここで何ができるか。開幕戦、仙台は磐田のクロスをことごとくはじき返した。単純なクロスではゴールの匂いはしないだろう。「ボールを持っている人の判断が優先される」とは加藤監督。ドリブル、パス、パスにしても近く、遠く、縦、横とそれこそ様々。それらの判断はボールを持っている人の判断が最優先されるということだ。さらに「その判断で迷ってはいけない」とも付け加える。
前節の鹿島戦。マルキーニョスの判断は明確で全く迷いがなかった。それは「ゴールに向かう」ということ。ボールを受ければパスでつないでとか、タメを作って2列目の上がりを促す、という判断は彼からは感じなかった。「ゴール」。これしかなく、その意志は明確で力強い。だからこその迫力、守備者への圧倒感だ。ゴールに向かえないと判断するタイミングに合わせ、さらに「ゴールを狙おう」とする鹿島の選手がスペースに走り込む。システム、戦い方云々の前にこの意識が鹿島の攻撃を支えていたように強く感じさせた。

京都にこの意識はどこまであるだろうか。
アタッキングゾーンで、「ゴール」だけしか見ずにプレーしている選手が、ディエゴ以外に誰がいるだろうか。勝負を仕掛けさせよう、ボールを送ろうとする選手は揃っているが、目的は「ゴール」である。
アタッキングゾーンでボールを持った選手の判断、換言すれば、アタッキングゾーンで勝負する者のゴールへの執念。これこそがスタンドを沸かせてくれるものではないだろうか。「ゴール前でどんなアイデアが」というくらいでは生温く感じる。その前に、仙台守備陣が怯むほどの「ゴール」への執着が観たい。

京都はJ1昇格後、常に残留争いに巻き込まれてきた。シーズンに入る前は攻撃的にと宣言しながらも守備に回らざるを得なかった。この2年間、強く感じさせたのは失点への恐怖からくる攻撃意志の欠如である。何としても、ここから抜け出したい。
あの西京極の激突から3年、仙台も苦難を乗り越えてきただろうが、京都もまた同じである。苦悩し、もがき、ギリギリの戦いを演じてきた。だから、負ける訳にはいかない。

京都の攻撃は迫力があるのか。サポーターの皆さん、是非、西京極でご判断下さい! そして、「今のは良かった」と感じれば拍手と声援で、「まだまだ」と映れば試合後、叱咤を。西京極でチームに与えて下さい!

以上

2010.03.19 Reported by 武田賢宗
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