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【第89回天皇杯2回戦 鹿島 vs A高崎】プレビュー:昨年、天皇杯初戦で苦しんだ鹿島。今年は、元鹿島の大谷昌司がキャプテンのアルテ高崎との対戦。(09.10.11)

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10月11日(日)第89回天皇杯2回戦 鹿島 vs A高崎(13:00KICK OFF/カシマ)
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10月7日に行われた再開試合で、久々に『らしさ』を見せた鹿島アントラーズ。天皇杯の2回戦は群馬県大会を勝ち抜き、1回戦でFC甲運を3-0で被ったアルテ高崎との対戦となる。

天皇杯と言えば、別カテゴリーのチームにJリーグ勢が苦戦することが毎年のニュースとなるが、鹿島も例外ではない。大会を制した07年は準々決勝まで進出してきたHondaFCに対し延長戦までもつれ込む接戦を強いられた。さらに08年は、鹿島にとっての天皇杯初戦になる4回戦で当たった国士舘大学に2度のリードを許し、PK戦で辛勝している。

鹿島の選手たちもそれを忘れていない。
「相手が相手ですから。気を抜かずに戦うことが大事になる。去年はPKまで行ってるし。軽い気持ちで臨んではいけない」
興梠慎三は、改めて表情を引き締めた。自身も得点から遠のいているため、ゴールには貪欲だ。
「なんの大会にしろ点はとりたい。天皇杯は1点も取っていないし。勝って勢いをつけたいですね」

対戦するアルテ高崎は群馬県のチーム。県の決勝を観に行っていたのが、群馬出身の青木剛だ。
「たまたまチームがOFFの日に群馬に帰っていて。前橋育英のOBの人に誘われて観に行きました」
アルテ高崎の10番を付けるのは大谷昌司。青木にとっては前橋育英の1学年下の後輩であるだけでなく、鹿島でもチームメイトとしてプレーしたことがある選手だ。さらに、高崎のエースFWである久保田圭一は、小学校の後輩。青木が6年生のときの4年生で、クラブで一緒にボールを蹴った仲だという。
「アルテでやっているのは知らなくて。まさか、と思ったらそうでした」
彼らと敵味方に分かれて対戦するのは初めての経験。だが、対戦を楽しむつもりはないという。
「天皇杯は大事な大会だし、サッカーは本当に何が起こるかわからないスポーツ。昨年、一昨年とそれを経験してきた。しっかりと90分、自分たちがやるべきことをやって勝ちたい」

8月23日のJ1リーグ第23節F東京戦以来、勝利から遠のいている鹿島。川崎Fとの再開試合では気持ちの入った好ゲームを見せることができただけに、それを続けられるかどうかが問われている。日本代表に選出された岩政大樹の代わりに出場が見込まれる大岩剛も気持ちを込めていた。
「川崎Fの試合はみんなアグレッシブにやれていた。あれがうちのベース。結果はついてこなかったけれど、きっちりと気持ちの入ったゲームだった。天皇杯でもそういう試合をしたい」

アルテ高崎は、堅守速攻を武器とする。中盤の底にいる大谷が攻守にゲームをつくり、テクニックの高さに定評のある久保田につなげてゴールを狙う。鹿島としては、高い位置から激しいプレスで主導権を握り、先制点を奪って試合をコントロールする必勝パターンで久々の勝利を掴みたいところだ。

以上

2009.10.10 Reported by 田中滋
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