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【第89回天皇杯3回戦 清水 vs 札幌】石崎 信弘監督(札幌)記者会見コメント(09.10.31)

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10月31日(土) 第89回天皇杯3回戦
清水 2 - 0 札幌 (13:00/アウスタ/5,101人)
得点者:0' 永井 雄一郎(清水)、20' 永井 雄一郎(清水)
天皇杯特集
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●石崎 信弘監督(札幌):

「J1のチームと対戦できるのは、天皇杯だけなので、何とか良い経験をしていこうという話で試合に入ったが、立ち上がりの失点……FKから早く始められてやられたのが、選手にとっても痛かった。それと前半は、J1のチームとやっていくという中で、少し気後れして、消極的なプレーが続いていたと思う。2点目も、GKとDFラインの間にボールをシンプルに入れられて、それを入れられてしまった。2失点ともすごくイージーなミスでの失点だったと思う。やはりJ1とJ2のレベルの差というのは感じたと思うし、それを良い経験として来年につなげていけるようにしなくてはいけないと思う」

Q:試合前に、J1の強いチームとやることで、チームの抱えている課題が明らかになると言っていましたが、今日の試合で明らかになった部分は?
「まず戦う前のメンタルの部分、どうしても消極的になってしまうというところと、J2よりもJ1のほうがプレッシャーが激しい中で、全体的にイージーなミスが出てしまう。あれぐらいのプレッシャーの中で、もっと正確にボールが動かせるようになっていかなければ、厳しいんじゃないかと」

Q:前半は、守備のときに2列目のラインとDFラインとの距離が広がってしまう場面が多かったと思いますが、そのあたりの原因は?
「今はワンボランチにチャレンジしていて、DFラインの前にダニルソンを1枚置いて、その前に上里と宮澤を置いているが、どうしてもそこの間が空いてしまう。ダニルソンが下がりすぎてしまう、上がりすぎてしまうというところと、やはりDFラインを上げてコンパクトにしていかないと、そこのスペースは埋めきれない。どうしても清水に単純に長いボールを入れられてしまうので、そこをDFラインが恐がって、後ろが下がりすぎたんじゃないかなと。そういうチャレンジをしている中で、途中からダブルボランチにして、そこができるだけ空かないようにはした」

Q:リーグ戦のほうで昇格がなくなって、天皇杯でも敗れた中で、チームは来季に向けて進んでいくと思いますが、監督ご自身は、来季は札幌で采配をとる意志はあるでしょうか?
「いや、まだ話もないし、まったく何も考えていない。昇格の可能性がなくなった時点で、来季に向けてチーム力を上げていくのが、現状の僕の仕事だと思っている。天皇杯はこれでなくなったが、J2での残り4試合でも、来年につながるようにいろいろチャレンジをしていきたい」

Q:札幌はまだ経験の乏しい若い選手が多いチームだと思いますが、今日はJ1の清水と対戦して、こういったところを選手たちに学んでほしいという部分はありますか?
「いちばんは、戦うメンタルのところと、単純に言えば個人技術。個人戦術というところで、今の札幌の選手はまだまだ劣っているんじゃないかと。それは外国人も含めてだが。攻撃でも守備でも、判断と技術の課題があると思う」

Q:後半は、ある程度自分たちの時間を作ることができたと思いますが、良くなった部分は?
「前半からサイドを使っていこうという形だったが、前半の場合はサイドバックのところでボールをためられていたが、ハーフタイムでサイドハーフの右の上里、左の砂川のところでタメを作ろうということで、そこにボールが入って、そこでタメを作れるようになったと思う。そこでボールがためられると、後ろの選手も追い越していけるし、中盤からボールを持った選手の選択肢が、中へのパスとかクロスとかいろいろ増えてくると思う。それが前半は、サイドバックのところでしかボールが持てなかった。そこはハーフタイムで改善したが、だからこそ良い時間があったと思うし、そういうところをもっと前から、前半のうちから言われる前に自分たちで気づいてやっていかなければいけないと思う。
ただ、後半でも判断のミス、プレーのイージーなミスというのが、まだまだ清水よりも目立っていた。そういうところに選手自身が気づいて、改善していかなければいけないと思う」

以上
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