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【J1:第2節 C大阪 vs G大阪】C大阪側プレビュー:C大阪ホーム初戦は、待ちに待った4年ぶりのJ1「大阪ダービー」。宿敵に長居では絶対に負けられない!(10.03.14)

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3月14日(日)J1 第2節 C大阪 vs G大阪(16:00KICK OFF/長居チケット販売はこちら
スカパー!生中継 Ch180 15:50〜(解説:長谷川治久、実況:本野大輔、リポーター:森田純史、プレーヤー解説:西澤明訓)
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 待ち望んでいた場所に、4年ぶりに帰ってくることができた。

 2010年シーズン、C大阪は苦節3年のJ2生活を乗り越えて、J1の舞台に復活。そして、J1に昇格したということは、宿敵・G大阪とのリーグ戦での「大阪ダービー」も、ようやく再開できることになったのだ。

 しかも、このカードがいきなり第2節、C大阪のホーム開幕戦として行われる。今年初となる長居スタジアムでのゲームで、大観衆を前に、因縁の相手と、大阪を二分する熱き戦いに身を投じる。ここまで環境が整えられたなかで迎える大一番。「負けてはいけないと思う、注目されている試合なので。何が何でもホームなので勝ちたい」と主将の羽田憲司も言うように、まさにC大阪にとってここが「絶対に負けられない戦い」となる。

 さらに今季からは前G大阪のFW播戸竜二が完全移籍で、昨シーズンは大分でプレーしていたG大阪MF家長昭博が期限付き移籍という形で、それぞれC大阪へ加入。G大阪で一時代を築いたストライカーと、「G大阪の至宝」と言われていたドリブラーが、桜色のユニフォームに袖を通すことで、大阪ダービーの盛り上がりにさらに拍車がかかる。

 ただ、一方で、C大阪は今季初戦、大宮とのアウェイ戦で0-3と敗れ、黒星スタートとなり、決してチームがいい状態というわけではない。香川真司も「完敗だった」と認めるように、大宮の高いモチベーションとハードワークの前に、まさになす術なくやられてしまった。「サポーターをがっかりさせてしまった。自分としても悔しい」と香川。だからこそ、ホームでのG大阪戦では、まだ第2節とはいえ、C大阪にとっては相当の危機感を持っての試合となる。

 レヴィークルピ監督も、この1週間はいつもに増して真剣かつ険しい表情が目立っていた。12日の練習前にも約1時間のミーティングを実施。詳細については言及を避けていたが、精神面については強調していたようだ。「1試合目で負けたが、その試合ではメンタルの部分が大きく左右していた。次の試合に向けては、そこを大きく変えるぞという雰囲気を、集中力を高く保って、作り上げなければならない。日曜日はチームを気持ちのうえで1つにする絶好のチャンスだ」。大宮戦で相手に見せつけられた気持ちの強さを、今度はC大阪がG大阪に示す番となる。

 ちなみに、今季の新チームにおいて初戦に先発したメンバーで、昨シーズンから残っているレギュラーは香川、乾貴士、羽田、マルチネスの4人のみ。アドリアーノ、アマラウ、高橋大輔、上本大海、茂庭照幸、松井謙弥の新加入6選手、そして一昨年のアキレス腱断裂という大ケガから見事昨年途中に復活し、今季は開幕スタメンを勝ち取った尾亦弘友希の、計7選手が、大宮戦ではピッチに名を連ねていた。

 その分、シーズン前から課題とされていたのが、連係面やチームの完成度。くしくも、一発目の試合でその不安は的中してしまった。それでも、今週のトレーニングを経て、「以前より連係は改善してきている」と尾亦。また、「まだ1試合終わっただけなので、自信をなくしていたら持たない。次の試合では考えすぎず、ウチのストロングポイントを出せたらいい」と播戸。今のC大阪は、前だけを見つめている。

 G大阪との大阪ダービーにおいて、リーグ戦での対戦成績はC大阪の8勝16敗。大きく負け越しているが、それはもう過去の話。実際、C大阪のユニフォームを着て大阪ダービーを経験しているのは、チーム内で藤本康太、前田和哉、酒本憲幸の3選手のみ。香川、乾をはじめ、ほとんどの選手たちが大阪ダービー初体験となり、その分、余計に「ダービーを経験したい」、「楽しみにしている」という声が多い。

 もちろん、J1で戦っていく以上、C大阪としては「早く結果がほしい」(羽田)。そして、大阪ダービーを制することができれば、今後に弾みがつくことも間違いない。「お客さんもたくさん入るし、しょうもないプレーはできない。もうやるしかない。頑張ります!」。乾の言葉が、今のC大阪のすべてを表している。

 遠藤保仁、明神智和、ルーカス、橋本英郎、二川孝広ら、実績豊富なタレントが並ぶ相手には、注意したい部分が多数ある。しかし、相手が格上だろうが、ACL出場中だろうが、関係ない。C大阪は「人もボールも流動的に動く」攻撃的サッカーで、全精力を投じて、この試合を取りに行く。大阪にはC大阪があるということを示すために。

以上

2010.03.13 Reported by 前田敏勝
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