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【J1:第27節 千葉 vs 山形】プレビュー:勝点差、順位が近い山形とJ1残留争いで重要な直接対決。千葉は継続してやってきたことを信じ、迷わずに勝利を目指す。(09.09.25)

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9月26日(土)J1 第27節 千葉 vs 山形(19:00KICK OFF/フクアリ
スカパー!生中継 Ch183 18:50〜(解説:桑原隆、実況:倉敷保雄、リポーター:飯田留美)
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前節(リーグ第26節)、神戸と対戦した千葉は2度も相手にリードを許したが、FWネット・バイアーノ(PK)、MF工藤浩平の得点で2−2の引き分けに持ち込んだ。千葉の8本に対して神戸が22本と相手に3倍近いシュートを打たれ、クロスバー直撃に救われる幸運もあったが、千葉が執念でもぎ取った『勝点1』といえる。だが、これで江尻篤彦監督就任後の戦績は4分3敗。リーグ戦第16節大分戦以来勝利がなく勝点23で17位と、依然としてJ2降格圏にいる厳しい状況は変わっていない。しかし、9月22日の練習後の江尻監督は「やりたい攻撃はできつつある。結果を出すために引いて守ってカウンターというやり方もあるだろうが、今はブレずに自分たちがアクションするサッカーをやっていきたい。今やっていることを継続して勝つ。俺は結果が出ると信じている」と言い切った。

山形は前節で清水に0−1で敗れ、今季初の4連敗で勝点27の15位。リーグ戦第16節浦和戦以来出場のDFレオナルドがセンターバックに入り、全体的に組織的な守備を見せたものの、清水のFWヨンセンにヘディングシュートを決められて失点。その後、連続失点しなかったのは好材料だが、前節で負傷交代したDF園田拓也は今節の欠場が決定的だ。攻撃面は、後半は攻め込んだがフィニッシュの場面に課題が残り、試合を通して3本とシュートが思うように打てなかった。いかに相手の守備を崩して隙を作らせ、シュートに持ち込むかという工夫がポイントになる。

千葉の前節の失点は、2点とも神戸のMF朴康造のミドルシュートによるもの。シュート自体素晴らしかったが、朴をマークしきれず、シュートを打つ余裕を与えてしまった守備は問題だ。また、山形との前回対戦(リーグ戦第4節)は0−1で敗れているが、失点はゴール前に上がった山形のボランチ秋葉勝にシュートされてのものだった。

千葉は前節の反省も含めバイタルエリアのケアが重要だ。9月22日の練習後、DF池田昇平は「前節の修正に取り組んでいるので問題ないです」と話し、MF坂本將貴は「神戸戦の2失点はウチのクリアボールを拾われてからで、朴のシュートをブロックできなかった。人への意識が強すぎてボールに行くのがおろそかになってはダメ。神戸はロングボールを入れてきたけど、山形もFW長谷川悠にロングボールを入れるだろうから、クリアしたあとのセカンドボールを拾うことが重要になってくると思う」と注意点を語った。

両チームとも攻撃の形はできてきているが、アイデア不足やミスでシュートが打てなかったり、シュートの精度が不足したりしてゴールが遠い状態だ。ロースコアの戦いが予想されるため、先制点が勝敗を左右する可能性は高い。千葉の攻撃の鍵を握るFW深井正樹は「最近はサッカー自体を楽しめていなくて、(リーグ戦第25節)新潟戦で負けた時は張りつめていたものが切れた。今は気持ちを切り替えている。今節は大事な試合だけど、硬くならずに自分らしいプレーをしたい」と話した。千葉が得点するには「最後のところが課題なのでパスの選択にこだわって、あとは走るだけ」(深井)だし、「うまく崩すことも必要だけど、ダイナミックな形も必要。シュートが相手に当たってゴールに入ることもある」(坂本)。工藤は前節の得点のシュートを「迷いがなかった」と話した。今は継続してやってきたこと、そして自分たちの力を信じて精一杯戦うだけ。それが勝利につながるはずだ。

以上

2009.09.25 Reported by 赤沼圭子
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