10月7日(水)J2 第44節 岡山 vs 栃木(19:00KICK OFF/とりスタ)
スカパー!生中継 Ch172 18:50〜(解説:野村雅之、実況:川崎祐一、リポーター:守口香織)
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試合の速報については栃木SC公式サイトでご覧ください。
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前節の湘南戦で、岡山はテンポよくボールをつなぎ、自分たちの時間を何度も作りながらも1-3で敗れた。栃木は前節・愛媛戦で、前半終了間際の先制点を守りながらも、ゲーム終了直前に同点弾を決められ、引き分けに終わった。両チームともに、非常に悔しい思いをしているが、勝点1を得た栃木の方が、精神的なダメージは大きいかもしれない。
とはいえ9月を3勝1分2敗の勝ち越しで終わった栃木は、好調を維持している。ゲームごとの戦術が明確で、前節は開始早々、MF本橋卓巳からの鋭いミドルシュートを放つなど、ゴールへの意識も高い。さらに今節は、崔根植が出場停止から復帰し、好調を支えてきたレオナルドと崔の2トップが戻る。抜け出すことが得意なレオナルドと反応のいい崔は攻撃だけでなく、激しいプレスで相手チームの攻撃の芽を摘み取る。また右サイドバックとしてもプレーする岡田佑樹は、右サイドハーフに入った第39節水戸戦、第41節岐阜戦でゴールを決めるなど、ボランチの鴨志田誉、米山篤志ら、攻撃の起点となる選手と同様、気になる存在だ。
現在3連敗中で失点数8というのも気になる岡山だが、FW三木良太が「以前より、ほかの選手と絡めていると思う」と自信を持って話していたし、武田英明は、途中出場で投入されると必ず、得意の狭いスペースで効果的な動きを見せる。また、その前段階を作る妹尾隆佑、青木孝太の両サイドハーフは、ドリブルから切り込んでパス、またはドリブルでタメを作る、といった「求められる動き」をしているし、右サイドバック・玉林睦実のオーバーラップは以前に増して積極的だ。
岡山・手塚聡監督に湘南戦の前、「前線、あと一歩でつながりますよね?」と、希望に満ちた瞳で聞いてみたのだが、「まあ、ニシ(怪我で離脱中の西野晃平)に収まるまで30試合かかったしね」と微妙にはぐらかされた。しかし「攻撃のスピードを上げて、やり切ることで失点は少なくなるから」と安心させてもらった。シュート数は、徳島戦、湘南戦で13本と、以前よりも伸び、その後のゲームで、ターゲットマンとして三木にボールが収まっているところを見ると、岡山の攻撃が再び、活気づくのは間近にちがいない。今季の見せ場は残りJ2リーグ戦8試合と天皇杯しかないため、長期的な視点も若干含まれているのだが。
前節、GK真子秀徳の負傷で、途中から入ったGK李彰剛は、「少しでも上の順位にいきたい。下からの追い上げもあるし、勝点はひとつでも多くとる」と話す。今回のゲームが行われるのは、鳥取県鳥取市の「とりぎんバードスタジアム」。岡山のホームとはいえ、岡山市内からクルマで3時間ちょっと、という距離は、岡山から愛媛、徳島への距離とほとんど変わらない。しかも当日は雨が予想されるが、いつもアウェイを自分たちの色に染めている岡山サポーター、逆に奮起し、チームの力となるはず。いずれにせよ、両チーム順位がかかっているだけに、熱い気持ちで戦うゲームとなるだろう。
以上
2009.10.06 Reported by 尾原千明
J’s GOALニュース
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