10月7日(水)J2 第44節 湘南 vs 徳島(19:00KICK OFF/平塚)
スカパー!生中継 Ch182 18:50〜(解説:前田秀樹、実況:野村明弘、プレーヤー解説:遠藤雅大、リポーター:児玉美保)
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あえて「天敵」と呼ぼう。湘南にとって今季、徳島との分は悪い。第1クールの対戦は敵地に臨み、クローズした展開のままスコアレスドローに終わった。そしてホーム平塚で迎えた第2クールの対戦ではセットプレーを契機に先制を許し、すぐに追いつくも終了直前の失点に沈むのだった。
湘南を下回る失点数が示すとおり、徳島は堅い。前節も前半、水戸の攻勢を浴びながら無失点で切り抜け、後半の先制点に繋げた。先取すれば自分たちの土俵に持ち込みやすく、攻め込まれてもゴールさえ割らせなければ勝機は増す。重心低くどっしりと構え、かたや相手の隙を逃さない。そんな印象だ。ひとたびゴールをこじ開ければ2点、3点と重ねられる才能も揃っている。実際、ここ最近は失点を抑える傍ら攻撃の爆発もあって、目下5試合を4勝1分と波に乗る。
対して湘南は前節、15試合ぶりの複数得点とともに勝利を飾った。菊池大介の今季初ゴールに始まり、怪我から復帰した田原豊に復活弾が飛び出し、セットプレーでダメを押し、また最後まで守り抜くなど、ベンチを含めて全員で掴んだ勝点3だった。「この流れを断ち切らず、いいゲームをして勝点3を積み重ねていきたい」と田原が笑みをこぼしたように、前節からの流れを、自分たちのサッカーをそのままに、今節に挑みたい。
「自分たちのサッカーをやることがこれからはとくに大事だ」と、反町康治監督は言う。またあるとき、指揮官はこうも語っている。
「最後のところで決められるかどうかで勝敗は決まる、だから上位のチームが長いボールに頼りがちになる。でもそれは近道のようでそうではない。急がば回らなければならないと思って俺はやっている」
自分たちのサッカーとはとりもなおさず、勇気を持ってチャレンジしていく、数的優位をつくりゴールに向かっていく姿勢だ。こと容易にスペースを与えてはくれない徳島に対しては、ボールのないところで積極的に動き出し、能動的にスペースをつくりだすトライがより求められる。前回の対戦で冒頭から相手を怯ませたように、先手を取って先にゴールを奪い、ゲームを主導したい。先制点の行方が大事になるととともに、セットプレーも重要なポイントとなろう。
なお今節の徳島戦をはじめ、平日に開催される今月のホームゲームでは、「平日大動員企画×2運動」がクラブより張られている。さらには追加企画も用意されており、仕事帰りにも足を運びたい一戦だ。ホームの声援の数だけ、湘南の勝利は近づくに違いない。
以上
2009.10.06 Reported by 隈元大吾
J’s GOALニュース
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