11月8日(日)J1 第31節 横浜FM vs 大分(18:30KICK OFF/日産ス)
スカパー!生中継 Ch181 18:20〜(解説:田中孝司、実況:中村義昭、プレーヤー解説:遠藤彰弘、リポーター:中願寺香織)
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11月4日、横浜F・マリノスが木村浩吉監督の退任を発表した。この時期にその決断が下されたことで、選手たちは奮い立つに違いない。
「浩吉さんが目指すサッカーが好き」と、よく口にしていたのは松田直樹。彼はボランチで起用され続け、成長を遂げた。また、木村監督は若手を積極的に抜擢。現在スタメンの長谷川アーリアジャスール、狩野健太を筆頭に、その恩をプレーで返そうと思うだろう。長谷川は「ここまでやってきたことを全力でぶつけたい」と、意気込んでいた。昨年7月から航海を続けた『木村丸』の集大成を、残り試合で見せてほしい。
大分トリニータは、前節の京都サンガF.C.戦で引き分け、J2降格圏の16位以下が確定した。その試合の記者会見での、ポポヴィッチ監督の話が印象的だった。
「こういう難しい時に人間性が問われる」
その言葉に、選手たちがどう応えるのか。来季に向けてのスタートとも言える横浜FM戦は、重要な一戦である。
横浜FMは、最下位の大分を侮っていない。何人かの選手は「難しいゲームになりそう」と言う。それは大分の選手が残留争いというプレッシャーから解き放たれたからだ。失うものは何もないとは、まさにこのこと。気持ちを切り替えてくる可能性がある。
「大分は最近、負けていない。全力で戦わないと」と話すのは小宮山尊信。その通りで、大分はリーグ戦の直近6試合で2勝4分と負け知らず。粘り強さは特筆すべきだ。
「粘り」と言えば、前回の対戦で横浜FMは、それを見せつけられている。5月30日、ヤマザキナビスコカップ予選リーグの大分戦。横浜FMは2点のリードを守り切れず、3点を献上し逆転される。松田の得点で引き分けとなったが、大分の底力を体感。田中裕介も「そういう粘りがあるので、今回も僅差の試合になるかも」と、口元を引き締めていた。
横浜FMの何人かの選手が、相手攻撃のキーマンに挙げていたのは、ドリブラー・金崎夢生だ。ただし、今の大分の攻撃は、彼一人に頼るわけではない。ポポヴィッチ新監督が標榜するパスサッカーが徐々に浸透。「サイドから、そして真ん中から点を取ることにチャレンジしている」(ポポヴィッチ監督)。技巧派MF家長昭博が負傷で欠場濃厚なのは痛いが、果敢に攻撃を仕掛けてくれると予想される。
横浜FMの攻撃陣では、坂田大輔と狩野が好調。坂田は自慢の快足だけでなく、得点嗅覚に鋭さが増している。天皇杯3回戦では左クロスに合わせて蹴り込み、29節名古屋戦では右クロスを頭でプッシュ。ともにポジション取りの良さが光るゴールだった。狩野は名古屋戦での痛快な決勝点が脚光を浴びるが、ゲームメイクぶりもいい。今回も持ち前のパスセンスで、攻撃にリズムをもたらすはず。
大分は今節、藤田義明と上本大海という主力DF2人が出場停止。その影響で守備が乱れ、横浜FMのアタック陣が大暴れすることも考えられる。そうなれば、あと1点に迫った渡邉千真の新人最多得点記録(12得点)達成の瞬間が、見られるかもしれない。
以上
2009.11.06 Reported by 小林智明(インサイド)
J’s GOALニュース
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