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【ガイナーレ鳥取:Jリーグ入会審査結果報告会見】記者会見での塚野真樹代表取締役社長コメント (09.11.30)

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本日、鳥取市内にてガイナーレ鳥取のJリーグ入会審査結果連絡と記者会見が行われました。記者会見でのガイナーレ鳥取・塚野真樹代表取締役社長のコメントは以下の通りです。
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●塚野真樹代表取締役社長:
「今、Jリーグ入会審査の最終結果ということでお電話をいただきました。今季のガイナーレ鳥取としましては、JFL4位以内に到達する成績を出していないということで、入会先送りという結果だそうです。
コメントとしましては、大いに期待していますので、来年もこういう想いで是非頑張ってほしい。県民のみなさんからも非常に応援されていると感じるので、県民のみなさんへの気持ちを忘れずに頑張ってください、ということでした。Jリーグに行けることを期待して応援して下さった方がたくさんいらっしゃると思いますので、それに応えられなかったということに関しては本当に申し訳ないと思っています。クラブでの取り組みなど色々と行ってきましたが、成績面で昇格ができなかったということはより一層悔しいなぁと思います。
これを受けて来季、JFLでまた戦います。知恵を絞って、もう一度立て直して取り組んで参りたいと思います。みなさんに御支援をお願いしたく思いますので、真っ直ぐ前を向いて、県民のみなさん、サポーターのみなさんと共に前進していきたいです。ありがとうございました」

Q:来季については選手の補強なども含め、資金面で苦しい部分もあると思います。経営面の見通しはどうなっていらっしゃいますか?
塚野代表取締役:
「昨シーズン終了した時点、それから今シーズンが終了した時点を比べると、プラス方面に向かっていると思います。今季のJFLで戦ってリーグで観客動員数1位になりましたし、今季はチケットの売り上げもかなり伸びております。なんとか努力して来季少しでも力強く行かせたいと。JFLでも十分…経営というのは、3年前のガイナーレでは難しかったですが、現在のガイナーレ鳥取であれば不可能ではないと思っています。広く言いますと、J2でもJ1でも財務というものはずっとサッカークラブにとっては課題になっていくと思っております。ですが、今のガイナーレ鳥取の出来るポテンシャルをしっかりと発揮すれば、まだまだ収入というものは増やせる、増やす余地はあると思っています。最低限、今年の状態を維持出来れば、Jリーグへの挑戦ということは続けていけるんじゃないかなと思っています」

Q:JFL5位という結果に終わりましたが、得失点差ではリーグトップ。どういったところで5位に終わったと考えられますか?
塚野代表取締役:
「得失点差1位で順位は5位というのは、あまりないケースだと思っています。ですので、何らかの問題があると感じています。点はたくさん取る、失点は少ない…なのに勝てないということは、要は相手をやっつける力は十分あるんですけど、それが出せない。考えられるのは勝負弱さというものがあると。この勝負弱さがどこかと言ったら、僕の考えでいうと2点あると思います。1つは勝負強くなるように鍛えられていない、それから余計なプレッシャーをチームにかけすぎている。これは表裏の話ですけど、これがあると思っています」

Q:余計なプレッシャーというのは?
塚野代表取締役:
「これは、僕が個人で感じていることですけど、試合が終わって、サポーターのみなさんからたくさん声をかけていただきました。去年もそうだったんですけど、『4位以内に入れなかったから、もう辞めちゃうんじゃないですか?』と僕もたくさん声かけられました。『勝たないとやばい』と、県民やサポーターのみなさんにクラブが思わせてしまうという部分がものすごくたくさんあるなぁと改めて思いました。JFL前期1位から途中5位に落ちて1ヶ月くらい過ごした時に、これで上がれなかったらやばいという声が上がりました。そうすると知らず知らずのうちに選手達にも『もう勝たないとまずい、あとがない』ということが、危機感という意味ではいいのかも知れませんが、ものすごく余計なプレッシャーとなってしまったのかなぁと…」

Q:5位という結果を率直にどう受け止めていますか?
塚野代表取締役:
「5位で率直に思ったのは…去年と比べて、去年と今年と両方5位だっていう…。とにかく最終的に勝ちたい。で、サッカーのゲームですので、勝ちもありますし、引き分けもありますし、負けもあります。でも、なんとしてでも負けは許されないと思いますし、なんとか勝ってほしいっていうのが願いです。これが実現できたことは非常に効果があった。最終戦で勝てなければどうしようもないかなぁと。ゴールが今までなかったので、最終戦で逆転勝ちが出来たというのは試合が終わったあとに良かったと感じました。5位が2年続けて起きたことには、明らかに何か大きな原因があるだろうとは思います。それから、ヴィタヤ(監督)とのことは、今のメンバーでJリーグへの入会が見送りということになったので、この結果を受けて本人と相談した上でこれからを考えていきたいなぁと。クラブとしては、諸手を挙げてもう一回お願いしますという気持ちではない。色々と詰めないといけないと思います」

竹鼻快GM:
「サッカーっていうのは成績だけじゃないですからね。サッカーの成績と中身があって、お客さんも増えていくわけじゃないですか。お客さんが入るからスポンサーも増える。成績だけでクラブが成り立っているわけではないですから」

Q:先ほどヴィタヤ監督のお話がありましたが、クラブとしてはヴィタヤ監督に残ってほしいのか、新しい監督を探すのか、その方向性を教えてください。
塚野代表取締役:
「方向性の前に、ヴィタヤさんと話をしなければなりません。ただ、先ほども申し上げたように、Jリーグに上がったら是非ヴィタヤ監督にお願いするつもりでいました。でも、上がれませんでしたのでちょっと考えないといけないなと。なので、諸手を挙げてお願いしますというわけではないということです」

Q:来シーズンの選手数はどのくらいを考えていますか?
塚野代表取締役:
「今以上に増やすつもりは基本的にありません。まずベースを考えれば、クラブの外に良いものがあって、それを取ってくるとは思ってない。今クラブの中にあるものは全く無価値だと思ってませんので、これをしっかり育てる、強くする、評価する。これも強化のコンセプトだと思うんですが、これからです。で、結果も本当に欲しいですし、今こうして元気に話ていますが、正直辛いです。ですので、なんとしてでも5位は越えたいです」

以上
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