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【AFCチャンピオンズリーグ 名古屋 vs アルイテハド】プレビュー:狙うは4点差以上の勝利のみ! 大逆転での決勝進出へ向け、名古屋がホームでの第2戦に総力を結集する!!(09.10.27)

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10月28日(水)AFCチャンピオンズリーグ 名古屋 vs アルイテハド(19:00KICK OFF/瑞穂陸)
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当日券情報11/7開催、ACL決勝@国立のチケット情報
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1週間前にアウェイで屈辱の大敗を喫した名古屋だが、それでもまだ決勝進出の可能性が途絶えたわけではない。ホームでのAFCチャンピオンズリーグ準決勝第2戦で必要なスコアは、4点差以上での勝利だ。ただし条件どおりに勝利しても、2失点を喫すると延長戦へ、3失点以上はアウェイゴールのルールから相手の勝利となる。現実的な試合の流れを考えても、名古屋の勝機は4−0か5−1というスコアとなってくる。

3日前のJ1リーグ戦第30節(名古屋3−3磐田)では、3点のビハインドを20分間で追いつく爆発力を見せた名古屋は、攻撃面については良いイメージで臨んでくるだろう。とにかく得点が必要な一戦だけに、ここ数試合は疲労などを考慮して組めなかったベストメンバーをピッチに送り出してくるに違いない。特に注目したいのは、アウェイでの第1戦では退場者のカバーで左サイドバックにまわり、磐田戦でも途中から右サイドバックとして出場した小川佳純だ。彼が本来のサイドハーフで出場すれば、名古屋の攻撃力は真の破壊力を取り戻す。ACLでも屈指の攻撃力を持つアルイテハドだが、守備については甘さが目立つ。特にサイド攻撃に対するディフェンスは穴が多く、それは第1戦でのケネディのゴールや、田中隼磨のオーバーラップが高い効果を挙げていたことでも証明済み。そこに日本屈指のボールレシーバーである小川が侵入を繰り返せば、頻繁なオーバーラップで脅威となっていた相手サイドバックへのけん制にもなる。前2戦でサポートにまわったうっ憤を晴らす、背番号10の活躍に期待したい。

だが、反面で1失点以内がノルマの守備陣には不安が残る。現在動ける本職のセンターバックが吉田麻也と竹内彬のみというチーム事情の中、竹内が第1戦のレッドカードで出場停止。第1戦で後半からセンターバックを務めたのは佐藤将也だったが、ストイコビッチ監督は吉田のパートナーに巻佑樹を選択することが濃厚だ。3日前の磐田戦でテストされた急造DFは空中戦こそ無類の強さを発揮したが、その他のDFとしての動きにはやはり不満が残った。磐田相手に3失点を喫した事実を踏まえると、サウジアラビア、チュニジア、モロッコの代表選手を並べるアルイテハドの前線と対峙することへの心配は尽きない。

また、攻守において最大のポイントとなるのは中盤となりそうだ。相手のゲームメイカーは背番号8を背負うアボシュゲイルと、前線のサウジアラビア代表ヌール(背番号18)、そしてアルゼンチン人MFのレグイサモン(背番号15)ら、ボールテクニックに優れた選手たち。彼らへのプレッシングが機能すれば、カウンターのチャンスが増える上に相手の攻撃を封じることにもつながる。中村直志、吉村圭司らアウェイで屈辱を味わったベテランたちの意地のプレーを、ここで見たいもの。また、中盤で守備のタスクをこなせる山口慶が復帰したことは、明るいニュースとしてチームの追い風となるだろう。

第1戦の結果は10人対11人としての結果であることは間違いないが、単純に勝負をしてもアルイテハドはACL屈指の強さを持ったチームである。4−0、5−1で勝利することはただでさえ難しいミッションだが、開き直って攻めることができる名古屋に可能性を感じることもまた確か。第1戦の試合後も、磐田戦の試合後も、誰一人として諦めない姿勢を口にした『ACL日本代表』チームは、大逆転での決勝進出という奇跡を起こせるか。

以上


2009.10.27 Reported by 今井雄一朗
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