9月19日(土)J2 第40節 岐阜 vs 水戸(13:00KICK OFF/長良川)
スカパー!生中継 Ch183 12:50〜(解説:大野聖吾、実況:松井秀、リポーター:桑原麻美)
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前節、宿敵・富山を相手に完封勝利を収め、シーズン開幕当初から目標だった10位の座まで、あと勝点差1に迫った。アウェイで掴んだ価値ある勝点3を生かすためにも、ここはきっちりと水戸を叩いて、順位のステップアップにつなげたい。
水戸は現在5位と好調をキープしているが、ここ3試合は2分け1敗と停滞している。特に前節は栃木に0−2の敗戦。昇格戦線に食い込まんとするチームにとって、痛い敗戦を喫した。これ以上、昇格戦線から引き離されないためにも、この試合は気を引き締めて挑んでくるだろう。
警戒すべきは、やはりJ2屈指の強力2トップの荒田智之と高崎寛之だ。188cmの大型ストライカーの高崎のポストプレーと空中戦、荒田のスピードと突破力。いずれも前への推進力はJ2トップクラス。この2人をいかに止めるかが、岐阜の勝利のポイントとなる。
2トップに対してマンマークをつけるか、それともパスの出所を寸断して、彼らへのボールの供給源を絶つのか。ヒントは栃木の戦い方にある。栃木はセンターバックとボランチがうまく連動して、挟み込む形で2トップに自由を与えなかった。ボールを奪っては、中盤のスペースを使って一気にカウンターを仕掛け、ゴールを陥れた。岐阜もセンターバックとボランチでいかに2トップの自由を奪うか。そこに加え、カウンターに際し、いかに岐阜のツインタワーにアプローチしていけるか。ここがポイントとなる。
栃木と違って、岐阜はダブルボランチではなく、ダイヤモンド型。この試合もワンボランチの橋本卓の負担は相当大きなものになるだろう。水戸の2トップにボールが入り、菊池完と田中秀人が応対したとき、橋本はどうカバーに行くのか。ボールサイドにプレスに行くのか、ボールを持っていないFWの方のケアに行くのか。局面におけるこの判断の質が、大きく勝敗を分けそうだ。より質の高い状況判断が求められる。
橋本に負担がかかる分、トップ下の菅和範は橋本との距離感により注意を払わなければならない。西川優大と佐藤洸一の2トップに対する距離感もそうだが、相手の2トップの位置でボールを奪ったら、すぐにカウンターの起点に菅がならなければならない。どうしてもボールを奪う位置が低くなってしまうため、カウンターの起点をより高くして、ロングボールに頼らない攻撃をするためにも、菅が前線まで『水を運ぶ役』をこなさなければならない。橋本が守備にウェイトを置けば置くほど、菅の中盤でのアップダウンが必要不可欠になってくる。
相手の強力2トップの自由を奪い、反対に岐阜のツインタワーを生かす。この勝利の方程式を完結させるためには2人のキーマンの活躍なくして成しえない。もちろん、この2人のキーマンを周りが生かさなければならない。富山戦のようにチーム全体が連動した、あの素晴らしいサッカーをホームで。周囲の期待は大きく膨らんでいる。
以上
2009.09.18 Reported by 安藤隆人
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