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【J1:第33節 磐田 vs 広島】プレビュー:サポーターの熱い想いが込められた中山雅史のホーム最終戦。磐田はチーム一丸となって勝利をつかめるか (09.11.28)

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11月28日(土)J1 第33節 磐田 vs 広島(14:00KICK OFF/ヤマハ
スカパー!生中継 Ch363 14:00〜(解説:金田喜稔、実況:佐藤文康、リポーター:石川葉子)
勝敗予想ゲーム | 皆の投稿で作るスタジアム情報
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リーグ戦上位クラブ 直近3節の試合結果と次節対戦相手
第30節第31節第32節第33節第34節
広島●0-7 川崎F○1-0 大宮△0-0 名古屋磐田京都
※J1リーグ戦は賞金が授与される上位7位以内に位置するクラブの試合結果および次節対戦相手を掲載しています。
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サックスブルーのユニフォームを着る中山雅史を、ヤマハスタジアムで観る最後のチャンスとなる可能性が高いゲーム。磐田サポーターにとっては特別な意味を持つ今年のホーム最終戦で、選手たちがどんなパフォーマンスを見せるのか。また中山の出場は、ゴールはあるのか。磐田ファンには絶対に見逃せない一戦となる。ヤマハ大久保グラウンドには、中山のこれまでの活躍と記録を書き連ねた横断幕がグラウンド全周にわたって掲げられ、磐田サポーターの熱い気持ちも、選手たちには十分に伝わっている。

柳下正明監督も「(中山は)今は非常にコンディションが良い」とベンチ入りを明言。出場するかどうかは試合展開しだいとなるので、磐田としては終盤までに優位な状況を作っておきたいという思いも強い。
また、中山と鈴木秀人に続いて、今週は茶野隆行と村井慎二の契約を更新しないことが発表された。茶野は残り2試合とも出場停止だが、鈴木と村井はベンチには入る。中山だけでなく、彼らのホームラストゲームを勝利で飾るためにも、何としても勝利が欲しいゲームだ。
チーム状況としては、J2降格もないが、トップハーフに上がるのも難しいというポジション(勝点40の11位)で、ここ4試合勝利がなく、勝ちきれない戦いが続いている。さまざまな意味で難しい状況もあるが、目指すべきところは2つ残っている。ひとつは、年初の目標である10位以内、もうひとつは前田遼一の得点王だ。
とくに前田が得点王をとれば、チームとしては3度目の日本人得点王となる。これは、どのチームもかなわない誇れる記録だ。ここは、チーム全体としてサポートし、何としても達成してほしいところだ。今季の広島との対戦では、磐田が2連勝しており、その中での3得点をすべて前田が叩き出している。相性は悪くないので、彼のゴールで先制点を奪うことが、磐田にとっての理想的なシナリオとなる。

対する広島は、現在勝点50の5位。優勝もトップ3も可能性はなくなり、天皇杯でもすでに3回戦で敗退しているが、J1リーグ戦で4位に入ればAFCチャンピオンズリーグ出場につながる可能性も残されている(トップ3のチームが天皇杯で優勝した場合)。今のところ4位の浦和とは勝点2差で、得失点差では上回っているため、残り2戦を連勝で終わるというモチベーションは非常に高い。したがって、磐田にとってどんなゲームであったとしても、勝利を譲る気はないはずだ。
その広島を磐田が倒すためには、広島の流動的な動きとパスワークをしっかりと封じなければならない。「前の3人と両アウトサイドは非常にクオリティが高いので、とくに中央の3人をしっかりとつかまえるという部分をしっかりやっていきたい」と柳下監督が言う前の3人とは、1トップの佐藤寿人と、その後方で自由に動く2シャドーのこと。2シャドーが誰になるかは微妙だが、広島の攻め方は変わらないはずなので、そこの対応を選手たちもしっかりと意識している。
出場停止の茶野に代わってJ1リーグ戦では10試合ぶりの先発となる見込みの大井健太郎も、「(相手の流動的な動きに)ついていきすぎると裏をつかれてしまうし、ある程度ついていかないと前を向かれてしまうし、守備のところは運動量的にもかなりハードになると思う。だけど、そこはみんな覚悟して、倒れるまで走るつもりで守り抜きたい」と熱い気持ちを語る。

広島を無失点に抑えることは簡単ではないし、このところの磐田は終盤の失点が目立っている。だが、「2点取って勝てないなら3点取りにいくだけ」と柳下監督も言うように、ホームで攻守においてアグレッシブに戦っていくという意識は、全員で共有できている。 中山自身も、「(試合に)出ていても出ていなくてもできることはあるので、チームの勝利のために自分ができることを全力でやりたい」と、いつも通りの姿勢を見せる。ただ、「入るならFWとしてだと思うので、その仕事を全うできればと思う」と自身のゴールに向けても意欲十分。
中山がJ1最年長ゴール(それは16年連続ゴールにもなる)を決めて、ホーム最終戦を勝利で飾る。それがサポーターにとっての理想の形。ぜひ、それが現実になるよう、チーム一丸となった熱い戦いを見せてほしい。

以上
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