11月21日(土) 2009 J1リーグ戦 第32節
山形 0 - 0 大宮 (14:05/NDスタ/10,347人)
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●小林伸二監督(山形):
「2試合通して、選手はハードワークしてくれたと思います。守備については動けたと思うんですけど、ストレスが入った、力が入ったものを抜いて、ファーストタッチだったり、くさびのコントロールだったりというところになると全然ボールが収まるところがないような状態だったと思います。後半、少しずつボランチから両サイドにボールが散るようになっていい形になるんですけど、そこの先のクロスの質だったりというところに物足らなさというか、精度アップがないとちょっと難しいのではないかと思います。大宮も球際のところだけ、くさびのところだけは厳しかったんですけど、そのへんをうまくワンタッチを使ったり、全体にプレスがかかっているわけじゃないんですけど、周りが見えてないと言えばそうでしょうけど、そのへんをうまく回避することができなかったなと。特に前半はそういうところがあったかなと思います。後半は少しずつですけどトップにくさびが入るようになって、サイドに流れてクロスというところはあるんですけど、トップに入ったところのサポートで真ん中を破るというところまでいかなかったと思うので、そういうところも狙いにはしてたんですけどなかなかチャンスがつくれなかったという感じです。勝点1を取れましたが、勝てば(勝点を)40に乗せられた。あと2試合でしっかり準備をしていきたいと思っています」
Q:今日は残留争いの直接対決の相手ということで、どのようなゲームプランで臨まれたのかということと、前半ボールの収まりどころがなかったということで、ハーフタイムにどのような修正がされたのかということを教えてください。
「今日は、スペースを使う人を前半と後半で分けて指導したんですけど、なかなかうまくいかなかった。特に前半、サイドバックからのフィードが悪くて、全部足元に、または風があって抜けていく。ゴールラインを割るとそこで終わるんですけど、相手のディフェンスの前に収まるもんですから、背後じゃなくてそれが3つぐらいつながっていってリズムが悪かったなと思います。それがうまく入れば、もう少し今度、バイタルのところも空くようになったんですけど、そこでギクシャクしたかなあというところがあります。ちょっとしたフィードのところなんですけど、たて続けに3本ぐらいミスしたので、ちょっと何やってんの?という感じですね。そういうところでスペースをうまく使いたかったんですけど、うまくいかなかったというところですね。
あと、くさびがトップに入るんですけど、両方ともミスしたり取られたりして、なかなかトップで収まらなかったなあという感じがします。ビルドアップも、フォワードの2枚がプレスをかけてくると、特に右サイドはパニクったかなと。左はちょっと落ち着いてましたけど。そのへんでうまくいかなかったなという気がします。
後半は今度違う人が走るようにしたんですけど、なかなか思ったようにボールが出なくて、逆に10分過ぎに大宮の足が止まったので、少しボールが回せた。少しプレスがあるんだけど、そこでちょっと状況を見たらターンできたりするのを、見たときに(相手が)来てるので安易に出してしまう、落として下げてしまう。あのへんが大宮の選手とちょっと違うのかなと。大宮の選手は前半も(ボールが)収まってますから、そのへんのちょっとしたところで違いがあるかなと今日は思いました。
(後半)10分過ぎから動きが出てきたので、サイドチェンジもやっとできるようになってきたし、くさびも入るようになってきたので。ただ、ちょっとくさび(のボール)が取られるケースがあったので、あのへんをしっかりコントロールしてパスが出せると、もう少し絡む人が増えると思いますけど、そのへんが難しかったです。
ハーフタイムは、ディフェンスについてはうまくやっているんですけど、特にスクリーンになったときにあまり行き過ぎないように。相手がスクリーンのときにはしっかりボールを見た状態で大丈夫だということですね。あとは、ボールサイドのプレスだけが早いので、コントロールしたほうがいいのか、ワンタッチで1回散らしたほうがいいのかという判断はしたほうがいいねと。全体的にプレスがいいわけじゃないということと、フォワードがプレスをかけてるときにボランチがかかっているかというと、ボランチは下がってるので。センターバックからボランチがもらったらフリーなケースがたくさんあるんだけど、ボールのところだけにプレスがかかっていて(周りが)見えてないというのがあるので、もうちょっと冷静にボランチを使ってもいいなという話をしました。
あと、攻撃は動く人を変えてスペースを狙うということをちょっとやりました。あまり効果的ではなかったような気がします。1回ぐらい、『ああ、そういう感じだね』という、長谷川が走ったのがありましたけど、あとはちょっといい形もできたので、それをうまくゴールにつなげていくということ。メンタルは充実していたと思います。戦いという意味では。それをどうリラックスさせてファーストタッチをするかというところの切り換えは要るのかなと思います」
Q:残留を待ち望んでホームにファンがたくさん来ましたが、ひと言ファンにいただけますか?
「天皇杯で間が空きましたけど、直接対決の4試合で勝点10を取って、そういう雰囲気にはなったんですけど、なかなか最後のところが…。今年は3チームが自動降格なので厳しいだろうというところになると、早く決めたいという部分と、最後までもつれるだろうというのが当初からの…。だいたい3チーム落ちるとなると、もつれると思うんですね。そのへんの怖さをすごく感じて、特にホームだったので力を借りて勝点40に乗せたかったんですけど、すんなりと結果が出なかったということですね。それだけJ1に残るということが厳しいということを、選手もわかったし、サポーターのみなさんにもわかってもらえれば。次、また集中してチャレンジするということができるので、切り換えてアウェイの名古屋との試合に向けていきたいと思います」
以上
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