10月28日（水）AFCチャンピオンズリーグ 名古屋 vs アルイテハド（19:00KICK OFF/瑞穂陸）
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●ガブリエル・カルデロン監督（アルイテハド）

「ジェッダでの第1戦を終えて、残りは半分です。名古屋もありったけの力を出してくるでしょうし、非常に厳しい試合となるだろうと思われます」

Q：4点差というセーフティーリードがありますが、明日は守備的になることもあるのでしょうか。
「アルイテハドも名古屋と同じように攻撃的なチームです。守備に依存したりはしません。ですから、明日も得点を取りにいきます。私たちは守りきるということを知りません。守備に依存するチームは負けてしまうからです」

Q：4点のリードがあることでの余裕が、選手にそのような影響を与えますか。(海外メディアの質問)
「アルイテハドはアジアでも色々な経験をしています。確かにリードがあるけれど、それに頼ることをせず、攻撃的なプレーをしていきたいと思います」

Q：明日、雨が降るなどの天候などの変化にチームは対応できますか。(海外メディアの質問)
「それだけの用意はしているし、経験のある選手も多く、影響は少ないと思っています」

Q：来日メンバーリストには24人の名前がありました。少し多いように思えるのは、勝ち進んだ場合に決勝まで日本に滞在し続けることを想定してのものでしょうか。
「AFCチャンピオンズリーグの遠征では、常に24人の選手を連れて行っています。というのは、そのことでチームの団結力を構築できるからです」

Q：もうひとつの準決勝を戦っているチーム（ウム・サラル＜カタール＞、浦項＜韓国＞）の分析はしていますか。
「私は明日の試合のことしか、どう勝つかしか念頭に置いていません」

Q：24日という早い来日の理由と、コンディションを含めたチーム状態を教えてください。
「24日に日本に入ったのは、時差調整や日本の気候に慣れるため。チーム状態については、けが人がいても、累積警告で出場停止の選手がいても、私たちはそれに対応していかなければいけない。私の気持ち、心構えとしては、前回の試合は0−0だったという想定で明日に臨みたいと思っています」


●マナフ・アボシュゲール選手（アルイテハド）

「準決勝の前半をジェッダで終え、その後半が明日、名古屋で行われますが、明日も非常に大きな試合になると思います。名古屋グランパスは技術もあり、戦術面でも長けており、またスピードの速いチームです。試合開始と同時にとても強い攻撃を仕掛けてくると思いますが、それに打ち勝って決勝に駒を進めたいと思います」

Q：チームを代表する経験ある選手のひとりとして、決勝へ行く心構え、用意はできていますか。また、どのように試合に臨みますか。(海外メディアの質問)
「先ほども言ったように、まだ準決勝の前半しか終わっていません。これから後半です。できるだけの努力をして、攻撃的なプレーをして、必ず勝つということが、この大会を勝ち取るという強い動機にもつながっていくと思います」

Q：日本とサウジアラビアの違いには驚きませんでしたか。またその違いには適応できましたか。
「そういう様々な違い、気候ですとか食事の違いに慣れるためにも、監督は24日という早い来日にしたのだと思います。寒い気候ですが、ヨーロッパなどの海外でキャンプ経験もありますし、寒さがどんなものかもわかっています。服装の違いも気になりません。サウジアラビアとは違う寒い気候の中での試合でも、サウジアラビアでプレーするよりいいプレーで結果を出したいと思います」

以上