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【J2:第45節 富山 vs 湘南】レポート:湘南、勝負強さみせて一歩前進。富山は悔しい善戦止まり(09.10.19)

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10月18日(日) 2009 J2リーグ戦 第45節
富山 0 - 3 湘南 (13:04/富山/5,015人)
得点者:22' 中村祐也(湘南)、55' ジャーン(湘南)、61' 阿部吉朗(湘南)
スカパー!再放送 Ch185 10/19(月)20:30〜(解説:安井孝志、実況:牧内直哉、リポーター:豊田麻衣)
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チャンスを確実に得点に結び付けた湘南が3−0で快勝した。昇格に向けて一戦の重みが増す中で積み上げた勝点3。選手とサポーターがダンスで喜びを分かち合い、歌声がアウェイの地に響いた。富山は互角に戦いながらも要所の攻防で詰めを欠き、上位との差をあらためて痛感されられる試合となった。

開始から富山ペースで試合は進んだ。中盤でタイトなディフェンスをみせ、相手前線のターゲットであるFW田原豊にも厳しいチェックで臨んだ。ボールを奪っては相手陣に踏み込み、FW木本敬介の機動力や右サイドバック西野誠の攻撃参加などを武器にゴールを目指し、CKやFKでもチャンスを作った。
しかし、先制点は湘南へ。前半22分、富山のCKからの流れでクロスをキャッチしたGK野澤洋輔が素早くフィード、そのクリアボールを拾ったMF坂本紘司がドリブルで持ち込み、右サイドで受けたFW菊池大介が低いクロスを入れるとGKが弾き、坂本と並んでゴール前に飛び込んだFW中村祐也が押し込んだ。中村はチームトップの今季13点目。

富山はリードされても主導権を握り続けたが、ゴール前で決定的なプレーを出せずに攻めあぐんだ。同44分に木本がペナルティーエリア内までドリブルで切り込むが単発に終わった。ハーフタイムの交代でFW石田英之を投入し、前線のスピードアップを図るが、次の1点の攻防でも湘南にワンチャンスをものにされた。
湘南は後半10分、DFジャーンが左CKに頭で合わせてリードを広げる。容赦なく畳み掛けて、同16分には再びGK野澤を起点にしたカウンターから3点目を奪う。フィードを田原がヘディングで前へ送り、受けたFW阿部吉朗がDFに競り勝って3点目を決めた。
富山は同33分に左のDF中田洋平からのアーリークロスに石田が飛び込むがゴール左に外れた。同40分には中田、木本とつなぎ再び石田が狙ったが得点することはできなかった。

富山は上位4強との今季最後の対戦だったが、善戦止まりで勝点は奪えなかった。良くも悪くも現状を象徴したゲームとなり、楚輪博監督は「決定機に仕事ができるチームと、得点できないチームというこの試合での差が、4位(の湘南)と11位(の富山)の順位に表れている」とコメント。奮闘が目立った木本も「内容が良くて、自分たちのやろうとしていることが出来ても結果がでなければ意味がない。結果へのこだわりが必要」と厳しい表情で語った。
これでリーグ戦では前回の湘南戦以来、約2カ月半、ホームで勝利がない。残り6試合、うちホームは3試合ある中で、より多くのゴールを生んで殻を破っていかねばならないだろう。

湘南はアウェイで約1カ月半ぶりの勝利で今季4度目の3連勝。3位甲府との勝点差は1で変わらなかったが、2位仙台とは3差に接近した。次節は中2日で5位鳥栖と激突する。

以上

2009.10.19 Reported by 赤壁逸朗
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