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【第89回天皇杯3回戦 山形 vs 明治大】神川 明彦監督(明治大)記者会見コメント(09.10.31)

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10月31日(土) 第89回天皇杯3回戦
山形 0 - 3 明治大 (13:00/NDスタ/2,870人)
得点者:27' 三田 啓貴(明治大)、60' 山本 紘之(明治大)、85' 阪野 豊史(明治大)
天皇杯特集
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●神川 明彦監督(明治大):

「今試合を終わって、ほんとにほっとしたというのが正直な気持ちです。たまたま関東の大学で3回戦を戦える機会を得られたのが我々だけだったということで、無様な戦いだけはしたくない。今日は逆のスコアになりましたけど、0−3とか0−4とか、そういうスコアで負けてしまうことを怖れてましたし、そういう無様な戦いだけはしたくないという思いでいました。それともうひとつ、ここリーグ戦2戦ですね、駒澤大学に引き分けたり、神奈川大学に負けたりしてですね、なかなかチームの状態が思わしくない。そのなかで、山形戦を迎える1週間前に、原点回帰ということで、もう1回ディフェンスのところからチームを立て直していこう。そしてチーム一丸となってもう1回戦うんだ。それが明治の良さなんだということを選手たちに話しまして、選手たちもよくそれを理解してくれて、1週間いい準備ができたと思います。そして今日、予想以上のスコアですし、内容をもってJ1のモンテディオ山形に勝つことができた。これは我々、明治大学関係者すべての人の力の結晶だと思いますし、そういった方への感謝の気持ちを、今ここで改めて述べさせていただきたいと思います。ありがとうございました」

Q:J1のチームを相手に、どのようなプランで臨んだんでしょうか?
「まず攻撃面は、日頃、我々が鍛錬している、パスをしっかりつないでディフェンスラインからビルドアップして、中央から、そしてサイドから、カウンターとさまざまなバリエーションで攻撃していくいつものサッカーというのを心掛けました。そしてもうひとつ、今日の焦点だったのはディフェンスなんですけども、ここで行われた神戸戦、そして先週行われた柏戦ですね、その2試合を通じて出てきた、早めのクロスですね。浅いところからのクロス、そしてそれに対するセカンドボール、そこがまず焦点かなと。長谷川君が出てくるということで、彼に対してどう対応するのか、そしてクロスを上げる出所のところをどうするのか。そこのところをしっかり準備をしてきたつもりです」

Q:今日得点を取った選手はユース出身の選手ですが、監督さんから見られて、このチームでプロとしてやっていける選手は何人ぐらいいると思われますか?
「実は明治大学のサッカー部は非常に就職が良好で、今日8番で出てた選手(都丸)が来年、横河電機の社員として横河武蔵野でプレーすることが決まっているんですが、それ以外は全員、一般企業に就職が決まっているという状況でですね、あまりプロサッカー選手になるという思いで来ている選手だけじゃないんですね。いろんな思いを持った選手がいるのでなんとも言えませんけど、今日で言えばキーパーの笠原、センターバックの楠木、ボランチの小林、左サイドハーフの山田、それと今日は怪我で帯同できなかったんですけど、フォワードで久保という選手がいるんですけども、このあたりは将来、十分プロでやっていけるんじゃないかなと思います。ただ、今日の試合を観させていただいて、うちの選手はけっこう可能性があるのかなと感じることができましたし、若い選手が多いので、欲を持って日々トレーニングに励んでほしいなという印象ですので、今日出てた選手は全員可能性があると思います」

Q:改めてJ1のチームに勝ったという感想と、過去、明治大学はJ1のチームに勝った実績がもしあれば教えていただきたいんですけど。
「J1ということは、1993年からですよね。1993年からはもちろん勝ったことがないですし、我々が初めていわゆるJリーグのチームと対戦させていただいたのは1998年の天皇杯。ちょうど今日、7番をつけて出ていた宮沢克行君がキャプテンだったときなんですけど、このとき、モンテディオ山形に0−1で負けているんですね。それ以来、一昨年に京都とやらせていただいて(勝って)、そのあと清水エスパルスとやらせていただいてPKまで行ったんですけど、それがJリーグが発足してから明治大学が戦った公式戦の3試合です。で、今シーズンに入って湘南、山形ということで5試合目です。J1というカテゴリーのチームに勝ったのはこれが初めてです。勝った印象なんですけど、あまりにもゲームが終始明治ペースだったと私は思いますので、思ったよりは苦労しなかったなと。我々の想定範囲内でのゲームの進み方。山形のほうが最後までシステムを崩しませんでしたし、湘南の時はシステムを変えてきてそこの対応に追われたりしたんですけども。今日山形は人は入れ替えるけどもシステムを変えたりだとか、高い選手を前に入れてきたりとか、そういったパワープレーのようなものもなかったので、我々としては準備してきた形での守備で十分対応できた。勝った印象としては、我々はJにな勝つために日々トレーニングを続けてきたので、その目標が今日実現した、次の4回戦が楽しみだなという印象です」

Q:今日は山形の長谷川選手が起点をつくれなかったですが、対応した楠木選手、松岡選手の評価をお願いします。
「実は柏戦を私、柏のサッカー場に観に行っていたんですけども、長谷川選手が疲れている印象を僕は持ちまして、くたびれちゃっているので、うちの試合は出てこないんじゃないかなと、フレッシュじゃないなという印象を持ってたんですよね。ジャンプもそれほど高かったわけじゃないですし。そういうなかで今日使ってきたということで、十分コンディションが整っているのかなと思ったんですけども、今日も印象は変わらなかったですね。彼の本来の力の半分も出てないんじゃないかなと僕は思います。
そういうなかで楠木、松岡は持っている力を精一杯発揮して長谷川選手をしっかり抑えきったと思っています。ただ、彼の実力はこんなもんじゃないなと思っているので、そういう意味では運がよかったなと思っています」

以上
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