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【J1:第30節 柏 vs 山形】プレビュー:チームとサポーター、総力を結集して残りの5試合にすべてを懸ける柏。山形は勝利すれば残留へ前進する大一番!(09.10.24)

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10月24日(土)J1 第30節 柏 vs 山形(19:00KICK OFF/
スカパー!生中継 Ch180 18:50〜(解説:柱谷幸一、実況:倉敷保雄、リポーター:小野寺志保/成田ひみ子)
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「次の山形戦ですべてが決まるといっても過言ではない大事な試合なので1週間しっかり準備をして、山形に勝つ。それだけを目標にやっていきます」。前節、F東京戦後の記者会見にて、ネルシーニョ監督はそのように語った。前々節の磐田戦、前節のF東京戦での連敗によって、一時は1差まで迫った15位との勝点差も6と開いてしまった。ネルシーニョ監督の言葉通り、残留のためには今節の山形戦は絶対に勝たなければならない大一番となる。
柏は21日から23日まで非公開練習を行ったため、ネルシーニョ監督の言う「準備」がいかなるものか定かではないものの、DFパク・ドンヒョク、MF大津祐樹と、守備の要と攻撃のキーマンの出場停止が明けることはチームにとって大きなプラス材料となる。ネルシーニョ監督がどのような布陣を組むにせよ、おそらくパクと大津、この両者が攻守の鍵を握ることはまず間違いない。さらに、8月以来負傷で戦列を離れていたDF古賀正紘も復帰の目途が立ち、ようやく陣容は整いつつある。

柏にとって課題は何と言っても攻撃面だ。磐田戦、F東京戦では守から攻へと局面が切り替わった時に攻撃にかかわる選手の数が少なく、その結果攻め手を欠くことが目立っていた。前線の選手を孤立させず、大津や菅沼実をはじめとした2列目の選手がアタッキングサードへ積極的に入り、トップの選手と3、4人が絡んだコンビネーションからの崩しができるか。また、もし前述したパクと古賀がDFラインに加わるならば、連敗中にはなかったセットプレーの高さが得点源のひとつとして攻撃の選択肢は広がる。

一方の山形は、第23節の川崎F戦から4連敗を喫したが、第27節の千葉戦での勝利以降、チーム状態は持ち直したと見てよい。前節の神戸戦では前半からサイド攻撃が機能し、FW長谷川悠から左サイドのMF宮沢克行とつなぎ、外から射抜いてFW古橋達弥の先制弾を生んだ。柏は右サイドバックの村上佑介がかなり積極的にオーバーラップを仕掛けるとあって、宮沢と村上のどちらがサイドのイニシアチブを握れるか、サイドでの攻防はゲームの行方を左右する注目ポイントのひとつである。そして、山形は長谷川をはじめ、GK清水健太、DF小林亮など、柏に縁のある選手が多い。彼らが対戦相手として日立台のピッチに立ち、古巣に対してどのようなプレーを見せてくれるのかも興味深いところだ。

GK清水やDFレオナルドが粘り強い守備で前節は虎の子の1点を死守したように、山形は現在2試合連続無失点の守備陣にはある程度計算が立つ。柏も守備面に関しては定評があるだけに、おそらくロースコアの1点差ゲームが予想される。

山形が勝利し勝点を37まで伸ばせば、16位柏との差は10、つまり残留へ向けて大きく前進することになる。だが柏にとってもう負けは許されない。残り5戦全勝を目指し、ピッチに立つ選手はもちろんのこと、スタッフやクラブ関係者、さらには日立台を黄色く染めるサポーター、すべての力を結集した「総力戦」で逆転残留に挑む。

以上

2009.10.23 Reported by 鈴木潤
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