3月14日(日)J1 第2節 浦和 vs F東京(14:00KICK OFF/埼玉)
スカパー!生中継 Ch363 14:00〜(解説:金田喜稔、実況:土井敏之)
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浦和はホーム初戦にF東京を迎え、今シーズン初白星を狙う。
2年連続で同カードとなった開幕戦、浦和は王者鹿島に完成度の差を見せつけられた。開始早々に失点した浦和は必死に反撃を試みたが、試合巧者の鹿島に“大人のサッカー”でうまくかわされ、つけ入る隙を与えてもらえなかった。山田暢久も「去年に比べたらうちもレベルアップしているとは思うけど、長年やっているチームとここ2年ぐらいのチームの差が出たと思う」と成熟度の違いを認めていた。
ただ、そのなかでも今後につながる好材料はあった。なかでも新戦力の柏木陽介が開幕戦からいきなり存在感を発揮していたのは心強い。背番号8の司令塔はゲームメイク、フィニッシュの両面で違いを生み出せる力があることを窺わせた。回数は多くなかったものの、浦和が堅守の鹿島相手に作り出したチャンスのほとんどに絡んでいただけに、F東京との戦いでも決定的な仕事が期待される。「やらないといけない」と本人もそのことは強く自覚している。
鹿島戦ではゴール前での迫力に課題を残したが、柏木は「距離感よく、パスをパンパン回して、危ないところにみんなで突入していくというのが練習ではできている」と手応えを掴んでいる様子。攻撃陣が流動的に動いて的確なポジションを取りながら、パスを自在につないで相手の急所を突く。そんな練習通りのサッカーができれば、おのずと勝利は見えてくる。「F東京はいい補強しているし、パスサッカーのいいチーム。でも、自分たちの力が出せたら勝つ自信はある」と柏木も胸を張る。
そしてF東京戦ではまた一人、新たな希望の種が誕生するかもしれない。開幕戦に右サイドバックとして先発出場した平川忠亮が右太もも裏に違和感を覚え、水曜日の練習では別調整となっていたが、彼の代わりに主力組に入ったのが岡本拓也だった。岡本は2種登録の現役高校生。出場すれば、17歳269日でのJリーグデビューとなる。シーズン前のトレーニングマッチでは好パフォーマンスを見せていたが、まさかの大抜擢となるか注目だ。
一方、F東京は開幕戦を白星で飾っており、その勢いで「打倒浦和」を誓う。F東京にとって浦和戦は鬼門で、なんと10試合勝ち星なし(1分9敗)。浦和には実に5年近く勝てていないのだ。「さすがにこれだけ負けていると、苦手意識がないとは言えない」とは今野泰幸。しかし、頂点を目指す上では超えねばならぬ相手であり、いつも以上に選手たちは闘志を燃やしているはず。今野も「本当に勝ちたい。ここで負けていたら、優勝争いも見えてこない。1つ乗り越えないといけない相手」と必勝を誓う。
木曜日に行なわれた大学生との練習試合では、開幕戦のスタメンがそのまま先発出場しており、故障明けの石川直宏は控え組に入り、梶山陽平は別メニューに励んでいた。城福監督はおそらく浦和にも開幕戦のメンバーをぶつけ、状態が万全でない石川や梶山は切り札として使う形をとるだろう。
浦和は開幕戦で1年前と同じ相手に、同じ会場で、同じスコアで黒星を喫した。そして奇しくも第2節でも、昨シーズンと同じ相手と、同じ会場で戦う。2009年は浦和が3−1でF東京に勝利を収めている。果たして、歴史は再現されるのか。それともF東京が不名誉な記録に終止符を打つことになるのか。
以上
2010.03.13 Reported by 神谷正明
J’s GOALニュース
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