10月24日(土) 2009 J1リーグ戦 第30節
G大阪 0 - 0 横浜FM (16:01/万博/20,213人)
スカパー!再放送 Ch185 10/26(月)05:00〜(解説:水沼貴史、実況:寺西裕一、リポーター:竹島麻里子)
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前半のシュート数が5、後半のシュート数が3。合計8。G大阪が二桁に満たないシュート数で終わった試合はJ1リーグでは13節の浦和戦以来のこと。「相手が堅かった」とは試合後のFW播戸竜二の言葉だが、この日のG大阪は横浜FMの堅守に終始苦しめられ、攻撃の糸口を見出すことができないまま試合を終えた。
ダブルボランチを形成した横浜FMのMF松田直樹とMF河合竜二を中心に中盤では徹底して攻撃の起点を潰され、なんとかその中盤を突破できたとしても、DF中澤佑二とDF金根煥のセンターバックを中心としたDFラインにことごとく跳ね返される。それでも前半は横浜FMの守備にもばたつきが見られたこともあり、ケガから復帰のMF二川孝広を起点に、幾度かにわたって縦に速い攻撃から好機を見出したG大阪だったが、FWペドロジュニオールが放ったシュートはサイドネットを揺らすなど、決定力不足に泣き、チャンスを活かしきれない。この日は、前節同様、左サイドバックをDF高木和道が預かっていたことで、全体的に守備ラインが低めになっていため、必然的に前線が深いところまで引っ張られていたが、高い位置で攻守の切り替えを出来なかったことも、攻撃のリズムを見出し切れなかった要因の1つだったと言えるだろう。
0−0で迎えた後半も拮抗した流れは変わらず。というより、時間が経つにつれ横浜FMの守備がより安定をみせたこともあって、G大阪は前半以上に攻め倦ねている印象。後半の早い時間帯で、FWペドロジュニオールに代えてFW播戸竜二を投入し、早めに手を打つが、堅く敷かれた横浜FMの守備を前に、相変わらずフィニッシュまで結びつくような攻撃は見られないまま時間だけが過ぎて行く。76分にはMF二川孝広に代えてMF佐々木勇人を投入。MF佐々木の武器である『ドリブル』を活かして揺さぶりをかけ、均衡を破ろうと試みるが、ゴールに直結するようなラストパスは送り込めず。86分に投入されたFW山崎雅人も殆どボールを触ることが出来ないまま時間が過ぎる。
結果、最後まで横浜FMの鉄壁を切り崩すことが出来ずに、スコアレスドローで試合終了。これにはG大阪・西野朗監督も「両方にチャンス、ピンチがあったと思いますし、ガンバからすれば、チャンスを更に作り出せなかったという意味では結果は内容に伴っているように思う」と、渋い顔。その表情が示すように、拮抗した首位争いが続けられるリーグ終盤の戦いにおいて、2戦連続ドローは決して良しとは言えないが、「負けなかったことを大事に考えて、また気持ちを切り換えて次にのぞみたい」とFW播戸。J1リーグも残り4試合。下を向いている時間はない。
以上
2009.10.25 Reported by 高村美砂
J’s GOALニュース
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