10月7日（水） 2009 J2リーグ戦 第44節
仙台 1 - 0 横浜FC　（19:04／ユアスタ／10,228人）
得点者：33' 中島裕希（仙台）
スカパー！再放送 Ch180 10/8（木）10:00〜（解説：鈴木武一、実況：松尾武、リポーター：村林いづみ）
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●中島裕希選手（仙台）：
「本当に、勝ちに行くために前から行っていたのもありますし、いい攻撃をするためにはいい守備から入らなければいけないということで、守備も意識してやりました」

Q:2試合ぶりの先発で、どういう思いで試合に臨みましたか？
「期待に応えられるように、絶対に点を取りたいと思ったし、サポーターの皆さんも期待してくれていると思ったので、それに応えられて、今日は本当に良かったです」

Q:ゴールシーンを振り返って。
「ヒラさん（平瀬）がサイドに流れて、僕は真ん中で待っていようと思って。あとはヒラさんのセンタリングが良かったので、僕は合わせるだけだけでした。あの流れは本当に良かったし、これを続けていきたいです」

Q:今日から使用した、10月のホームゲーム3試合限定のユニフォーム、袖を通してどう思いましたか？
「個人的には、今日あのユニフォームで1点取って、いいイメージがあるので…ずっと着ていたい感じもありますが（笑）、あと2試合、あのユニフォームでやるので、その2試合も点を決められるように頑張りたいです」

Q:2試合連続の決勝ゴール。調子も上向きになってきたのでは？
「上向きになってきたとは思いますが、こういう時こそ、しっかり練習から真剣に取り組んで、試合では常にゴールを狙って、頑張っていきたいです」

●渡辺広大選手（仙台）：
「やっぱりこの新しいユニフォーム、新しいゴールネットを含めて、普段と違った雰囲気があって、そういう試合で勝ちたいという思いは非常に強かったです。しっかり結果を出せたことには満足しています」

Q:今日受けた警告で、次節は出場停止となってしまいました。そのプレーについては？
「あれは完全に僕の判断ミスなので。シーズン通して試合に出たかったですけど、こればっかりはどうしようもないので、次の試合はしっかり、気持ちだけを鳥栖に持って行ってもらうようにしたいです」

●千葉直樹選手（仙台）：
「選手間でもいろいろ話し合いがあったりとか、問題は常にあるんですけど、そこで前節から裕希（中島）が非常にいい活躍をしてくれているので、それが好材料だと思っています。前節に続き、今回も期待されている中でしっかりと結果を出せたことが、この終盤になってとても頼りになることなので、同じ仲間としてすごく良いことだと思います」

Q:無失点で終えたことについては？
「危険な場面も作ってしまいましたが、相手がアグレッシブに攻めてきてずっと耐える時間が多かった中で、失点０に抑えたことは良かったです。ただまだ、反省しないといけないことは今日も多かったと思います」

Q:今日の試合が、クラブにとっては記念すべき15周年。新しいユニフォームに袖を通してみて、どう思いましたか？
「選手たちは新鮮な気分で入れましたね。キーパーのユニフォームが、ちょっとおもしろかったです（笑）。15周年という、本当にいい節目なので、今年は最終的にいい結果で追われるように、今は一つ一つ勝っていくことが大事だと思います」

Q:その15年間のうち、14年をこのクラブで過ごした千葉選手にとって、15年というのは長いのでしょうか？短いのでしょうか？
「いやぁ、長かったです。チームとしても成長したと思うし、その間いろんな選手たちがこのスタジアム、ピッチを去っていきましたけど、それに伴ってチームの成長、そして応援してくれている皆さんの成長も、改めて感じました」

Q:記念すべき年に、新たな歴史をクラブに刻みたいと、また今日改めて思ったのでは？
「はい、その通りです。やっぱり、初めてのタイトルも欲しいですし、僕は個人的にずっと言っていましたけど、優勝というものにこだわってやっていきたい。それをクラブへ恩返しという形で、最終的に終われればと思いますので、まずはそこを目指して、頑張っていきます」

●林卓人選手（仙台）：
（注釈：今日のホームゲームを、15周年記念の黒のユニフォームで戦った仙台。しかし今日の一線でGKに用意されたのは、普段フィールドプレーヤーが着用する、ベガルタゴールドにブルーのユニフォームそのものだった。やけに存在感を放っていたことを受け、試合後には質問が集中）

