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【AFCチャンピオンズリーグ 名古屋 vs アルイテハド】試合前日のストイコビッチ監督、玉田圭司選手(名古屋)記者会見コメント(09.10.27)

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10月28日(水)AFCチャンピオンズリーグ 名古屋 vs アルイテハド(19:00KICK OFF/瑞穂陸)
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11/7開催、ACL決勝@国立のチケット情報
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●ストイコビッチ監督(名古屋)

「コメントしないといけませんか?(笑)。こんばんは。名古屋へようこそ。
ここからは真面目にいきます。明日はとてもハードな試合になると思いますし、我々はアウェイで6点を失っている。相手はアドバンテージを持っていますから、それを取り返すためにもハードに戦いたいと思っています。それから、我々はより良い印象を残すためにも、良いプレーを続けていきたいと思います。やはりベストを尽くして勝つということを、望みたいと思います」

Q:先日のリーグ戦(vs磐田 3−3の引き分け )では3点差を追いついて勢いもついていると思いますが、いかがですか。それとケネディ選手の明日のプレーについては?(海外メディアの質問)
「まず、この間のリーグ戦は本当に良い形で巻き返すことができました。それにプラスして、玉田と増川が帰ってきます。彼らにも期待したいですし、ケネディもその試合で得点を決めていますので、同じような形のプレーを続けていってほしいと思います」

Q:アルイテハドの良い部分、そして見習う部分などあれば教えてください。(海外メディアの質問)
「アルイテハドはアジアのベストチームのひとつです。非常に強いチームだと思っています。我々も1週間前に悪夢を見せられました。個人的にアルイテハドというチームはリスペクトしていますが、一方で、私が気にかけているのは自分のチームです。我々のスタイル、サッカーというものを今は気にしています。やはり、2−6という結果は思いがけなかったものでした。しかしサッカーは何が起こるかわかりません。明日の試合では全てが可能だと思っています」

Q:第1戦では、前半は縦パスを中心に攻め、後半はラインを下げて守りました。明日の戦い方はどういうスタイルになるのでしょうか。(海外メディアの質問)
「とても長い質問ですね(笑)。もちろん4点差で負けているわけですから、我々が守備のスタイルを導入するわけにはいきません。攻撃的にいくことは確かです。リスクを冒して得点を取りに行く。サッカーというのはリスクを冒すスポーツでもあります。しかし、失点を気にしながら攻撃的なスタイルを貫きたいと思います。アルイテハドは攻撃が良いチームですから、そこをしっかりケアしていきたい。
我々としては絶対的にスコアが必要です。そういう部分では、明日は本当にエキサイティングなゲームになるでしょう。結果がどうなるかはわかりませんが、ワクワクするような試合になる。準決勝の前半となる第1戦は、今となってはもう関係ありません。忘れたいと思います。我々は最後の15分で4失点してしまった。それはショックでした。しかし、しっかり切り替えていきます。良かった点としては、2点を取っているわけですから、ホームでも得点はできると思います。そして最終的に11人のプレーヤーが揃ってゲームを終わりたいと思います」

Q:リスクを冒すというのは4-4-2で攻めることなのか、我々が驚くような布陣で攻撃に出ることなのか。
「完全にスタイルを変えて戦う時間はもちろんありません。しかし我々としては攻撃的な選手を入れていきたい。全員を代えるわけではありません。ゴールを守らなければいけませんから。ただ、攻撃的な選手を使っていこうと思います」

Q:週末のスペインリーグではバルセロナがサラゴサに6−1で勝ちました。これはサッカーが4点差以上を跳ね返せる、名古屋も明日4点差をひっくり返せるという期待を抱かせます。意見を聞かせてください。
「まずはじめに、我々がバルセロナでもなければ、アルイテハドがサラゴサでもないということです。ただ言えることは最後までしっかりと戦うということ。我々も勇気を持って戦いたかった。ジェッダでは6失点し、難しい状況にされてしまった。本当にアルイテハドは良いチームでした。グランパスもあの試合では集中力が欠けているところもありましたし、あるいはフィジカル的にも100%出し切っているような形のゲームではありませんでした。しかし全ては何が起こるかわかりません。全てが可能です。残念ながら私はプレーできませんが、選手もしっかり100%出し切って、面白い展開をご覧いただけると思います」

Q:アルイテハドのヌール選手(背番号18)について、意見を聞かせてください。
「もちろんアルイテハドの中でも重要な選手だと思っています。我々も抑えるために集中していきたい。ただしマンツーマンで彼を封じ込めるのではなく、チームとして組織的な守備をして封じ込めたいと思います。それも頭を使った、インテリジェントなプレーで。そのためにも良いサッカーをしたいですし、1戦目で彼を見て、一緒にプレーできることは喜ばしいと思いました。しかし同じチームではありません。
我々の目的は良いサッカーをすること、良いゲームをお見せしたいということです。いろんなことにトライしたいと思っていますが、それがもしかすると皆さんにとっての驚きとなるかもしれません。ただ、2−6という結果によって我々は難しい状況に置かれている。これは最初からフェアじゃないような状況です。しかし私も男として、選手たちを信じたい。しっかりとやってくれると思いますし、結果はあとからついてくると思います。6失点しているわけですが、ここから取り返せるということをお見せしたい。サッカーではそのような大差で負けることはあります。そして最後に決勝に残るのはどちらなのか、それはみんなで見てみましょう。
勝てるだけの良いサッカーをしたい。そして我々が良いチームだということを証明したいと思います。1週間で2つの悪いゲームをするのは良いことではありません。面白いゲームを展開したいと思います。中東からは長旅ではありませんでした。我々は十分に眠れている。明日のゲームを本当に待ち望んでいます」


●玉田圭司選手(名古屋)

「監督が言っていることと同じところもありますが、とりあえず僕たちは攻めないといけないし、得点しないといけない状況なので、リスクを負って攻撃したいと思います。ホームなので名古屋のサッカーというものを、みなさんに見せたいと思います」

Q:週末のスペインリーグではバルセロナがサラゴサに6−1で勝ちました。これはサッカーが4点差以上を跳ね返せる、名古屋も明日4点差をひっくり返せるということにもつながると思います。意見を聞かせてください。
「僕もサッカーは何でも、不可能なことはないと思っています。できる限りの努力をして、それを可能にするために明日の試合に臨みたい。良いサッカーだと思ってもらえるように、本当に頑張りたいと思います」

以上
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