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【J2:第49節 富山 vs 徳島】レポート:富山、堅守復活に手ごたえも無得点でリーグ最多16試合目のドロー。徳島は決め切れずに4試合ゴールなし(09.11.23)

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11月22日(日) 2009 J2リーグ戦 第49節
富山 0 - 0 徳島 (16:04/富山/3,449人)
スカパー!再放送 Ch182 11/23(月)17:00〜(解説:安井孝志、実況:牧内直哉、リポーター:豊田麻衣)
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富山は14試合ぶりに無失点で守り切ったが、ゴールが奪えずに3カ月半ぶりのホーム勝利を果たせなかった。徳島もチャンスで決め切れず、無得点は今季ワーストの4試合連続となった。得点を挙げ、勝利をつかむことは容易ではなく、両チームとも残り2試合のためにトレーニングを重ねる。

富山の引き分けはリーグ最多の16試合になった。今節を含めて0−0が9試合、残りの7試合は1−1。守りで頑張って失点を最小限に抑えるが、それを上回る得点を奪うことができない。今季49試合目も、これまでの戦いぶりを象徴する結果に終わったといえる。
それでも収穫は多かった。第3クールに入って失点がかさんでいたが、前節から採用した自陣で守備ブロックを築くリトリート戦術が機能して完封。奪ったボールを素早く展開し、両サイドからのクロスで何度も相手ゴールを脅かした。シンプルな堅守速攻のスタイルに立ち返り、プレーには活気があった。ひとまずホームでの連敗を6で止め、次節以降の勝利に期待を抱かせた。

試合は両者ともに立ち上がりは慎重で、20分まではシュートを放つところまで崩すことができなかった。徳島は個人技で打開を図り、23分にカウンターからFW柿谷曜一朗が狙ったがゴールをわずかに捉え切れない。25分にはMF徳重隆明が中央から左足で放ったミドルシュートがクロスバーの内側に当たって跳ね返った。
富山はFW石田英之、MF木本敬介、朝日大輔が流動的にポジションを入れ替えながら、スピードと機動力で好機をうかがう。33分には右から石田のクロスにMF長山一也がスライディングで飛び込むがわずかにタイミングが合わなかった。

ハーフタイム明けの円陣、富山の選手たちはスタンドまで聞こえる大きな声で互いを鼓舞。石田は「前半を無失点で抑えることができ、全員が『自分たちのリズムだ。勝ちにこだわるぞ』と気持ちが高まっていた」と振り返る。後半開始から出足よく攻勢をかけ、同1分には右から木本、同7分には左から朝日がセンタリングするが、ゴール前で合わなかった。同11分には石田とのワンツーで朝日がペナルティーエリアに侵入したが、シュートは相手DFの体を張った守りに防がれた。

攻め合う展開になり、決定機をつくったのは徳島。同11分、右からのアーリークロスにFW佐藤晃大が頭で合わせるがGK正面。同22分にも佐藤がMF六車拓也の左からのクロスに合わせたが再びGKに防がれた。
同27分に最大のチャンスが訪れたが、富山のGK中川雄二の好セーブに阻まれた。DF挽地祐哉のアーリークロスを佐藤が胸で落として柿谷が強打したが中川がセーブ、跳ね返りをさらに柿谷が狙うが至近距離で中川がストップ、そのこぼれ球に詰めたDFペ・スンジンのシュートはゴール左へ外れた。

徳島は引き分けによって順位を下げて8位に。次節のホーム最終戦(11/29(日)@鳴門大塚)では、首位の仙台を迎える。ベテランの徳重は「1点入れば変わると思う。それが難しいわけだが、トレーニングするしかない」と語った。得点力アップを目指して試行錯誤してきたのは富山も同じ。両チームとも残り2週間、まだ歩みを止めることはできない。

以上


2009.11.23 Reported by 赤壁逸朗
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