「非常に笑われましたし、自分も恥ずかしいなと思いながら…でもそれでプレーがダメだったら『メンタル的に弱い』って言われると思ったし、それで集中できないようではダメだと思ったので、むしろプラスに変えて頑張ろうと思いました」

Q:なぜ、この配色になったのでしょう？
「まぁ、明らかに最初から似合わないというのは分かっていたし、この組み合わせになると聞いてからだいぶ抗議もしたんですけど、それも通らず…。せっかくの15周年なので、キーパーのもしっかり15周年で作って欲しかったなというのは、個人的にはありますけど。（周囲が苦笑い）
　最初から『フィールドの（ユニフォーム）』って言われていたので『キーパーのも作ればいいのに』って。あとはだから、マスコミの皆さんにこの一件を取り上げてもらって、チームに話が行くように、ちょっと皆さんにお願いしておきます（笑）」

Q:次は違うのを着たい、と？
「それか、無難にピンクか。たぶん時間的に間に合わないと思うので。（フィールドのユニフォームは）次は恥ずかしいんで、もういいかなと。みんなからも『おまえのせいで集中できなかった』と、試合前からかなり言われて（爆笑）。なんだか、90分間ずっと違和感があったみたいなので。それはフィールドの選手に悪影響で、勝ったから笑えたものの…そこはチームともしっかり話をして、考えたいです」

Q:一応聞きますが、もし作ってもらえるのなら何色がいいですか？
「個人的には、高校の時のGKが緑色で、ずっとそのユニフォームに憧れていたことがあって、そのときから緑のユニフォームってのが好きなので、緑がいいと思います。まぁ、時間がないので難しいですね（笑）」

●梁勇基選手（仙台）：
Q:GKユニフォームの配色も含めて、今日着用の記念ユニフォームの感想は？
「GKのは、試合前から『あれで行くのか？合ってないやろなぁ…』って感じで、ちょっと卓人もかわいそうだなと思っていました。卓人もフィールドプレーヤーみたいな感じで、一番ピッチで目立っていたと思うので。次もあれで行くのかというのは、ちょっと注目したいと思います。
　（フィールドの選手に関しては）ユニフォームが変わったことで、結果が出なかったら…という部分もありましたし、その意味でも勝てたのは良かったと思います」

●大久保択生選手（横浜FC）：
「相手の2トップは、嫌なところに入ってくるし、その後ろの2枚、梁さんと関口さんが空いたスペースに入ってくる部分がやりにくかったし、うまいなと思った。ただ、その部分に対しても、最初（守備で）行けていると思っていたし、ゲームの入りはいいなと思っていた。うちは攻撃の終わり方がオフサイドだったり、取られ方が悪くてショートカウンターを食らったりしていたことが多かったが、向こうはミドルシュートにしてもクロスにしても終わり方が良かった。そこで流れができたと思う。個人的には、もっとはっきりプレーできれば良かったし、細かいところの精度の課題も多いと思う」

●田中輝和選手（横浜FC）：
「回されていたというか、取りどころがはっきりしなかった部分があって、前半も点を入れられる前とか点を入れられたところは、ボールに出て行けていないところから失点してしまった。攻めの形もなかなかできなかったし、内容的にも何もしていない試合だった。前半も含めて、相手が予想以上にブロックを作って引いてきたので、後ろでは回せるけれども、クサビのボールは入っていないし、その中で攻めの形はなかったので、回させられて良いところで取られてカウンターを受けるという形だった。ブロックを作られている相手に対して連動できていない部分があるので、そこは課題があると思う」

●根占真伍選手（横浜FC）：
「最後のシュートの場面を作る機会が少なかった。全体的に下がりすぎてしまったことで、相手に優位を与えてしまったと思う。全体的にもプレッシャーが甘くなってしまったところもあるので、そこにも原因があったと思う。エデル選手を生かすためにも、全体でボールを動かして、穴を見つけていかないといけないと、もっと安定して相手陣地でボールを保持することが大事だと思う。それができて初めて、どうやって崩すか、厚みのある攻撃をするかになってくると思う」

以上