3月14日(日)J2 第2節 千葉 vs 鳥栖(16:00KICK OFF/フクアリ)
スカパー!生中継 Ch183 15:50〜(解説:関塚隆、実況:野村明弘、リポーター:飯田留美)
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前半の問題点を後半に修正して先制したものの、4分のロスタイムの終了間際に失点して1−1の引き分け。千葉にとって熊本と対戦したJ2開幕戦は、まさに『J2の戦いの厳しさ』を痛感させられるものとなった。だが、目標の『1年でのJ1復帰』を達成するには、ここでつまずいているわけにはいかない。前節の課題を早急に解決し、ホーム開幕戦の今節ではきっちりと勝点3を獲得して勢いに乗りたいところだ。
解決すべき課題のうち守備については、前節の試合後の江尻篤彦監督の言葉からも「自分のマークをしっかり確認して、ボールホルダーに対してしっかりプレスをかけること」が重要だ。今節の対戦相手の鳥栖は、ショートパスをつないでサイド攻撃を仕掛ける狙いがあるだけに、鳥栖の攻撃の起点になるMF衛藤裕&MF藤田直之の元福岡大ボランチコンビからいかにパスを出させないかがポイントとなる。鳥栖の前線のターゲットとなるFW豊田陽平へのロングボールやサイドチェンジのパスに対しても、出所を潰してボールを奪う守備で防ぎたい。また、守備力アップを期待された千葉の新戦力DFマーク・ミリガンは、ケガで出遅れたが調子を上げてきており、前節は試合終盤に出場。チームメートとの連係面の問題は残るものの、スタメン起用に関して江尻監督の判断はどうなるのか。
攻撃面では、前節は中盤が熊本のプレスを受けてうまくボールを動かせず、ロングボール多用になった点が悔やまれる。運動量を増やして攻守を速く切り替え、相手のプレスの網にかからないスピーディーなパス回しでゴール前に攻め込むスタイルの実践が、得点奪取の鍵となる。前節は後半途中から出場のMF倉田秋がタメを作って攻撃を活性化させ、自ら得点したが、江尻監督が今節で倉田をどのように起用するのか注目だ。また、前節では千葉の攻撃の大きな問題点である『シュートを打つべき場所、打つべきタイミングで打たずにパスを出してしまう』悪癖も見られた。これをしっかりと直さなければゴールも、そして勝利もない。
一方、前節の札幌戦での鳥栖は、千葉とは逆に追いついて1−1の引き分け。前半に1点ビハインドとなったが、後半の終盤にFKから得点機を作ってDF飯尾和也がゴールを奪った。目指すサッカーをやりきれなかった悔いはあるにしても、勝点2を失った感のある千葉とはチームに漂う雰囲気が違うはずだ。今節は、テンポよく中盤からパスをつなぎ、サイドを突いて攻めた後半のサッカーを試合開始からできるかどうか。それには衛藤&藤田のダブルボランチの活躍が必要不可欠だ。二人がより攻撃的にプレーできるようにするには、周囲の選手のサポートやコーチングを含めた連係面も重要だろう。
千葉は初のJ2での戦いに臨んだことによる硬さ、鳥栖は開幕戦特有の緊張感から解放されたはず。目指すサッカーの体現により近づき、アグレッシブに戦えたほうが勝利をつかむだろう。開幕戦は熊本に行けずにウズウズしていた人も含め、今節は多くの千葉サポーターにスタジアムで選手を後押ししてほしい。
以上
2010.03.12 Reported by 赤沼圭子
J’s GOALニュース
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