9月9日(水)国際親善試合 日本 vs ガーナ(19:00KICK OFF/ユトレヒト)
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TV放送:TBS系列にて18:50〜生中継
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●岡田武史監督(日本代表)
「欧州遠征も明日で終わる。最終戦はガーナにいい試合をして、結果を残して帰りたい」
Q:オランダ戦を踏まえて、一番確かめたいところ、成果を残したいところは?
「一番は攻撃に関してで、ビルドアップまではできている。フィニッシュに向けての速い仕掛けだとか、いい飛び出しをしたいと思っている」
Q:オランダ戦の負けについて、日本の報道では本田圭佑選手(VVVフェンロ)が批判されているようだが?
「昨日それを知って日本のメディアにお話したが、本田が自分の持ち味を出せなかったことはあるかもしれない。だが、敗因とかチーム全体のことを本田のせいにするのはフェアじゃない。チームのことは私のせいだと思っている。ご理解いただきたいと日本のメディアのみなさんに言いました。それが記事になったかどうかは知りませんが…」
Q:明日のメンバーは攻撃面の改善を図るためにメンバーを選ぶのか? それともテストのために選ぶのか?
「我々の代表チームは活動できる期間が限られている。いろんなことをしなければいけない。1つの試合でテストをするとか、何かするとか限定したことはない。公式戦でもトライしたことがあるくらいだ。明日の試合もチームを強くしなければいけないし、いくつかテストしたいこともある。両方考えてメンバーを決めたい」
Q:本田が持ち味を出せるようにするために、何か提言をしたり、話をしたりすることはあるのか?
「これは本田に限ったことではないが、本田本田といわれているので、彼を例に出して話したい。今回トータルに練習や試合を見てきたことを、今日の午前中に彼に話をした。彼の考え方や方向性を聞いて、どういう方向性が彼にとっていいのかを話し合った。少し短い時間だったが話をした。これは特に本田に限ったことではないし、毎日ではないがポイントポイントで選手の話は聞くようにしている。もう一回言います。本田だけじゃないです」
Q:今回のガーナ戦に向けて、アフリカのチームの印象と戦うに当たっての留意点は?
「アフリカの典型的なチーム。1人1人のフィジカルが強いし、体つきもある。エシアンともう1人のウディネーゼでやっている選手(クアドゥモ・アサモア)なんかすごく体がいい。日本のチームはそういう相手が得意じゃないといわれているが、余裕を与えると力を発揮されてしまう。守備では余裕を与えないようにしたい。攻撃も個々の能力が優れているので、中盤での1対1をできるだけ避けて、ゴール前へできるだけ早く出て行くことを考えていきたい」
Q:オランダ戦の後、90分間続けることが大事だと言っていたが、そのための修正点はあるのか?
「会見の時も少し話をしたが、サッカーはいろんなストーリーができるものだ。あの失点シーンでボール際で止めていたら持ったかもしれないし、先に点を取ったらもっと持ったかもしれない。いろんな可能性を考えて、いろんな角度からトライしないといけない。いろんな方向から目標に向かってチャレンジしている、体力1つのことだけじゃない。明日も少しやり方が代わるかもしれないが、同じポリシーを持ってやりたい」
Q:欧州でまとまった合宿と試合をすることで、どんな成果があったか?
「正直、この時期にオランダというファーストランクのチームとアウェイでできたこと対し、日本サッカー協会には本当に感謝しないといけない。日本の場合、ホームでやらないとお金にならない。アウェイでやっても、なかなかお金をいただけないチームなのだが、それをあえてやっていただいた。そのおかげで我々には、ハッキリ見えることもあった。これによって、次にファーストランクの国と当たる時にメンタル面でかなり変わると思う。それに、かなり手ごたえを感じている選手もいる。ロッベンに内田はほとんど攻められなかった。いつもテレビで見ていて最初は怖がっていたし、5メートルくらい離していた。それでもベンチから『もっとロッベンに行ってみろ』と指示し、行ってみたら意外と止められた。こういう経験がすごく大きなことだ。結果的には0−3というスコアだったが、1点取られた時にどうして2点目、3点目を簡単にやられるのか。これも大きな問題だが、それをクローズアップできたし、ハッキリ手ごたえをつかめた部分もあった。これがワールドカップ予選の直前だとなかなか難しいが、この時期だと、選手たちも自分でテーマを持って、これから自分のチームに戻ってチャレンジしてくれる。本当に有難いことだと思っている」
Q:明日は選手もフォーメーションも変わるというが、人の配置やオプションを持ちたいという考えはあるか?
「ここまでワールドカップ予選という公式戦をメインで戦ってきたので、メンバーをある程度固定していた。そのせいもあって、いつも出ているメンバーが揃うとそこそこいくが、1人2人欠けると、かなり開きが出てきたという反省が私の中にはある。そういう意味で、底上げも当然したい。しかしワールドカップ本大会に向けて、限られた時間の中で、もっとこのチームも伸ばしたい。そういうジレンマの中で、明日のメンバーを決めていきたい」
Q:昨日の練習の後、選手が「ゴール前の迫力が必要だ」と話し合っていた。そうした選手たちの話し合いの中に監督は参加したのか? 監督が考える「迫力」とは具体的にどんなものか?
「選手で話し合ったのは、ちょっと僕は知らなかった。ただオランダ戦翌日のミーティングで、今、一番大事なのはフットボールの原点だと。攻撃で点を取るために攻めるんだと。コンセプトとしてシンプルにボールを回す、パスしてサポートするというのがあるが、それはあくまで手段。パスしてサポートに行って満足していたら話にならない。僕が言ったのは、ゴールを取る『迫力』というのは『ゴールを取りたいか』ということ。ゴールを取るためには、何をせねばならないのかということ。そう考えれば、自ずからゴール前に入っていくだろうし、ボールをよこせという動きをする。サッカー選手としてまず大事な『ゴールを取りたい』という気持ち、『ゴールを取るんだ』という強い気持ちを持って、攻撃に行かないといけない。手段が目的になっていては、よくないという話をしてビデオを見せた。その後、そういう話し合いをしていたんだ思う」
以上
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■10月には国内で日本代表戦が3試合開催されます!
10月8日(木)19:20(予定)AFCアジアカップ2011 予選 vs香港@アウスタ
10月10日(土)19:20(予定)キリンチャレンジカップ2009 vsスコットランド@日産ス
10月14日(水)19:30(予定)キリンチャレンジカップ2009 vsトーゴ@宮城ス
★チケット情報を今すぐチェック!
http://ticket.jfa.or.jp/top.html
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