３月７日（日）、２０１０シーズンをスタートさせた岡山。開幕戦でアウェイの地から勝点３を持ち帰ったチームですが、オフ空けの練習日、選手の表情は開幕前よりも厳しいものに変わっていました。
「細かいミスはいっぱいあった」と話すのは、センターバックの近藤徹志選手。２列目に入った岸田裕樹選手は「シュート数が少なかった」と、どの選手も、開幕戦で課題を見つけています。今季から厳しくなった手を使った不正なファウル（ホールディング）については、「セットプレーの時に、厳しくなったことを感じました。攻撃ではチャンスになるかもしれないけど、守備では気をつけないと」と、ボランチのキム・テヨン選手。現在は、13日（土）のホーム初戦（vs横浜ＦＣ）に向けて、着々と準備が進められています。

チーム同様、スタジアムとその周辺の準備も順調に進められています。ＪＲ岡山駅からスタジアムまでの「ファジロード」をはじめ、岡山・倉敷市内には、スタッフとサポーターによる「ポスターローラー作戦」の甲斐あって、今シーズンのファジアーノ岡山のポスターがいたるところで見られるようになっています。岡山のホームスタジアムは、３月から『kankoスタジアム』に名称を変更し、すでに『カンスタ』の呼び名が定着してきました。カンスタでは、今シーズンからピッチサイドの極近の距離から観戦ができる「カンコー学生服シート」（芝かぶり席　※中・高校生対象）が設けられています。また、人気のスタジアムグルメ・FAGI　FOODS（ファジフーズ）には、「ホルモンうどん」に代表される岡山の味として、新たに「デミカツ丼（600円）」や「えびめし（600円）」が登場。アウェイサポーターの方々には是非、味わっていただきたい品です！　

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2010.03.11 Reported by 尾原千明